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Q.亜鉛で身長伸びるのは嘘!?Q.トランポリンで身長びよーん?Q.寝る前のコップ1杯の水で身長が伸びる?【身長先生に聞け12】

[2021.09.04]

 

今回も皆さんから頂いた身長に関する質問に答えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

Q1.亜鉛で「身長伸びない」と言われましたが本当ですか?

 

薬剤師さんに「亜鉛で身長を伸ばすというのは聞いたことがない」と言われました。

本当なのでしょうか?

 

A.

 

この薬剤師さんの仰ることも正しいと思います。

亜鉛を飲むと身長が伸びるというのは、シンプルに1対1対応で結びつけて考えるのは不適切だと思います。

例えば小児内分泌学会など、そういった学会からはサプリメントでは身長は伸びないという風な明言が、ホームページに載っていたりもします。

ですので、そういった情報に惑わされて、むやみに飲むなど過剰な期待は止めましょう。

 

正し一方で、亜鉛が欠乏した状態において、そういったものを内服することによって身長が伸びたという論文はいくつか出ていますので、そういった事実もあると思います。

しかし亜鉛は過剰摂取するとオーバードーズ、つまり薬物中毒になって身体に影響を及ぼす可能性があります。

過剰になり過ぎても良くないため、そういった点は非常に注意が必要になります。

もしそういったものにチャレンジするのであれば、まず採血をして亜鉛が低いことを確認し、さらに内服を開始して定期的に採血をフォローアップしていく、ということが必要になってきますので、その点は十分にご注意下さい。

 

Q2.肩甲骨が開いていると身長に関係ありますか?

 

長男の姿勢が悪く、肩甲骨が開いています。

身長に関係しますか?

 

A.

 

肩甲骨が開いているということは、恐らく猫背のような形になっているということですよね。

例えば当たり前ですが、そういった姿勢になっていることで、身長の伸びが悪いというか身長をロスしている、という表現になってくると思います。

そういった場合は「猫背バンド」とGoogleで検索すると、そういった商品が結構出てきます。

背筋が伸びるような矯正するバンドが売っています。

 

私のクリニックでは身長の方というよりは、五十肩の方が多くいらっしゃるのですが、そういった方に買って頂くといいのではないか、という風にご案内させて頂くこともあります。

価格が2000円ぐらいなので、買ってみてもいいと思います。

 

Q3.ぶら下がり健康器は効果ありますか?

 

ぶら下がり健康器は効果ありますか?

 

A.

 

ぶら下がり健康器って、皆さんの家庭にありますか?

あまりないんじゃないかと思いますが、どちらかというと僕の親世代の時にものすごく流行ったという風に聞いたようなグッズですかね。

鉄棒にぶら下がっているようなタイプのものです。

身長を伸ばすのに効果があるかという質問だと思うんですけども、「ん〜どうだろ」という感じかなと思います。

ただ姿勢をまっすぐにするような作用はあるので、姿勢を矯正する意味では良いと思います。

 

Q4.膝のスースーする違和感は身長の伸びに影響はありますか?

 

19歳2ヶ月です。

膝にスースーするような違和感がある時があります。

ちなみにこれは小学校高学年ぐらいから頻繁にあります。

今19歳2ヶ月で167.6cmなのですが、これからも身長が伸びることはあるでしょうか?

 

A.

 

膝のスースーするような感じというのは、表現がものすごく難しいというか、これだけで身長が伸びるかどうか判断するのは限りなく難しいかと思います。

申し訳ないですが、この情報だけでは判断ができません。

当然なんですが、本来であれば身長の記録・採血・レントゲンから最終的に身長がどれぐらい伸びるかということをお伝えするのが正確です。

 

例えば19歳2ヶ月の方であれば、セルフで身長が伸びるかチェックする時は、この1年間で何cm伸びたか計算して下さい。

そのさらに前、2年前の1年間で何cm伸びたかを計算して頂いて、大体ですけれど基本的には2年前の半分の半分ぐらいが次の年に身長が伸びますし、昨年1年間で伸びた身長の半分ぐらいが今年伸びます。

例えば、昨年1cm伸びたのであれば今年は0.5cmぐらい伸びるかもしれません。

参考にして下さい。

 

Q5.朝1時間のランニングは良くないですか?

 

朝の1時間ほどのランニングはあまり良くないですか?

 

A.

 

「良くないですか?」ということは、この方はしない方がいいという風にお考えということでしょうか。

運動は良いです。

なのでして下さい。

しかも1時間というのも結構理にかなっていまして、繰り返し私はお伝えしていますが、最初の60分間は有酸素運動をすると成長ホルモンが分泌されますので、運動して頂くのは良いと思います。

特に1時間というのは結構まとまった時間ですので、全然やって頂いて良いんじゃないかと思います。

 

運動前・運動後にタンパク質などを摂るようにしましょう。

ただ1時間のランニングって結構辛いかなと思うので、体力のバランスも見ながら計画して頂くと良いのではないでしょうか。

 

Q6.30分トランポリンで飛んでいますが効果はありますか?

 

身長を伸ばすために、いつも30分トランポリンで飛んでいます。

これって効果はあるのでしょうか?

 

A.

 

これもですね、先ほどのランニング1時間と似てる部分があるんですけども、30分間の運動という風にとらえられますので、そういった意味ではやって頂いて良いと思います。

是非続けて下さい。

トランポリンによるジャンプ的な要素が身長にとって良いか、というそこの部分も疑問になってくると思いますが、ジャンプが身長にめちゃくちゃ良いかと言われると難しいと思います。

 

いわゆるバスケとかをしてジャンプの作用が身長を伸ばすのにプラスに働くかというのは、明確な論文が出ているわけではないので何とも言えません。

しかし少なくともマイナスに働くことはないんじゃないかと思うので、やって頂いても良いと思います。

 

Q7.睡眠前に飲むコップ1杯の水は成長ホルモンの分泌に良いですか?

 

寝る前にコップ1杯の水を飲むと睡眠の質が良くなると聞いたのですが、これは成長ホルモンの分泌に良く働きますか?

 

A.

 

良い質問ですね。

結論、飲んで良いです。

なんでかと言いますと、睡眠すると脱水症状になると言われています。

当たり前ですが、例えば8時間睡眠するとしたら、普通はその8時間全く水分は取れないわけですから、そうすると当然脱水になります。

逆に起きている時間、8時間全く水を飲まないで生活してみて下さい。

結構辛いと思います。

つまりそういった意味だと脱水を防ぐというと、コップ1杯の水は睡眠の質の向上につながる可能性があります。

是非飲んで下さい。

 

成長ホルモンが優位にぐんぐん分泌されるということを証明するのは少し難しいかなと思いますが、睡眠の質の向上には良いと思いますので、飲んで頂いて大丈夫だと思います。

一方でガバガバと飲みすぎると、今度はおしっこに行きたくなるのが早くなりすぎて、睡眠の時間が分断されてしまうと良くないですね。

そのバランスも大事になってきます。

 

Q8.息子が低身長なのですが今後どのくらいまで伸びますか?

 

息子の身長について質問があります。

父163cm、母153cm

11歳6ヶ月:128cm
12歳6ヶ月:132cm
13歳6ヶ月:138cm
15歳0ヶ月:153.8cmです。

 

12歳11ヶ月の時に低身長の疑いで5日間入院して検査をしています。

検査時点の身長は135cm,骨年齢は9歳、睾丸の大きさから思春期に入りかけていますと言われました。

成長ホルモンは少ないが出ているため、治療対象にはなりませんでした。

 

中2の4月〜中3の7月にかけて10cm以上伸びていますが、8月頃から伸びが止まり、現在に至ります。

検査当時骨年齢が9歳と言われていたので奥手かと思っていましたが、去年の1年で成長のピークは終わってしまったのでしょうか?

髭、陰毛などはまだ生えていないようです。

どうぞご教示願います。

よろしくお願いします。

 

A.

 

結構複雑なことが色々書いてあって難しいのですが、理解して頂きたいのが12歳11ヶ月で135cmだったということですね。

更に骨年齢が9歳であり、それがどういう意味を示すかということをこちらの表を使って勉強して頂きたいと思います。

 

表1

 

12歳11ヶ月、ほとんど13歳の時点で135cmという風に考えられるんですけども、その場合単純計算でいくと154cmのペースになってきます。

それに対して今回、骨年齢が9歳ということで、実年齢に対して成長のスピードが4年間も遅れているというような評価になっています。

9歳で135mという情報をそのまま当てはめてみましょう。

 

表2

 

緑色のラインを引いているところなんですが、176cm〜178cmぐらいのペースになってきます。

なのでまず最初に言えることは、本当にこれは9歳の判断だったのかなと、ちょっと1つ疑問点になります。

少なくともかなり成長が遅い、ということが推定されます。

ですので、この時点・その情報から推定される最終身長予測というのは、154cm〜176cmぐらいの間、そういった評価になっています。

少しここのレンジが広すぎるので、少し疑問が出てきます。

実際はもう少し骨年齢が進んでいたのではないか、と私は予想します。

 

それに対して今回、身長が低くて悩んでいらっしゃるということで、ご両親の身長ですね。

父163cm、母153cmということで、遺伝身長を計算してみると164.5cmという数字になります。

表1を再度ご覧下さい。

オレンジ色でラインを引きましたが、先ほどお伝えした154cm〜176cmのちょうど中間ぐらいになってきます。

となってくると、意外とあながち先ほどお伝えした数字はおかしくないのではないか、まぁまぁ合っているのではないかという気もしてきます。

なのでそもそも164cmぐらいに向かっている遺伝子の中で、色んな要素が加わって身長差が出てくるような形になります。

 

次のデータとしては11歳6ヶ月の時点で大体128cm、12歳6ヶ月で132cmということで、こちらの表をご覧下さい。

表3

 

 

そのデータを見ると、その時は154cmのペースです。

一方で15歳0ヶ月のデータを見てみると、153.8cmということで157cm〜160cmのペース、大体159cmのペースになります。

今回このデータから分かるのは、11歳6ヶ月と12歳6ヶ月のデータから154cmのペースにあるわけですが、15歳の時点では159cmのペースに乗っているということで、この13歳〜15歳の2年間、強烈に身長の伸びが修正されて上方移動したということが推定されます。

しかも大体なんですが、そこの直線をピーっと引いていくと、イメージとしては163cmとか、そういったところに終着するペース感かなと思いますので、決して悪いペースではありません。

今回ちょっと伸び率が落ちてきているという表現をされていらっしゃいますが、むしろこのデータからは伸び率は上がってきている印象になりますので、そういった意味だとこの調子でいけば162cm〜163cmとか、そういったところが目指せる可能性はあると思います。

今の時点で改めて骨年齢・採血を見るとより正確な判断ができると思います。

 

まとめ

 

以上、参考になりましたでしょうか?

引き続き質問がありましたら、You Tubeのコメント欄に記載をお願いいたします。

 

また、当院では身長治療を行っております。

興味のある方は、こちらをご覧ください。

 

身長治療

当院の身長治療について

 

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