成長ホルモン注射は誰でも打てる?何歳から何歳まで適応か解説!
お子様の身長が低くて悩まれている方にとって、成長ホルモン注射はとても興味深い治療だと思います。
・成長ホルモン注射は誰でも打てるのか
・何歳から何歳まで適応なのか
などが気になりますよね。
また、保険診療と自費診療ではそういった基準が異なるのかどうかも知りたいのではないでしょうか?
今回は成長ホルモン注射は誰でも打てるのかどうか、何歳から何歳まで適応なのかについて解説します。
成長ホルモン注射は誰でも打てる?
低身長と診断された人にしか成長ホルモン注射は打てないのかという疑問について、結論、何も病気を持っていない人でも成長ホルモン注射は誰でも打てます。
しかしもちろん注意が必要です。
必ず医師の診察のもと、副作用や費用を考慮して行う必要があります。
低身長と診断されていない場合は自費診療となるため、かなり高額な治療になる点に注意です。
これは歯科矯正にとても似ていますね。
歯並びが悪いから歯科矯正をする人もいれば、特に気にせず歯科矯正をしない人もいます。
身長も同じような考え方で、身長が低い事をコンプレックスに感じている人は成長ホルモン注射を検討してもいいかもしれません。
成長ホルモン注射は何歳から適応?
では成長ホルモン注射を打ちたい場合、何歳から適応なのでしょうか?
低身長として診断がついて保険診療で行うのか、保険適応外で自費診療で行うのかによっても異なります。
保険診療では一般的に、男女問わず3〜5歳から成長ホルモン注射を開始することができます。
自費診療では病院によって異なり、当院では基本的に男女問わず5歳から成長ホルモン注射を開始することができます。
もちろん5歳未満の方でも事前にご相談いただければ診察させていただくことは可能です。
成長ホルモン注射は何歳まで適応?
では成長ホルモン注射は何歳まで適応なのでしょうか?
一般的に、成人身長になると成長ホルモン注射による治療は終了します。
成人身長に到達したかの基準としては、骨年齢で判断されることが多いです。
骨年齢が男子で17歳以上、女子で15歳以上になると成熟した大人の骨になったと判断され、成人身長に到達したとされます。
つまり、成長ホルモン注射が何歳まで打てるのかは骨年齢で判断されることが多く
・骨年齢男子:17歳
・骨年齢女子:15歳
となります。
また、当院の自費診療では、
■治療適齢期
・男子:5〜11歳
・女子:5〜10歳
■治療可能時期
・男子:11〜14歳
・女子:10〜13歳
としており、個人差を考慮して15歳0ヶ月未満の方まで初診受診は可能としています。
しかし男子14歳以上、女子13歳以上の場合は治療効果が著しく低いことも多いため、なるべく早く受診していただくことをおすすめしています。
治療終了時期に関しては骨年齢を見るのはもちろんのこと、
・ALPの値
・年間の成長率(成長シートを参考に)
なども踏まえて判断します。
成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。
簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。
まとめ
以上、成長ホルモン注射は誰でも打てるのかどうか、何歳から何歳まで適応なのかについて解説しましたがいかがだったでしょうか?
成長ホルモン注射は誰でも打てますが、必ず医師の診察が必要であり、副作用や費用を十分考慮する必要があることが分かりましたね。
また、成長ホルモン注射が何歳まで打てるのかは骨年齢で判断されることが多く
・骨年齢男子:17歳
・骨年齢女子:15歳
となります。
当院では、個人差を考慮して15歳0ヶ月未満の方まで初診受診は可能としています。
15歳未満で身長について悩まれている方は、1日でも早く医師の診察を受けていただくことをおすすめします。
これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログや身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。
当院では身長治療を行っております。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
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