睡眠のゴールデンタイムで身長は伸びるのは嘘か本当か解説！
睡眠のゴールデンタイムは22時から2時の間と言われており、その時間に寝ていると身長が伸びるという話がありますが、これは本当なのでしょうか？
それとも嘘なのでしょうか？
今回は睡眠のゴールデンタイムで身長は伸びるのかについて解説します。
睡眠のゴールデンタイムで身長は伸びるのは本当か嘘か
睡眠のゴールデンタイムは一般的に22時から2時と言われていますが、この時間に寝ていると身長が伸びるという噂は本当なのか、嘘なのか。
これは結論、嘘であり本当でもあります。
それぞれの理由はこちらです。
- 嘘の理由：睡眠のゴールデンタイムは寝始めた90分間だから
- 本当の理由：適切な睡眠時間を確保するためには22時から2時に寝ているのは必須だから
詳しく解説します。
嘘の理由：睡眠のゴールデンタイムは寝始めた90分間だから
まず嘘の理由として、睡眠のゴールデンタイムは22時から2時というように何時に寝たかという事ではなく、寝始めた90分間のことを指すからです。
身長を伸ばすには成長ホルモンを多く分泌させることが重要です。
その成長ホルモンは睡眠中に分泌されるのですが、スタンフォード式最高の睡眠の要約でもお伝えしているように、寝始めた90分間が最も多くの成長ホルモンが分泌されるのです。
もちろん90分以降も成長ホルモンは分泌されるのですが、最初の90分間が最も成長ホルモン分泌が盛んです。
そしてさらに効率良く成長ホルモン分泌を促すためには、質の良い睡眠が重要です。
つまり何時に寝るかよりも、いかに睡眠の質を高めて最初の90分間で成長ホルモン分泌を多く分泌させるかが大切なのです。
ちなみに睡眠の質を高める方法の1つとして、寝る約90分前に湯船から上がるようにしましょう。
他にも睡眠の質を上げる方法がたくさんありますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
これらのことから、22時から2時に寝ていればいいというのは嘘になります。
本当の理由：適切な睡眠時間を確保するためには22時から2時に寝ているのは必須だから
次に本当の理由として、適切な睡眠時間を確保するためには22時から2時に寝ているのは必須だからです。
身長を伸ばすのに必要な睡眠時間とは？小中高校生は何時間必要？でも紹介しているように、National Sleep Foundationのデータによると、年齢に応じた適切な睡眠時間はこちらになります。
- 0〜3ヶ月：14〜17時間
- 4〜11ヶ月：12〜15時間
- 1〜2歳：11〜14時間
- 3〜5歳：10〜13時間
- 6〜13歳：9〜11時間
- 14〜17歳：8〜10時間
- 18〜25歳：7〜9時間
小学生であれば最低9時間、中高生であれば最低8時間は睡眠時間を確保する必要があります。
学生であれば授業や朝の部活があると思いますので、朝6〜7時には起きる人がほとんどだと思います。
つまり逆算すると、22時頃には寝ないと適切な睡眠時間を確保することができないのです。
このことから、22時から2時に寝ている事は必須になるわけです。
まとめ
以上、睡眠のゴールデンタイムで身長は伸びるのかについて解説しましたがいかがでしょうか？
最後におさらいです。
一般的に言われる睡眠のゴールデンタイム、22時から2時に寝ると身長が伸びるという話は嘘であり本当でもありました。
- 嘘の理由：睡眠のゴールデンタイムは寝始めた90分間だから
- 本当の理由：適切な睡眠時間を確保するためには22時から2時に寝ているのは必須だから
身長を伸ばすためには睡眠の質と時間が大切だ、ということでした。
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