田邊院長

私の父は現在77歳、ひざに関していうといわゆる典型的な変形性ひざ関節症というような病態になっております。

 

ズバリなんですけど幹細胞培養上清液、めちゃくちゃよく効く再生医療です。

 

皆さんこんにちは、東京神田整形外科クリニック、院長田邊です。

本日のゲストということで私の父親に来ていただきました。

現在父親に膝の再生医療を受けていただいています。

 

私の父は今年齢が77歳ということで、いわゆる「高齢」に入ってきたわけですね。その中で膝の軟骨がすり減ってくるような、変形性ひざ関節症と呼ばれるような状態になっています。

 

その中で少しでも良くならないかということで、一般の保険診療だとヒアルロン酸を打ったり、ステロイド打ったりといったところにとどまるんですけども、現在は令和の時代ということで、ただ滑りを良くするだけのヒアルロン酸じゃなくて、再生医療を使って変形性ひざ関節症を治していくという作業を現在やっております。

 

【目次】

 

再生医療について

 

再生医療を皆さんご存じでしょうか？初めて見る方もいらっしゃるかもしれませんので、再生医療について簡単に説明させてください。

再生医療、別名細胞治療と呼ばれたりもします。

 

POINT!

ご自身の脂肪だったり、他人の脂肪を使ったりだったり、はたまた血液・臍帯などを原材料にした治療、細胞治療、セルセラピー（バイオセラピー）とも呼ばれる

 

今回、私の父親に受けていただいているのは脂肪の幹細胞培養上清液という治療になります。

再生医療は先ほどもお伝えした通りなんですけども、細胞を使うわけですね。

 

1つ皆さんに問題です。

私の父親77歳の脂肪を取ってきて膝に注射することは適切か？

 

残念なんですけども、適切ではないと考えるのが、私の考えではそういう考えかなと言えます。

簡単に言えば、20代女性の脂肪を使った方が効果が高くなると考えております。

 

それを可能にしたのがズバリ幹細胞培養上清液という治療になります。

 

脂肪幹細胞培養治療とは、ご自身の脂肪を取ってきて培養する治療、もしかしたら受けたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

もしかしたら効かなかった方もいらっしゃるんじゃないかなと思うけど、そういった方もこういった脂肪幹細胞培養上清液の方ですね。

 

20代の女性の脂肪であれば、治る可能性がありますので、そういった方はぜひ私にご相談いただければと思います。

同様なんですけども、PRP治療、そういった治療を受けている方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。PRP治療も悪い治療ではないです。

 

PRPの中に血小板という細胞が含まれていて、それが修復する作用があると言われているんですけども、一般的には幹細胞の方がより一層修復の作用が強いかなと考えていますので、PRP治療が効かなかった人も、ぜひ幹細胞培養上清液を検討していただくといいと思います。

 

POINT！

幹細胞培養上清液は１回だけでなく複数回おこなっていくことがとても重要

 

残念なんですけども１発でよくなるということはないです。１発でも回復するんですけども、複数回受けていただくことが重要になります。

私のクリニックでは６回と定めていますので、ぜひ皆さん６回受けていただくことを推奨させていただいております。

 

それでは私の父親は４回終えたということで、４回受けてみた感想を聞いていきます！

よろしくお願いします。

 

院長の父

先月の８月17日に４回目の治療を受けました。今までの経験を申し上げると、１回目注射をしたら、例えば今まではゼロだったところに、3割くらい充電された、それが長持ちしたのが15～20日間くらいですね。

 

２本目は増えた部分が前回が30なら今回は40、3回目に増えた分が50、４回目は大体70％くらい満たされている気がします。

 

それとその治療がどこまで持つか？１回目が15日なら、２回目は20日間、３回目が25日間、今回ちょうど４回目の治療が終わって1ヶ月でまだ相変わらず効いている感じがいたします。

従って今日で5回目ですけど５回６回で言うと、院長の言うように間違いなく、効果が全面的に出てくるんじゃなかな、そういう風には思っております。

 

あとは６回終わったら、どのくらいの期間で注射をやらなきゃいけなのかというのは、私としては今気にしていることではあります。

 

参考になれば幸せです。

 

田邊院長

ということで私も先日、実家が富山県ですので、富山県に遊びに行ったんですけど、その時に父親が駅の方に迎えにきてくれて、その時一緒に歩いたんですけど、歩くスピードが圧倒的に今までより速くなっているとすごく実感して、まさにそういったところで効果実感も私の目から見ても実際に感じたと思います。

 

どうですか、歩くスピードなどの変化はありますか？

 

院長の父

今日も東京駅からうちの家内と一緒に歩いてきましてけどね、新幹線ホームから山手線のホームまでくる間に私は残念だけど、15倍くらい先に到着しているようなね、それから最近膝の調子がいいので、今まで朝起きてから犬の散歩をしていなかったんですけど、この１週間前くらいから朝大した距離じゃないけど200ｍくらい、朝ちょっと10～15分くらい犬と散歩するような余裕があるというか、それだけ膝がよくなっているという風に思っていますね。

 

田邊院長

本当に良かったなと思いますよね。いつも通りなんですけど、今のがいわゆるオープンクエスチョンというところで、自由に答えていただくというところで、非常に個人差がありますので、それに対して、国際基準であるKOOS（膝関節評価スコア）という基準を使って、実際にどれくらい良くなっているのか、もう少し客観的に評価していきたいと思います。

 

治療後の状態

 

ということでこちらが右の膝で、青色が初回の治療を受ける前で、黄色が現在というところで、右の膝は元々すごく悪いというわけではなかったと思うんですけど、ほとんどの項目で改善している。

 

階段の上り下りが少し痛いということで、ここは「全く痛くない」にはチェックされてないというところで、いつもお伝えしていると思うんですけど、なかなか「全く痛くない」って答えるのは、すごく難しいと思います。

特に階段はかなり負荷が大きいですので、ここに関して言うと、チェックの項目は同じなんだけど、その中でおそらく感じ方が変わっているんじゃないかなという説明だと思います。

 

写真１

 

①膝の痛みの頻度はどれくらいか？

 

治療前日に１～２回→治療後週に１～２回　１段階改善

 

②膝を捻った時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

③膝を完全に伸ばす時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

④膝を完全に曲げるときの痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

⑤平らな場所を歩く時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

⑥階段の上り下りの時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後少し痛い

 

⑦夜寝ている時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

⑧座っている時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

⑨まっすぐ立っているときの痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

非常に強い改善を認めていると思います。

 

階段を上がり下りするときの感じ方はどうですか？

 

院長の父

だけどやっぱり横に手をつかないで歩くというのは怖くてできないというのが正しいので、まだちょっと難しいんじゃないかな。

 

田邊院長

そういうのも皆さんにすごく参考になるんじゃないかなと思います。私が行っている再生医療は本当に私自信を持って行っています。

 

ほぼ間違いなく日本で一番進んでいると思うんですけれども、その最新の再生医療を持っても痛みがゼロになるとか20歳の膝に戻るとかそういったことはないですので、そういったところもぜひ皆さん、こういった生の声を聞いていただいて、現実的な部分で評価していただくといいんじゃないかと思います。

 

私は全く詐欺師でも何でもないので、効かないものを効くと言うつもりは全くないですので、できるだけ良いものを皆さんに提供したいという気持ちでやっていますので、そういった中でご判断いただくといいんじゃないかなと思います。

 

同様に左の膝の方を見ていきたいと思います。こちらはもともと悪いんですけども、

 

写真２

 

①膝の痛みの頻度はどれくらいか？

 

治療前日いつも痛い→治療後週に１～２回

 

②膝を捻った時の痛みは？

 

治療前ある程度痛い→治療後全く痛くない

 

③膝を完全に伸ばす時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

④膝を完全に曲げるときの痛みは？

 

治療前ある程度痛い→治療後全く痛くない

 

⑤平らな場所を歩く時の痛みは？

 

治療前ある程度痛い→治療後全く痛くない

 

⑥階段の上り下りの時の痛みは？

 

治療前ある程度痛い→治療後少し痛い

 

⑦夜寝ている時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

⑧座っている時の痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

⑨まっすぐ立っているときの痛みは？

 

治療前少し痛い→治療後全く痛くない

 

非常に経過としては良好というところだと思います。

 

私はよく問診で皆さんにお伝えしてます。どれくらい良くなりますか？という質問を良く受けます。

感じ方は人それぞれですので評価がすごく難しいんですけども、こういった国際基準を使った場合なんですけど、大体質問票の２段階ぐらいの改善を認めますよとよくご案内させていただいています。

今回も大体同じような感覚になってくるかなと思います。

 

例えば元々皆さんに「階段を上り下りするのがものすごく痛い」と答えている方に関すると、再生医療を受けても、「ある程度痛い」ぐらいまでは改善するけれども、そこが「少し痛い」になるケースももちろんあるんですけど、そこまであんまり期待しすぎない方がいいとお伝えしていますので、ぜひそういったところを参考にしていただくと良いと思います。

 

とはいえ、まだ６分の４回目が終了したということで、あと５回目６回目とありますので、ここからまだ期待していただいて、治療を受けていただくといいんじゃないかと思います。

 

あとはこういった再生医療、特に幹細胞培養上清液に関していうと膝に直接打つというのも大事なんですけども、静脈に直接打つ静脈投与もすごく重要になってきます。

今回は私の父親にも併用していただいているんですけども、静脈の注射に関してはいかがですか？

 

院長の父

やっぱりなんか全体的に若返るというか、リフレッシュするというか、ビールならぱっとのど越しが良くなるというか、そんな感じで、どれくらい効き目があるかと言われたら、わからないけど、良くなっているのは間違いない。

 

田邊院長

ジムなんかでいくとね、ジムの先生に「良くなっているね」と言われたみたいなんですけど。

 

院長の父

私ライザップに月に１回行ってまして、ライザップの先生が「田邊さん最近体の動きが速い」と言われますからね、やっぱりどこか効き目があるんじゃないかと思いますよ。

 

田邊院長

そういったのを併用していきながら皆さんもやっていただくと、より一層良くなるんじゃないかというふうに思います。ぜひ参考にされてください。

 

それでは今日も５本目いきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

幹細胞培養上清液の施術

 

【院長の父】77歳で膝の痛みが治る幹細胞培養上清液【5回目のリアルな感想】

 

↑こちらの動画、9分08秒あたりから実際の施術内容がご覧になれます。

 

写真３

写真４

 

治療後の歩行の様子

 

【院長の父】77歳で膝の痛みが治る幹細胞培養上清液【5回目のリアルな感想】

 

↑こちらの動画、9分30秒あたりから実際の施術内容がご覧になれます。

写真５

 

まとめ

 

今回、院長の父が受けた幹細胞培養上清液５回目の注射前後の様子と経過を、直接ご本人にインタビューさせていただきました。

 

まだ治療途中のため経過について今後もお伝えしていきたいと思います。

 

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