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70代男性がプレミアムエクソソーム治療を受けたらひざ痛はどうなった?②

 

皆さんこんにちは。

医師 医学博士 整形外科専門医「ベンベン先生」こと田邊です。

本日は父親との対談を通じて再生医療に関する情報を発信していきます。

 
前回の記事はこちら
 
 

【目次】

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる

 

父親の現状

 

ベンベン先生

今日はゲストとして、私の父親をお招きしています。

私の父は、膝の再生医療を受けています。

膝の状態は現在、変形性膝関節症という病状となっています。

 

若いうちに半月板が少し傷んできて、そして軟骨がだんだん痛んで、膝が変形していくような病態で加齢性変化に伴う軟骨の変性の問題となっています。

 

父は現在78歳ですが、膝が痛くなり始めたのはいつ頃ですか?

 

ベンベン先生の父

約5、6年前からです。

60歳の時は大丈夫だったのですが、70歳を過ぎた頃から膝の痛みが出始めました。

4年前のコロナ禍で外出制限や活動量の低下で、痛みの悪化に繋がったように思います。

 

治療を受け始めたのは去年の5月で、その時点では腰が曲がっていたり立ち上がる動作が困難な状態でした。

 

治療を8、9回受けた結果、現在は膝の状態が大きく改善して、階段の昇降も改善して、歩くスピードも以前と同じスピードで歩けるようになりました。

 

両足ですが、1〜5、6回目では20日程度で2〜3割は効果が減っていたように思います。

今回は前回治療を受けてから40日経っていますが、適度なクッションが保たれています。

 

少し良くなるくらいでいいと思っていましたが、治療前と比べて90点から95点ぐらいまで改善していると感じています。

 

再生医療について

 

ベンベン先生

父が受けている治療は、プレミアムエクソソームという最新の再生医療です。

これは、再生医療(細胞治療)で、血液・脂肪・臍帯の細胞を使用した治療方法です。

 

日本では、自身の血液を使用した治療が特に頻用されており、現在は7万〜8万例と多くの人が受けています。

ただし、この血液の治療で改善しなかったケースもあります。

 

血液由来の治療は血小板が原材料でそれに対し脂肪や骨髄由来は幹細胞が原材料です。

幹細胞は、色々なものに分化する能力を持っており、軟骨などの様々な組織に変化することができます。

 

そのため、一般的にはPRP(血液由来の治療)よりも、脂肪や臍帯由来の治療の方が高い治療効果が期待できるとされています。

論文上でも、脂肪と骨髄由来の細胞治療の間には効果の差が出ています。

 

さらに、脂肪と臍帯のどちらが良いのかという議論の中では、治療に使用される細胞の採取元の年齢が重要な要因と言われています。

 

若い時期の怪我は早く治りますが、年齢を重ねると治りにくくなるのは、多くの人が経験している通りです。

このことは、原材料にも当てはまります。

 

つまり、若い細胞から取り出されたものほど、より効果的な製剤となります。

今回使用されているのは、臍帯由来の細胞なので高い治癒能力を持っていると言えます。

 

さらに、臍帯からは成長因子やサイトカインなど、軟骨の修復や炎症を抑えるのに有効なさまざまな物質が産生されます。

これらの効果はパラクライン効果と呼ばれ、治療において重要な役割を果たします。

 

そして、研究が進むにつれて、有益な物質の中でも特に効果的な物質が注目されています。その代表例がエクソソームです。

 

今回受けてもらっている製剤も0歳の細胞のエクソソームでそれを膝に注入しています。

 

エクソソームについて

 

ベンベン先生

エクソソームの治療においては、質と量が非常に重要です。

すべての治療がそうであるように、エクソソームにおいてもその質と適切な量を決定することが治療効果を最大にします。

 

エクソソームの質においては、"MISEV2018"という非常に高品質なものを使用しています。適切な量のエクソソームを投与することが重要であり、私の過去の経験に基づくと30億個が適正な量とされています。

 

この量は増やせば良いというものではなく、良好な効果が得られている場合、使用頻度や質を調整していくことが、今後の流れになると考えています。

 

エクソソームの効果が明らかになっていく中で、どのように投与していくか、どれくらいの数で治療を進めていくかが、今後の議論の対象となるでしょう。

 

現状では30億個を定期的に投与し、例えば重症な人であれば1週間おき、軽症な人は2〜4週間おきなど、治療間隔を患者の症状に応じて調整することが重要とされています。

 

また、今回我々の治療に関するデータからは、複数回の治療が非常に重要であることが示されています。

1回目の治療で92%の人に効果があり、実は3回目以降に改善するケースが多いです。

 

エクソソーム治療は非常に専門的なので、経験豊富なクリニックでの治療を推奨します。

 

今日はエクソソーム治療の3回目ですね。

その前に幹細胞培養液も受けていただいていますが、何か疑問や質問はありますか?

 

ベンベン先生の父

質問はありません。

 

これは私の経験ですが、長時間同じ姿勢でいることは避け、1時間から1時間半ごとに少し歩く時間を作ることが、膝の調子を保つ秘訣だと感じておりますので同じ治療を受けている方の参考になると良いと思っています。

 

プレミアムエクソソームの施術

 

70代男性がプレミアムエクソソーム治療を受けたらひざ痛はどうなった?①

写真1

 

70代男性がプレミアムエクソソーム治療を受けたらひざ痛はどうなった?①

写真2

実際の様子は動画の7:37辺りよりご覧いただけます。

 

治療後の歩行の様子

 

70代男性がプレミアムエクソソーム治療を受けたらひざ痛はどうなった?①

写真3

実際の様子は動画の7:56辺りよりご覧いただけます。

 

まとめ

 

ベンベン先生

長時間座っていて立ち上がる時に痛みが強い人が多いので、30分から1時間に1回程度は膝を伸ばす機会を作ってあげると良いと思います。

 

今日の治療では、両膝のエクソソーム注射に加えて、点滴も行います。

年齢が上がるほど、点滴を併用することで治療効果が高まると考えられています。

 

この点について理解し、参考にしていただければと思います。

これからも、治療を頑張っていきましょう。

 

次の記事はこちら

70代男性がプレミアムエクソソーム治療を受けたらひざ痛はどうなった?③

 

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