運動をしすぎると身長が伸びない?成長期のスポーツは注意が必要?
運動は身長にとって良いという話がある一方、運動をしすぎると身長が伸びないという話も聞きます。
これは本当なのでしょうか?
成長期のお子様は特に気になるところですよね。
今回は運動をしすぎると身長が伸びないのかどうか、解説していきます。
運動をしすぎると身長が伸びないのは本当?
運動をしすぎると身長が伸びないという噂は、場合によっては正しいと言えます。
その例として、エネルギーが十分に補給されていないような状況が当てはまります。
エネルギー不足に注意
運動をしすぎるともちろんですが、エネルギーを消費します。
誇張した表現かもしれませんが、運動をしすぎた時には軽い栄養失調状態になっていると言えます。
栄養失調状態では当然身長は伸びにくくなるため、運動のしすぎは注意が必要です。
運動しすぎた場合にはしっかりとエネルギーを補給し、足りない栄養素を補うようにしましょう。
体重管理でエネルギー不足を防ぐ
エネルギー不足になっているのかどうかを確認する方法として最も簡単なのが、体重管理です。
採血データを見るのもかなり大事なのですが、これは通院が必要なので現実的ではありません。
体重管理であれば誰でもできますし、簡単に測定することができます。
平均体重と比べて極端に痩せている場合、エネルギー不足になっている可能性が大です。
しっかりと栄養を補充し、適正体重に戻るような食事を心掛けましょう。
なるべく毎日同じ時間に測定し、痩せすぎないように注意してください。
もちろん太り過ぎも良くないので、その点も注意しましょう。
運動をして身長を伸ばそう
運動自体はとても良いことであり、身長を伸ばす上でとても重要です。
- 60分以上の全身運動で成長ホルモンを効率的に得ることができる
- 栄養の吸収が上がる
- 睡眠の質が向上する
運動にはこういったメリットがあるため、身長を伸ばしたい人は積極的に運動を行いましょう。
上記で示した通り、全身運動かつ60分以上というのがポイントです。
高重量を扱う筋トレ、いわゆるダンベルを持ち上げるような筋トレを15分間行うことは推奨していません。
ぜひ積極的に全身運動を行いましょう。
まとめ
以上、運動をしすぎると身長が伸びないのかどうか、解説していきましたがいかがだったでしょうか。
簡単にまとめます。
【運動のしすぎ】
- 運動をしすぎるとエネルギー不足になる
→その分のエネルギーを補充できない場合は身長が伸びなくなる可能性がある - エネルギー不足の確認方法としては体重管理
→痩せすぎには注意
【運動のメリット】
- 60分以上の全身運動で成長ホルモンを効率的に得ることができる
- 栄養の吸収が上がる
- 睡眠の質が向上する
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