女子の身長を伸ばす方法!小学生・中学生・高校生必見!生活習慣と治療について | 医療法人社団 東整会 東京神田整形外科クリニック
「女子でも身長は伸びるの?」「今からできる方法はある?もう遅いのでは?」と不安に感じている方も多いかもしれません。
女子の身長は遺伝だけで決まるわけではなく、成長の仕組みを理解し、生活習慣や必要に応じた治療を選ぶことで伸びる可能性はあります。
この記事では、[女子の身長が伸びる仕組みや年齢別の特徴、生活習慣のポイントから小児身長治療までをわかりやすく解説します。
女子の身長はどう伸びる?身長が伸びる仕組みと遺伝との関係性

女子の身長を考えるうえで重要なのは、「いつ・なぜ・どのように」伸びるのかを正しく理解することです。
成長の仕組みや遺伝との関係性を知ることで、今の状態で何が期待でき、何に注意すべきかが整理できます。
ここでは、女子の身長が伸びる基本的なメカニズムをわかりやすく解説します。
身長が伸びる仕組み
女子の身長が伸びる背景には、骨の成長と成長ホルモンの働きが深く関係しています。
骨には「骨端線」と呼ばれる成長のための軟骨部分があり、ここが活発に伸びることで身長は高くなっていきます。
成長期には成長ホルモンが多く分泌され、このホルモンの作用によって骨端線の細胞分裂が促されるため、身長の伸びが起こります。
女子の場合、思春期の始まりが男子よりも早い傾向があります。
そのため、身長が大きく伸びる「成長スパート」も比較的早い時期に訪れやすい点が特徴です。
小学校高学年から中学生にかけて急に身長が伸びる子が多いのは、この時期に成長ホルモンの分泌が活発になるためです。
また、女子では初潮の前後で身長の伸び方が変化することが知られています。
初潮の前には身長が伸びやすい時期があり、初潮後は徐々に伸びのスピードが落ち着いていく傾向があります。
ただし、初潮が来たからといって、すぐに身長が止まるわけではありません。骨端線が残っている間は、ゆるやかでも成長が続く可能性があります。
このように、身長の伸び方には一定の仕組みがありますが、成長のタイミングや伸びる量には個人差があります。
同じ年齢でも成長の進み方は異なるため、年齢だけで判断せず、体の状態を丁寧に見ていくことが大切です。
参照:文部科学省「成長スパートってなに?」
身長は遺伝で決まるのか?
女子の身長を考えるとき、「親の身長が低いから伸びないのでは」と不安に感じる方は少なくありません。
たしかに、身長には遺伝的な要因が関わっています。
両親の身長は、将来どのくらいまで伸びやすいかという目安や体質的な傾向に影響する可能性があります。
ただし、身長は遺伝だけで最終的に決まるものではありません。
成長期にどのような生活を送るかによって、伸び方は大きく変わります。
栄養のとり方や睡眠の質、体の使い方などが整っていると、成長ホルモンが働きやすくなり、身長が伸びる環境が保たれます。
また、女子では成長スパートが訪れる時期にも個人差があります。
同じ年齢でも、すでに成長のピークを迎えている子もいれば、これから伸びやすい時期に入る子もいます。
そのため、今の身長だけを見て「もう無理」と判断するのは早い場合もあります。
このように、遺伝は身長に影響する要素の一つではありますが、それだけですべてが決まるわけではありません。
成長のタイミングや生活習慣を正しく整えることで、身長が伸びる可能性を引き出すことは十分に考えられます。
成長に関しては、こちらのYouTubeで詳しく解説しましたので合わせてご確認ください。
女子の平均身長と伸び方の特徴【小学生・中学生・高校生】

女子の身長の伸び方を正しく理解するためには、年齢ごとの平均身長や成長の傾向を知ることが大切です。
同じ女子でも、小学生・中学生・高校生では伸び方の特徴が異なります。
ここでは、成長段階ごとの平均身長と、女子特有の伸び方のポイントを整理します。
女子の平均身長【小学生・中学生・高校生】
女子の身長がどのように伸びていくのかを把握するためには、年齢ごとの平均身長を知ることが参考になります。
平均値を見ることで、今の身長がどの位置にあるのか、またどの時期に伸びやすい傾向があるのかを客観的に整理できます。
まずは、小学生から高校生までの平均身長を表で確認してみましょう。
小学生(6歳〜11歳)の平均身長
|
年齢 |
学年 |
男子 |
女子 |
|
6歳 |
小学1年生 |
116.7 cm |
115.8 cm |
|
7歳 |
小学2年生 |
122.6 cm |
121.8 cm |
|
8歳 |
小学3年生 |
128.5 cm |
127.7 cm |
|
9歳 |
小学4年生 |
134.0 cm |
134.1 cm |
|
10歳 |
小学5年生 |
139.7 cm |
141.1 cm |
|
11歳 |
小学6年生 |
146.0 cm |
147.8 cm |
小学生の時期は、学年が上がるごとに安定して身長が伸びていきます。
特に女子は、小学4年生から6年生にかけて、男子よりも平均身長が高くなる傾向が見られます。
中学生(12歳〜14歳)の平均身長
|
年齢 |
学年 |
男子 |
女子 |
|
12歳 |
中学1年生 |
154.0 cm |
152.3 cm |
|
13歳 |
中学2年生 |
161.1 cm |
155.0 cm |
|
14歳 |
中学3年生 |
166.1 cm |
156.4 cm |
中学生になると、女子は中学1年生前後で成長のピークを迎えるケースが多くなります。
そのため、中学2年生以降は伸び幅が少しずつ落ち着いてくる傾向があります。
一方で、男子はこの時期に大きく伸び始めるため、平均身長の差が開いていきます。
高校生(15歳〜17歳)の平均身長
|
年齢 |
学年 |
男子 |
女子 |
|
15歳 |
高校1年生 |
168.6 cm |
157.1 cm |
|
16歳 |
高校2年生 |
169.9 cm |
157.7 cm |
|
17歳 |
高校3年生 |
170.8 cm |
158.0 cm |
高校生では、女子の平均身長は大きな変化が少なくなります。
ただし、平均値はあくまで目安であり、実際には高校生以降もゆるやかに身長が伸びる方もいます。
平均と比べて低い、あるいは高いからといって、すぐに判断する必要はありません。
このように、年齢ごとの平均身長を把握することで、成長の流れを冷静に見つめることができます。
参照:厚生労働省「学校保健統計調査」
女子の伸び方の特徴
女子の身長の伸び方には、成長段階ごとに一定の特徴があります。
男子と比べると、成長スパートが早く訪れやすいため、年齢だけで判断すると不安を感じやすい点もあります。
ここでは、小学生・中学生・高校生の段階に分けて、女子の身長の伸び方を整理します。
まず小学生の時期です。
女子は小学校高学年頃から、身長が少しずつ伸びやすくなる傾向があります。
この時期は、成長スパートの前段階にあたることが多く、見た目にはまだ大きな変化がない場合もあります。
ただし、早く伸び始める子もいれば、まだ変化が目立たない子もおり、個人差が非常に大きい時期です。
そのため、周囲と比べて差を感じやすく、不安につながりやすい時期ともいえます。
次に中学生の時期です。
中学生になると、思春期に入り、女子の身長が最も伸びやすい時期を迎えます。
この時期に成長スパートが起こり、短期間で身長が大きく伸びるケースも少なくありません。
一方で、生理の前後を境に身長の伸び方が変化し、成長の勢いが落ち着いてくる子もいます。
同じ中学生でも、まだ伸びやすい段階にいる子と、成長が緩やかになり始めている子が混在するのが特徴です。
高校生になると、成長スパートは終了に近づき、身長の伸びは全体的に緩やかになります。
この時期に大きく伸びるケースは多くありませんが、骨の成長が完全に落ち着くまでは、数cm程度身長が伸びることもあります。
そのため、高校生だからといって、必ずしも身長が止まっているとは限りません。
このように、女子の身長の伸び方は年齢ごとに傾向がありますが、その進み方には個人差があります。
今どの段階にあるのかを正しく理解することが、身長について考える第一歩になります。
参照:文部科学省「成長スパートってなに?」
女子が身長を伸ばすためにできる生活習慣のポイント

女子の身長を伸ばすためには、成長の仕組みを知るだけでなく、日々の生活習慣を整えることが重要です。
特別なことをしなくても、毎日の食事や睡眠、体の動かし方を見直すことで、身長が伸びやすい環境をつくることはできます。
ここでは、女子が意識しておきたい生活習慣のポイントを紹介します。
栄養バランスの取れた食事をとる
身長を伸ばすためには、成長ホルモンがしっかり働き、骨がつくられやすい体の状態を整えることが大切です。
その土台になるのが、毎日の食事です。
特定の栄養素だけを多くとっても身長が伸びるわけではなく、複数の栄養がそろうことで、はじめて成長につながります。
まず、身長の成長に関わる主な栄養素と役割を整理します。
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栄養素 |
主な働き |
身長への関係 |
|
たんぱく質 |
筋肉や骨、ホルモンの材料になる |
骨や体そのものをつくる基礎となる |
|
カルシウム |
骨の主成分 |
骨を丈夫にし、成長を支える |
|
ビタミンD |
カルシウムの吸収を助ける |
骨にカルシウムを定着させる |
|
亜鉛 |
細胞分裂や成長を助ける |
成長ホルモンの働きを支える |
|
炭水化物 |
エネルギー源 |
成長に必要な活動エネルギーを確保する |
これらの栄養素は、それぞれ単独で働くものではありません。
たとえば、カルシウムを十分にとっていても、ビタミンDが不足していると体に吸収されにくくなります。
また、たんぱく質が不足すると、骨をつくる材料そのものが足りなくなってしまいます。
そのため、「これを食べれば身長が伸びる」といった考え方ではなく、毎日の食事全体でバランスを整えることが重要です。
主食・主菜・副菜をそろえ、食事量が極端に少なくならないように意識することで、成長に必要な栄養が自然と入りやすくなります。
成長期は体の中で骨が活発につくられる時期です。
この時期に栄養が不足すると、身長が伸びるチャンスを十分に生かせない可能性があります。
特別な食品や極端な食事制限に頼るのではなく、日々の食事を安定させることが、身長を伸ばすための基本といえます。
睡眠時間を確保する
身長を伸ばすために大切なのは、睡眠時間の長さよりも眠り始めの質です。
特に、寝てから最初の90分間は、成長ホルモンが多く分泌されやすい重要な時間とされています。
この時間に深く眠れるかどうかが、身長の伸びに関わります。
最初の90分を深い眠りにするためには、寝る前の過ごし方が重要です。
寝る直前までスマホやテレビを見ると、眠りが浅くなりやすくなります。
そのため、就寝1時間前からは画面を見る時間を控え、静かに過ごすことが望ましいでしょう。
また、湯船に浸かる習慣を持つことで、入眠がスムーズになります。
夜更かしが続くと、生活リズムが乱れ、成長ホルモンが十分に働きにくくなります。
結果として、身長が伸びる期間が短くなる可能性もあります。
できるだけ毎日同じ時間に寝る習慣をつくることが大切です。
年齢ごとの目安となる睡眠時間は、次のとおりです。
- 0〜3ヶ月:14〜17時間
- 4〜11ヶ月:12〜15時間
- 1〜2歳:11〜14時間
- 3〜5歳:10〜13時間
- 6〜13歳:9〜11時間
- 14〜17歳:8〜10時間
- 18〜25歳:7〜9時間
身長を伸ばすための睡眠とは、毎日同じリズムで、最初の90分を深く眠れる環境を整えることです。
この積み重ねが、成長しやすい体づくりにつながります。
参照:The Journal of Clinical Investigation
参照:京田辺市「睡眠とスマートフォンの関係」
適度な運動を取り入れる
身長を伸ばすための運動は、成長ホルモンの分泌を促し、骨に適切な刺激を与えることが目的です。
激しい運動を行う必要はなく、日常の中で続けやすい内容が重要です。
走る、跳ぶ、ボールを追いかけるといった全身を使う動きは、身長の成長を支えやすい運動です。
縄跳びやバスケットボール、バレーボールなど、ジャンプを含む運動は骨に刺激が入りやすくなります。
特別なスポーツでなくても、外で体を動かすだけでも意味があります。
運動時間の目安は、平日で30〜60分程度です。
疲れが強く残らない範囲で、継続することが大切です。
自分の体重を使った運動や軽いストレッチは、体の成長を支える動きとして取り入れやすいでしょう。
一方で、運動のやりすぎは逆効果になる場合があります。
体に強い負担をかけず、食事や睡眠とのバランスを意識しながら、無理のない運動習慣を続けることが、身長を伸ばすためのポイントです。
参照:Journal of Applied Physiology
小児身長治療を検討する
生活習慣を整えても、「将来もっと身長を伸ばしたい」「競技レベルを考えると、できることはすべて検討したい」と考える場合には、小児身長治療という選択肢があります。
特に、プロを目指しているお子さんや、成長の伸びが気になる場合には、専門的な視点で体の状態を確認することが重要です。
東京神田整形外科クリニックでは、病気ではないことを理由に他院で対応が難しかったケースでも、成長の可能性を丁寧に確認したうえで、身長先生式成長ホルモン治療®︎を含めた提案を行っています。
単に身長を伸ばすことだけを目的とするのではなく、成長のタイミングや体の状態に合わせて進める点が特徴です。
身長先生式成長ホルモン治療®︎で行う主な内容は、次のとおりです。
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内容 |
目的 |
|
成長の検査 |
今の成長段階や伸び方を把握する |
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将来身長の予測 |
現状から最終身長の目安を考える |
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成長ホルモンの活用 |
成長の可能性を引き出す環境を整える |
|
生活習慣の調整 |
治療効果を支える土台をつくる |
まずは、身長先生の身長診断®︎を通じて、現在の伸び方や将来の身長を予測することが大切です。
数値やデータをもとに現状を整理することで、本当に治療が必要なのか、生活習慣の見直しで十分なのかが見えてきます。
いきなり治療を始めるのではなく、現状を正しく知ることが第一歩になります。
まずは、LINEから身長先生の成長シート®︎をダウンロードし、現状の身長の伸び方から将来の身長を予測してみてください。
女子の身長を伸ばす方法を身長先生がアドバイス!

身長について調べていく中で、「自分の場合はどうなのか」「本当にまだ伸びる可能性はあるのか」と感じる方も多いでしょう。
身長の伸び方には個人差があり、年齢や成長段階によって考え方も変わります。
ここでは、身長先生®︎が実際によく寄せられる質問をもとに、女子の身長を伸ばすための考え方をわかりやすく解説します。
Q1.小6の女の子は将来 165㎝にいけるのか?
現在小学校6年生で154cmです。
小5から生理が始まり、そこからあまり伸びていません。
将来165cmにいけますか?
現在11歳7ヶ月で154cm
9歳7ヶ月で140cm
10歳7ヶ月で149cm
A.
女性で小学校6年生でモデルをしている方ですね。
現在154cmで小5から生理が始まり、そこからあまり伸びていらっしゃらないということです。
目標165cmということで結構高いですけども、いつもの成長シートで見ていきたいと思います。
成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。
簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。
表1

この子の場合ですと現在は11歳と7ヶ月なので、ほとんど11歳6ヶ月のペースですね。
154cmなので、こうして見るとやはり高いです。
表2

データだけを見てみると、164.3cmのペースになります。
つまりは、今もし仮に日本人の非常に平均的な身長伸びをされていらっしゃると予測するならば、現在の予測は164.3cmということになりますね。
これに対して過去の成長の記録を表に当てはめてみて、一緒に考えていきたいと思います。
表3

次が、9歳7ヶ月の140cmで見てみると、これも大体似たようなデータになっています。
先ほどと同じ列に入っていますので、ここの時点ですと163cmぐらいという表現ができます。
もう一個別に、10歳7ヶ月のデータがありますね。
表4

149cmということで見てみると、10歳7ヶ月で1回上がって、11歳7ヶ月で1回落ち着いてきているようなことが可能性としてあると考えられます。
ここの質問の内容としてはいわゆる生理、思春期症状が出てきてしまってというお話が書いてあります。
表5

たしかにデータを見させていただいても、7歳6ヶ月から9歳6ヶ月にかけて推移していて10歳6ヶ月でグッと上がってくると、いわゆる思春期が早く進んでいるということがそこからわかります。
男女の思春期症状の違いについてまとめた記事はこちらです。
お父さんとお母さんの身長が、173cmと159.7cmということです。
(父の身長+母の身長−13)÷2=女の子の遺伝身長なので、159.5cmがこの子の遺伝的に持っている身長になってきます。
データ上は遺伝的には17歳6ヶ月で159.3cmに向かってくるのですが、成長がある程度早くきた可能性があります。
女性の場合に関して言うと、いわゆる思春期症状が出てから最終身長を迎えるまでのスピード感というのが男性よりも明らかに早くなってきます。
たしかに11歳6ヶ月の身長から伸び率が低い方に向かいがちなのは否めないと推測されます。
表6のように、左に推移していく可能性が高いです。
表6

ただそれだけではないと思います。
今回165cmを目指すということですが、165cmの場合ですと今のラインの中では10歳6ヶ月の時に叩き出した150.3cmのラインであれば165cmのペースです。
このラインにどうやればもう1回持っていけるかというところがポイントになってきます。
Q2.女子でも身長を伸ばす方法を教えてください
中学3年生15歳1ヶ月の女子です。
12歳7ヶ月 155.0cm
13歳7ヶ月 157.6cm
14歳5ヶ月 159.7cm
15歳1ヶ月 162.0cm
あと何cm伸びるでしょうか?
教えて下さい。
ちなみに目標は166cm以上伸びれば嬉しいです。
女子でも伸ばせる方法を教えて下さい!
A.
女子と男子で伸ばす方法は違うのかという質問について答えていきます。
結論から言うと女子も男子もやるべきことは同じです。
睡眠・食事・運動の3点をしっかり押さえていくということになります。
この3つについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ただし、女子の方が男子より最終身長を迎えるのが早いです。
男子の場合は18歳で完成です。
女子の場合だと、この表であれば17歳6ヶ月と書いてあります。
表7

何か努力をして身長が伸びる時期というのは男子よりもさらに早く、14歳くらいの時点で最終身長のほとんどが決まります。
どうしてこのようなことが起きるかというと、女性ホルモンであるエストロゲンが骨端線を閉じる作用が非常に強いためです。
女性の場合、思春期症状が出てくると、一気に骨端線が閉じてなかなか身長が伸びにくくなるというのが特徴の1つになります。
お伝えできることがあるとすると、女性の方が男性よりも早く身長に対して関心を持って改善していくことが大事になると思います。
Q3.「骨端線が閉じている」と言われました あと2cm伸ばしたいです
14歳の娘のことで質問です。
13歳の時に手のレントゲンを撮ったら「骨年齢は15歳で骨端線は閉じている」と言われました。
そこから1.5cm伸びて163.5cmです。
あと2cmどうしても伸ばしたい場合、姿勢を正すために整体やカイロは有効ですか?(一時的なものではなく)
身長関係のサプリはこの時点でも関係ないでしょうか?
A.
たしかに女の子の場合だと15歳くらいでほとんど骨端線が閉じるような状況になります。
一般的に女の子の場合だと、15歳から平均的な身長の伸びは約1cm程度になっています。
つまり今回1.5cmほど伸びているということは、悪くないかなと思えますし、「やっぱりそんなものかな」という気もします。
そこであと2cm伸ばしたいということですが、今の時点ですと骨年齢・骨成熟がかなり進んでいる印象もあります。
この1年間で1.5cmくらい伸びていることを考えると、一般的な女子の平均では、
1年後:0.75cm
2年後:0.375cm
くらい伸びます。
なので、2cm伸ばすのも不可能ではないと思います。
骨端線について詳しく解説した記事はこちらです。
Q4.整体やカイロは身長を伸ばすのに有効ですか?
あと2cmどうしても伸ばしたい場合、姿勢を正すために整体やカイロは有効ですか?(一時的なものではなく)
A.
一時的にではなく、永続的に伸びるものなのかどうかということですね。
すごく大事な理解というか、ちょっと理解が難しいかもしれないです。
元々永続的に姿勢が悪い人は、姿勢を治すと永続的に身長が高くなる。
一時的に姿勢が悪い人の姿勢を治した時に姿勢が良くなって身長が伸びるのは、一時的に姿勢が良くなるという表現になってきます。
ちょっと難しいかなと思うのですが、永続的に姿勢が悪いタイプなら姿勢を矯正することで身長は伸びると考えられます。
あくまでも計測的な身長の身長が伸びるというふうに考えるのが一般的だと思います。
ただし姿勢矯正をして悪いことがあるかといえば悪いことはないので、チャレンジする機会があればやってみていただいてもいいんじゃないでしょうか。
当院でも身長が伸びるストレッチを理学療法士監修で紹介しています。
3分で身長を伸ばす方法!即効で背が伸びるストレッチ3選を紹介!
Q5.身長関係のサプリは骨端線が閉じてからでも有効ですか?
14歳の娘のことで質問です。
13歳の時に手のレントゲンを撮ったら「骨年齢は15歳で骨端線は閉じている」と言われました。
そこから1.5cm伸びて163.5cmです。
身長関係のサプリはこの時点でも関係ないでしょうか?
A.
まだ昨年1.5cm伸びているのであれば、身長関係のサプリはチャレンジしてもいいと思います。
もちろんそれに対して過剰な期待をしたりだとかは良くないと思います。
Q6.脊柱側湾症で伸びにくいということですか?
娘は今中学1年生で13歳5ヶ月です。
小学校6年生の時に152.3cm、現在153cmで7mmしか伸びていません。
早熟タイプで5年生の時に初潮がきました。
私も娘も諦めかけています。
先日学校の内科検診で「軽度脊柱側弯症」と診断されました。
要経過観察でしたが、姿勢が悪いのだと思います。
このせいで伸びにくいということですか?
姿勢を正したり伸びをしたら、少しでも伸びる可能性はありますか?
A.
脊柱側湾症に関していうと、体育病院に勤めていた時に私が直接主治医として執刀したことはないですけど、側湾症の専門の先生とかと一緒に手術に入らせていただいたことはあります。
脊柱側湾症の手術をすると、大体みんな身長が伸びるんですね。
大体3〜4cmくらい伸びます。
側湾症を改善すると身長が伸びますし、側湾症が進行しないように注意していくことが大事だと思います。
具体的にいうと鋼製コルセットという硬いコルセットを作ったりして経過を見るのも、究極まで身長を伸ばしてあげるということであれば検討してもいいですね。
ただ毎日コルセットをするのは大変です。
Q7.17歳の女の子です まだ身長は伸びますか?
17歳の女の子はまだ身長は伸びますか?
A.
私の手元にあるデータですと、17歳0ヶ月から最終身長まで約0.2cm程度伸びます。
Q8.151cm 初潮12歳3ヶ月 身長を伸ばすことは無理でしょうか?
昔から子供の食欲がすごく増して、体重が増えた時は身長が伸びるタイミングだと言われていますが、娘(12歳8ヶ月)はバレエを習っていて体系的にあまり太らせることができません。
そしてレッスンが終わって帰宅すると、22時を過ぎてしまう日も週に3日あるため、睡眠も理想通り取れていません。
現在娘は身長151cm体重42kgです。
初潮は12歳3ヶ月の時に来ました。
父165cm,母158cm
予測身長は155cmですが、このような環境下では身長を伸ばすことは無理でしょうか。
A.
成長シートを使って検討していきましょう。
まずは成長シートをみてみると12歳8ヶ月で151cmになりますので、単純に日本人の平均的に身長が伸びていけば、156.2cm〜156.8cnのペースにいらっしゃることがわかります。
表8

それに対して、遺伝身長を私の方でもう一回計算してみましょう。
(父165cm+母158cm−13)÷2=155cm
ということになるので、そういった意味だと極めて遺伝身長に近い身長で現在推移しているということがわかります。
それに対して初潮が12歳3ヶ月ということですね。
初潮だけで早熟傾向が強いのか晩熟傾向が強いのかというのを判断するのは比較的難しいのですが、一つの基準値を発表させていただきます。
初潮が、
- 11歳0ヶ月未満:相当早熟傾向
- 14歳0ヶ月以上:かなり晩熟傾向
というふうになってきます。
つまり、12歳3ヶ月で初潮というのは極めて平均的だと思います。
そういった意味からも日本人の平均的に身長が伸びるという風に推定されたら156.2cm〜156.8cmというのが妥当な数字なのかなという気がします。
ただ、睡眠を少し取りにくい状況が身長を伸ばすのを大きく妨げるのかというところですが、決して無理ではないと思います。
ただし睡眠時間を改善したり、運動をすごくやる人は栄養欠乏になっているケースもありますので、改善することが望ましいと思われます。
改善することによって、少し身長をプラスアルファで伸ばすことが可能になるかもしれません。
Q9.5歳で身長が決まる? 両親の身長:低 子どもの身長:高のパターンは?
いつも拝見させていただいております。
私が低身長のため子供たちに大きくなってほしいなと思っている二児の母です。
私は150cm、主人が168cmなので予測身長は高くないです・・・
現在5歳3ヶ月の娘が110cmですが、5歳で身長が決まるというのが気になります。
低身長夫婦で子供たちが背が高い方だというケースが周りにあまりいないので、この先の伸び率が気になります。
あと睡眠と運動に気を遣ってはいます。
生まれた時は50cm,2712gでした。
2年前東京住みでしたので、お近くでしたら先生のクリニックに行きたいです!
極論から申し上げますと、両親が小柄なのに身長が割と高めの子供の最終身長が気にになります。
そういったケースのデータをまたお話ししていただけたら嬉しいです!
A.
この方も少しデータを見てみましょう。
成長データを見てみると、5歳3ヶ月で110cmということで、表に当てはめてみると、平均的な身長の伸び率で言うと159.9cm〜160.6cmのペースになります。
遺伝身長が152.5cmということを考えると、「だいぶ高い」です。
この方が将来どのような身長の経緯を辿っていくかというところになります。
1つ疑問に思ったのが、「5歳で身長が決まる」とお書きいただきましたが、それは多分何かを誤認されていらっしゃるのだと思います。
5歳で身長が決まるということはまずあり得ないです。
私がお伝えしたいのは、5歳で身長を1回予測することができるということです。
予測することと身長が決まっているということは全く別の話になります。
この方がどういうふうに身長が伸びていくかというと、今のこのお話のデータだけでいくと、この方の最終身長予測は160cm前後でしょう。
ただしどちらかというと、160cmを遺伝身長から下回る可能性が高いでしょう。
それくらいのコメントしかできないわけになります。
ただ両親の身長が低いのに子供の身長が高いパターンはどうなるかですね。
ここは一般論というかよくあるあるパターンで言うと、成長シートで言うと高いところからだんだん左側に単純にシフトしていく。
普通は盛り返すのですが、盛り返さずに単純に下落していくタイプ。
そういったタイプはよく見ます。
表9

5歳→5歳6ヶ月→5歳9ヶ月というふうに身長を計測していって、成長シートをどんどん左にシフトしていくような傾向が見られれば、最終的には大体遺伝身長に集約することが多いように思います。
ただしそうではなくて単純に5歳〜9歳くらいまでいわゆる思春期が始まるくらいまでずっと真下に降りてくるタイプの子だと、その子は単純にお父さん・お母さんと比べて最終的には非常に高い身長になることが多いです。
ここから約3年間くらいしっかりと成長シートをつけていただいて、経過を見ていただくと良いと思います。
もちろんクリニックに来ていただくと、より一層正確なことがお伝えできると思います。
Q10.身長のピークは? 何歳何ヶ月頃?
10歳2ヶ月の女子、血液検査の内容です。
新ALP368、ソマトメジンC203、エストラジオール10以下、黄体形成ホルモンLH1.8半年前0.1 骨年齢9.3歳。
彼女の身長のピークはこの数値から予測できますでしょうか?
何歳何ヶ月ごろかご教授願います。
よろしくお願いします。
A.
まず「一般論」から説明していきたいと思います。
女の子の場合ですと、一般的な身長の伸びは11歳頃というふうに言われています。
お胸が膨らんでくるのが大体9歳とか、それくらいの時期から膨らんできて、そして11歳頃にピークを迎えるというようなスパンになっていきます。
それに対して男性の方は身長の伸びのピークは一応13歳くらいというふうに言われていますので、そこから「2年くらい女性の方が早い」ということになります。
ではそれに対してこのお子さん自身がどうなのかを見ていきましょう。
今回に関して言うと、乳房の膨らみだったりといった情報はありません。
それに対して採血の結果があるという形になります。
ALP(アルカリフォスファターゼ)は骨の代謝を反映するので、理論上だとこの数値がピーク値を迎えた時には身長のピークとほとんど一致します。
このお子さんに関して言うとALP値が368ということで、非常に高い値になっているわけです。
ただこの368が、ピークが大体450〜500くらいですが、そのピークを迎える前なのか迎えた後なのかというところがすごく難しい判断になってくるわけです。
今回に関して言うとエストラジオール(女性ホルモンの値)が10以下ということで、現状としては「まだ思春期を迎えていない」という判断になるのかなと思います。
女性の場合ですとみなさんご存知の通り波を打って出てくるので、これだけで「絶対に来ていないよ」というふうにお伝えすることはなかなか難しいです。
それに対して骨年齢は9.3ということで晩熟を想起させますので、このお子さんに関しては「おそらくまだなんでしょう」と思います。
黄体形成ホルモンLHの方が記載してありますが、これはFSHの方も両方見たいです。
LHだけでだと判断が難しいですが、少なくとも0.1から1.8まで上がっているところを見ても、すごく遠い将来に思春期が来るというよりは、かなり近い将来に来るというような表現もしくは採血のタイミングによっては「もう来ていますよ」という表現になってくるかもしれません。
あとは他の情報、胸が膨らんできたのかどうかなども総合的に判断していくと、より一層正確なことがお伝えできる内容だと思います。
お子さんに関して間違ったことを言ってしまうとまずいので、「これだけではちょっとわかりにくいですね」といった表現で、「そんなに遠くない時にピークがくるんじゃないでしょうか?」くらいの答えになってしまいます。
Q11.夜に運動をすると身長に影響がある?
身長先生いつも参考にさせていただいています。
ありがとうございます。
身長先生に質問です。
夜に運動するのは身長に影響はありますか?
A.
まず運動することは基本的にはいいと思います。
ただそれを「夜にやるべきか?」というふうに言われれば、日中にやった方がより一層いいでしょう。
それに対しては「夜はやっちゃダメか?」という質問を受ければ、別にやっちゃいけないこととも言わないです。
ただし私も色々とカウンセリングをさせていただいていると、スポーツクラブ、しかも強いスポーツクラブになればなるほど、いわゆるプロを目指しているお子さんになればなるほど、すごく夜に練習する傾向が多いですよね。
21時とか22時まで練習があって、そこから家に帰ってきたら23時とか、そういったお子さんも結構よく見かけます。
「そういったのがいいか?」と言われると、「もうちょっと適切ないい時間にやれるといいんじゃないかな」としばしば思ったりもします。
ただ、そういった環境のお子さんが多いのも知っております。
Q12.身長を伸ばすのに炭水化物は必要ですか?
身長を伸ばすのに炭水化物は必要ですか?
A.
ズバリ、必要です!
炭水化物も当然必要だと思います。
炭水化物というのは糖質の塊なので、少しネガティブイメージがある方も多いかもしれないですが、エネルギーになっていきますのでぜひ摂取していただくといいと思います。
ただし何が問題点かというと、体重が増えすぎると問題点になります。
体重をコントロールしながら炭水化物を摂取していただくといいのではないでしょうか。
あとは過去の論文でお伝えしていますが、タンパク質と炭水化物の比率が大事です。
主食一皿に対しておかずは二皿程度タンパク質を含むものを食べた方がいいと言われていますので、主食の比率は下がった方がいいです。
ただしタンパク質は必要ですので、そこをご注意ください。
まとめ
女子の身長は、遺伝だけで決まるものではありません。
骨の成長の仕組みや成長スパートの時期を正しく理解し、栄養・睡眠・運動といった生活習慣を整えることで、身長が伸びやすい環境をつくることは可能です。
特に女子は成長のタイミングが早いため、早い段階から身長に目を向けて行動することが重要になります。
また、平均身長や年齢ごとの伸び方はあくまで目安であり、実際の成長には大きな個人差があります。
「もう遅い」と自己判断するのではなく、今の成長状態を正確に把握することが大切です。
生活習慣の見直しだけでは不安が残る場合や、将来もっと身長を伸ばしたいと考える場合には、身長先生®︎による専門的なサポートも選択肢の一つです。
東京神田整形外科クリニックでは、まず身長先生の身長診断®︎で現状の伸び方を整理し、将来の身長を予測したうえで、一人ひとりに合った方針を検討します。
身長について悩んでいる方は、今できることを知り、正しい順序で取り組むことが大切です。
気になる場合は、まず身長先生®︎への相談から始めてみてください。
監修者

院長 (全日出勤)
田邊 雄 (たなべ ゆう)
経歴
2011年 金沢医科大学卒業
2018年 日本整形外科学会認定整形外科専門医取得
2018年 順天堂大学博士号取得
2020年 東京神田整形外科クリニック開業

再生医療リードドクター (毎週月曜日、第1・3・5土曜日勤務)
横田 直正 (よこた なおまさ)
経歴
平成11年3月 国立浜松医科大学医学部卒業
平成11年4月~平成18年12月 東京大学医学部整形外科在籍
平成11年5月~平成11年12月 東京大学医学部付属病院整形外科
平成12年1月~平成12年6月 東京逓信病院麻酔科
平成12年7月~平成13年6月 三楽病院整形外科
平成13年7月~平成14年12月 都立広尾病院整形外科
平成15年1月~平成16年6月 東芝林間病院整形外科
平成16年7月~平成17年9月 多摩北部医療センター整形外科
平成17年10月~平成18年9月 都立墨東病院リウマチ膠原病科
平成18年10月~平成19年12月 東京逓信病院整形外科
平成19年7月~平成27年2月 太秦病院整形外科リウマチ科
平成27年3月~平成29年3月 富士見病院整形外科
平成28年6月~平成29年3月 東京ひざ関節症クリニック銀座(院長)
平成29年4月~令和3年4月 東京ひざ関節症クリニック新宿(院長)
令和3年5月~ 総合クリニックドクターランド、新山手病院など


