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晩熟型の子は何歳で身長175cmになるのか?成長の軌跡を紹介

[2021.08.11]

 

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今回は、晩熟型の子は何歳で身長175cmになるのか?についての記事です。

実際に晩熟タイプの子が175cmになるまでどのような成長の軌跡になるのか紹介していきます。

 

以前の「身長175cm欲しい方必見!本気で高身長を目指す方へアドバイス!」がとても好評であり、それに対してコメントで「晩熟型だった場合の175cmへの軌跡を知りたい」という声があったので作成しました。

前回は日本人の平均的な身長の伸びをした場合の175cmについての話だったので、今回は晩熟型の人だと175cmになるまでどのような成長のパターンかを説明していきたいと思います。

 

この記事は身長先生のYouTubeチャンネル内の動画「晩熟系175cm!まだまだあきらめへんで!【身長先生】」の内容を元に作成したものです。

 

 

 

 

 

晩熟型の特徴

 

まずは晩熟型の特徴について簡単に説明していきます。

晩熟型の定義として、高校生の時も伸びて、高校卒業後も伸びるようなタイプの人、ということが挙げられます。

そんな晩熟型の特徴には

 

1:両親も晩熟型
2:兄弟も晩熟型
3:今自分は低いけど両親・兄弟の身長が高い

 

このような特徴が挙げられます。

両親の遺伝身長でいうと、両親の身長の合計が337cmになると遺伝身長が175cmなので、1つは晩熟型175cmという意味になると、ご両親の身長の合計が337cmは欲しいかなという印象になってきます。

逆にご両親の身長の合計が337cmを遥かに上回る場合で、今身長が低い方の場合ですと、晩熟型の傾向が強い可能性が高まってきます。

 

一方でご両親の身長の合計が325cmは欲しいという感じです。

それよりも低くても175cmにはいけないとは絶対言わないですけども、ご両親の身長の合計が325cmですと遺伝身長が169cmとなりますので、それぐらいは最低でも欲しいかなという印象です。

 

あと晩熟型175cmの特徴としては、思春期症状が遅い、ということが挙げられます。

思春期症状の目安として分かりやすいのは、陰毛の生える時期が13歳〜16歳ぐらいの時期に生えてくる、そういった時期に生えてくるのが晩熟型の特徴になってきます。

 

あとは晩熟型とは言っても、身長のペースが160mのペースなど、15cmも低いような状況から盛り返すというのは考えにくいかなと思います。

大体身長差で5cmぐらいです。

いわゆる170cmぐらいのペースで最初伸びていって、途中から追い返していって最終的に追い抜くというパターンが、晩熟型175cmの特徴かなと思います。

そういった感じで、今回データを作らせて頂きました。

今回21歳まで伸びると仮定したデータを供覧したいと思います。

 

晩熟型175cmの軌跡

 

それでは晩熟型175cmの具体的なデータを、一緒に見ていきたいと思います。

いつも通り、「学校保健統計調査」のデータを元に作成しています。

 

5〜8歳のデータ

表1

 

こちらが5〜8歳の成長シートのデータです。

成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。

 

 

簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。

 

以前紹介させて頂いた右の黄色いライン、こちらが平均的な175cmのペースです。

それに対して左の赤いラインが、晩熟型175cmのラインとして今回作成しております。

具体的に言うと、5歳の時に晩熟型が105.7cm、それに対して平均的な175cmが109.4cm、ということで大体4cmの差があります。

 

6歳の時112cm対116cm
7歳の時118cm対122cm
8歳の時124cm対128cm

 

この時期は単純に晩熟になってくるので、この差はほとんど埋まらないと考えます。

なのでずっと170cmのペースです。

 

この時点で晩熟型かどうか見極めるポイントとしては、先程お伝えした通りご両親の身長が遺伝身長的に175cmよりも圧倒的に高かったり、兄弟の方も晩熟だったりとか、そういった特徴になります。

それとは別に、例えばクリニックとかに来て頂くと、手のレントゲンを撮影し、骨年齢が1年ぐらい遅いのが晩熟型の特徴になってきます。

 

8〜12歳のデータ

表2

 

8〜12歳のデータです。

先程の5〜8歳は学童期の前半、いわゆる超少年というような時期です。

かなり子供だった状態から少年っぽくなるのが8〜12歳です。

人によっては少し思春期症状が出てくるのが、この時期の特徴になります。

読み上げていくと

 

8歳:晩熟型124cm、平均128.4cm
9歳:晩熟型129.4cm、平均134cm
10歳:晩熟型134.8cm、平均139.7cm
11歳:晩熟型140.5cm、平均146cm
12歳:晩熟型147.3cm,平均153.5cm

 

このような感じです。

晩熟型175cmはまだこの段階でも、175cmのペースに近づくことはないと思います。

逆にこの時点で近づくようであれば、晩熟型ではないかもしれません。

晩熟型はこの時点でも骨年齢が1歳ほど若いことが多いです。

大体なんですけど、1つの目安として見て頂くと、例えば晩熟型175cmの人は11歳で140.5cmのペースなんですけども、その人がレントゲンを撮ると骨年齢は1歳ほど若いという判定になってきます。

 

例えば10歳の平均的な175cmのペースが139.7cmですから、ちょうどぴったりです。

なので11歳の時点で140.5cmで、骨年齢も11歳だと晩熟型とは判定しません。

晩熟型の方は11歳の時点で140.5cmですが、骨年齢(手の年齢)は10歳ぐらい、そういった方ですとちょうど10歳の時の139.7cmの平均的なペースと合致しますので、やはり175cmに向かっているということが分かります。

 

12〜16歳のデータ

表3

 

次が12〜16歳のデータです。

ここから赤いラインが左から徐々に右にシフトしているのがご覧頂けるかなと思います。

表から分かる通り、ここから晩熟型も平均的なペースに近づいていきます。

具体的に言うと今回は13歳6ヶ月ぐらいから、赤いラインが右にシフトしていくんですけども、大体それぐらいの時期から思春期症状、他のお子さんよりも1年程度遅れて出てくる印象かなと思います。

 

ここから段々追いついてきて、14歳0ヶ月ですと晩熟型でも162.5cm、平均でも167.5cmということで、ちょっとずつ右側に近づいていくのが分かります。

16歳までくると晩熟型でも170cm弱まできて、平均的な175cmでも173cmということで、その差が今まで5cm程度で推移していたものが大体3cm程度まで詰め寄ってくるというのが特徴になります。

 

16〜18歳のデータ

表4

 

次が16〜18歳のデータです。

まずポイントを押さえて頂きたいのが、16〜18歳までは平均的に2cm程度しか伸びません。

それに対して晩熟型は170cm弱から173cmぐらいまで、大体3cm程度身長が伸びることが望まれます。

「1cmしか違わないじゃん」と思ったかもしれませんが、成長率でいうと

3÷2=1.5

なので、1.5倍のペースで身長が伸びているという表現もすることができます。

 

ついに18歳の時点で平均的な175cmのペースとの差が2cm程度まで迫ってきます。

そしてさらに晩熟型の特徴としては、ここから更に次のステージに入ります。

 

18〜21歳のデータ

表5

 

18〜21歳のデータです。

黄色いラインはもう身長が止まったという仮定なんですけど、晩熟型はここからさらに身長が伸びます。

 

18歳0ヶ月:172.8cm
19歳0ヶ月:173.4cm
20歳0ヶ月:174.5cm
21歳0ヶ月:175cm

 

このような形になります。

今回21歳で175cmに到達するペースで175cmが描かれています。

 

まとめ

 

大体最初は170cmぐらいのペースで、(平均との差が)5cmぐらいのペースから13歳ぐらいから少しずつ175cmに近づき、16〜18歳でより近づいて、18歳を超えてもやや身長が伸びて175cmに到達する、というのが晩熟型175cmの特徴になると考えます。

 

以上、参考になりましたでしょうか?

 

これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログ身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。 

 

また、当院では身長治療を行っております。

興味のある方は、こちらをご覧ください。

 

身長治療

当院の身長治療について

 

 

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