成長ホルモン治療は眠くなるからやらない方がいい?【徹底解説】
皆さん、こんにちは。
今回は、成長ホルモン治療と眠気についてお話しします。
身長先生が、成長ホルモンの効果とその副作用である眠気について詳しく解説していきます。
ではさっそく行ってみましょう。
【目次】
成長ホルモンと睡眠について
身長先生
本日は、成長ホルモン治療をやると眠くなるのかという点について説明させてください。
ズバリ、ある程度眠くなると思っていただいて構いません。
例えば私が今まで見てきている中で、印象に残っているのが、中学受験に対して成長ホルモンを打つと眠くなってしまうため、勉強に支障が出ると考えて、小学校の時に治療をやめて、中学受験が終わってから再開する方が何人かいらっしゃいました。
中学受験と成長ホルモン治療
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本当のことを言うと、それを理由に治療をやめてほしくないんですよね。
なぜなら、その間に思春期が始まってしまうと困るからです。
思春期が始まると、最終的な身長に影響してくるので、思春期が始まる前に身長を伸ばすことが重要です。
そのため、小学校の時期に治療を始めるのが良いことは皆さんにもお分かりいただけると思います。
眠くなることの重要性
写真2
実際、眠くなることは良いことで、眠くなるからこそ身長が伸びるわけです。
眠くなってしっかり眠ることで、成長ホルモンがさらに分泌されて、身長が伸びていきます。
そう考えると、眠くなることは良い方向に働いているんですね。
成長ホルモンの減少と年齢の関係
写真3
例えば、親御さんも感じると思いますが、年をとると寝るのが難しくなってきますよね。
私も最近では朝5時ぐらいに目が覚めてしまうんですが、子供の頃はそうではありませんでした。
大人になると成長ホルモンの分泌量は20歳から40歳にかけて半分に減っていきます。
私は今40歳くらいなので、13歳の時と比べて成長ホルモンの分泌量は半分以下です。
子供の頃はすごく眠かったことをよく覚えていますが、それが成長の一部だったんです。
眠くなる時間と要因
写真4
日中の眠気と成長ホルモンの関係
成長ホルモン治療で眠くなる時間について質問されることもありますが、これも興味深いところです。
皆さん、学生時代を思い出してください。授業中に眠くなった経験はありませんか?
そのような、ある意味で一日中なんとなく眠いという感覚が、成長ホルモンと関係していることがあります。
外部要因と眠気の影響
私自身は仕事中に眠くなることはありませんが、休日には日中でも眠くなることがあります。
そのため、成長ホルモン治療によって昼間に眠くなる、夜に眠くなるというよりは、全体的に何となく眠くなることが多いと言えます。
ただし、あまり神経質になる必要はありません。
成長ホルモン治療による眠気への対処
写真5
もしどうしても眠気をコントロールできなくなった場合は、気軽にご相談ください。
そういった場合には、具体的な対策を一緒に考えていきます。
まとめ
成長ホルモン治療によって眠くなることは自然な反応です。
眠気が成長の一部であり、良い方向に働いているということを理解していただければと思います。
皆さんの成長を支えるために、しっかりとサポートしていきますので、安心して治療を続けてください。
それでは、また。
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