身長と運動は関係ない?背が伸びるのか伸びないのか詳しく解説
今回は身長を伸ばすためには、運動を絶対にしてほしい理由3つについて解説させて頂きます。
まず前提として身長を伸ばすために大事な生活習慣は、運動・食事・睡眠の3つです。
それを踏まえて解説していきます。
理由①運動によって成長ホルモンの分泌がアップする
論文名:The impact of sex and exercise duration on growth hormone secretion
引用元:Journal of Applied Physiology
日本語訳:性別及び運動における成長ホルモン分泌について
こちらの論文は過去にも紹介していますが、人間は最初の60分間ぐらいはもの凄い勢いで成長ホルモンの分泌が運動によって促されますので、無料で成長ホルモンの分泌を獲得することができるのです。
つまり、身長を伸ばす方法として超コスパ最強のものが運動ということになります。
このことからも、皆さんも60分以上運動をして頂いて、成長ホルモンを獲得して下さい。
理由②運動によって栄養の吸収が上がる
当然ですが、栄養を効率よく吸収することが身長の伸ばすために大事なポイントになってきます。
その中でも、タンパク質・アミノ酸の摂取は身長を伸ばすのに統計学的に見た時にプラスに働くというデータがあります。
そして運動後には、タンパク質の吸収率が上がると言われています。
つまり、「身長にとって大事なタンパク質を効率よく吸収できる」ということで、運動をして頂きたい理由の2つ目になってきます。
>>身長を伸ばすにはタンパク質が必要不可欠?論文を用いて解説!
理由③睡眠の質が向上する
運動・食事・睡眠、この中で睡眠の質も運動によって改善するということになります。
皆さん運動して頂くとどうなりますか?
眠くなりますよね?
つまり、運動によって睡眠の質が向上しますし、睡眠時間も長くなると思いますので、そういった意味でも良いと思います。
特にお子さんの中でもなかなか夜に寝れない方が結構いらっしゃるんですけども、ぜひ運動して下さい。
やはりしっかり運動して頂ければ眠くなると思います。
>>身長を伸ばすのに必要な睡眠時間とは?小中高校生は何時間必要?
>>スタンフォード式最高の睡眠の要約!身長先生目線で徹底解説!
理由①〜③のまとめ
今紹介させて頂いた通り、身長を伸ばすために運動は必ずすべき理由は以下の3つです。
- 理由①運動によって成長ホルモンの分泌が盛んになる
- 理由②運動によってタンパク質などの栄養の吸収効率が上がる
- 理由③運動によって睡眠の質が向上する
是非参考にしてみて下さい。
具体的にやるべき運動内容
先程お伝えした通り、まずは全身運動、かつ60分以上というのがキーワードになってきます。
例えば高重量、いわゆるダンベルを持ち上げるようなものを15分間行うのは該当しません。
ですので、今回はこちらは外します。
そのように考えていくとサッカー、大人だと45分×2で90分ぐらいの試合だと思いますが、お子さんだったりすると30分×2で60分ということもあるのではないでしょうか。
そういった意味ではちょうどいいかなという気もします。
バスケットボールも同じですね。
バスケットボールも1つの試合を行うと、大体60分ぐらいやるのではないでしょうか。
あとは例えば水泳も1回教室に通うと、大体60分ぐらいの教室が行われるのではないでしょうか。
一方でランニングをするというふうになってくると、ランニングを60分するというのは結構辛いですよね。
ランニングで60分間走りきれる人であれば構いませんが、そうでない方は身長を伸ばすという意味だと、効率としては少し悪くなってくると思います。
正し何も運動しないよりはした方がいいですので、家に居たりする時はそういった風にご両親とランニングをして頂くことは良いことかもしれません。
まとめ
以上、参考になりましたでしょうか?
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