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身長遺伝しなかった理由は?親が高いのに子供が小さいのはなぜ?

[2021.08.14]

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身長は遺伝すると言われていますが、遺伝しなかったという人がいるのはなぜでしょうか?

親の身長が高いのに、子供が小さいという例はよくあることです。

 

今回は親の身長が高いのに、子供が小さくなったという身長遺伝しなかった理由について解説していきます。

その他身長に関する質問にも答えていきます。

 

 

 

 

 

質問①:病院で採血すると栄養状態は分かるの?

 

私のコミュニティで、皆さん採血をして今のご自身の栄養状態を見て足りないものがあればある程度補充してあげる、という考え方は悪くないんじゃないか、という問いかけをさせて頂いたところ、こういった質問を頂きました。

 

普通に病院で採血すると、栄養状態は分かるんでしょうか?

 

回答

 

結論から言うと、「分からない」という表現が正しいかなと思います。

具体的に言うと採血はどこの病院でもできます。

お医者さんがオーダーを立ててくれればできますが、正直ただ栄養状態を見たいからといって採血をしてくれるかというと、保険診療の範疇では採血は厳しいかと思われます。

 

保険診療は病気を治すためのものですので、病的に栄養が足りないのであれば別ですけども、身長を伸ばす目的で採血をして栄養状態を見てくれることはありません

自費診療という形でのみ、分かる可能性はあると思います。

ただし身長を専門としている先生は非常に少ないですので、中々そういった病院に巡り合うのは難しいのではないでしょうか?

当院であればできます。

 

質問②:手や足の大きさは身長に比例しますか?

 

手や足の大きさは身長に比例しますか?

 

回答

 

比例は確実に2倍なら2倍、3倍なら3倍というのを比例と言いますが、それはないと思います。

ただし相関関係はある程度あると思います。

相関関係とは、ある程度比例関係があると思う、という表現になってきます。

 

「大人と子供どちらが手が大きいですか?」

という質問に対して、当然大人の方が手は大きいです。

同じように

「大人と子供どちらが身長が高いですか?」

という質問に対して、当然大人の方が身長は高いということが分かります。

 

例えばNBA選手の手が非常に大きいとか、バスケットシューズのサイズがすごく大きいとかそういった話を聞きます。

そういったことから、手や足の大きさが身長とある程度相関関係がある、ということが言えるのは間違いないと思います。

 

質問③:高身長の親と子供の身長の関係について

 

似た質問を3つまとめました。

 

親が高身長なのに遺伝しなかった場合、どのような事が考えられるのか知りたいです。

また遺伝が身長の7〜8割を占めると聞いたことがあります。

上の例に当てはまらないと思うのですが、どのようなことが影響したのか知りたいです。

 

親の身長が遺伝しなかったり、兄弟で身長差が出てしまう原因を教えて下さい。

 

父親が195cmなのになぜ未だに168cmなのか。

きっと晩熟は遺伝するはず。

 

回答

 

両親の身長が高いのに、お子さんの身長が低いパターンについて説明させて下さい。

これは逆のことも然りです。

お父さん・お母さんは身長が低いのに、子供は身長が高いパターンもあります。

それらを統計学的に均していくと、ある一定の割合になります。

 

とても難しい話で、中々理解するのは難しいと思いますが説明させて下さい。

すごく大きな母集団の中で考えた時には、身長の遺伝率はほぼ100%です。

 

これはどういうことかというと、日本人の平均身長は今年も来年も再来年もほとんど同じです。

それがどういうことを意味しているのかというと、確実に遺伝しているということです。

大きな母集団の中ではほぼ100%遺伝します。

その中で個人個人を見ると、かなり差があって

 

  • ご両親が高いのに低いパターン
  • ご両親が低いのに高いパターン

 

というのが存在します。

 

どういった原因でそうなるのかというのはものすごく難しくて、正直言うと分かりません。

一方でいくつか考えられる点としては、何か身長を伸ばす要因がたくさんあるわけです。

何か要因が1〜10個あったとしたら、そのうちの1個の要因が欠乏しているという可能性はあると思います。

それを発見できない場合もあれば、できる場合もあると思います。

 

例えば成長ホルモンの分泌がすごく弱い、もしくは何かある特定の栄養素が非常に欠乏しているとか、あと思春期症状が非常に早く発現してしまうなどです。

そういったことによって身長の伸びが非常に悪くなってしまう、というケースは考えられると思いますので、検査してみると良いと思います。

もちろん検査したから全部分かるというものでもないので、注意が必要です。

 

質問④:骨端線が閉じても身長は伸びる?

 

病院で骨端線が閉じてきていると言われました。

まだ身長が伸びると言われたのですが、どのぐらい見込めますか?

 

回答

 

これは以前の記事や動画で答えた内容と似ていますね。

16歳0ヶ月から最終身長までは大体2cm程度伸びると言われています。

16歳0ヶ月の時点で手のレントゲンを見た時に、ほとんど骨端線が閉じている状況になります。

閉じかけ」という表現であれば、2〜3cmぐらい身長が伸びる、というふうに見込めるのではないでしょうか?

 

質問⑤:膝の軟骨を触ると身長が伸びる?

 

膝の軟骨を触ると身長が伸びるというのは本当ですか?

 

回答

 

これは大きい勘違いをしています。

軟骨は触れません

外からは軟骨を触ることができませんので、軟骨自体が触れないという結論になります。

あとは膝を触ると身長が伸びるとか、そういったことはかなり考えにくいかなと思います。

そういった広告がうたれているような何かの商品・パッケージがあれば、かなり疑った目で見るといいと思います。

 

まとめ

 

以上、参考になりましたでしょうか?

 

 

以上、参考になりましたでしょうか?

引き続き質問がありましたら、You Tubeのコメント欄に記載をお願いいたします。

 

 

これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログ身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。 

 

また、当院では身長治療を行っております。

興味のある方は、こちらをご覧ください。

 

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当院の身長治療について

 

 

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