小学生男子身長を伸ばす方法!【ご両親必見】
今回お話しさせていただくのは、小学生男子の身長を伸ばす方法です。
8歳5ヶ月のお子様のモニターさんを参考に、5歳〜12歳ぐらいまでの男の子をお育てのご両家の方に是非見ていただいて、「どういうふうに最終的に身長を獲得していくのか」また、「今どういった時期なのか?」とか、そういったのをご理解いただける機会となればいいかなと考えております。
ですので、ぜひ小学生のお子さんをお持ちのお父様・お母様、もちろんご自身で見ていただいても十分勉強できる内容となっています。
身長を伸ばしたい人はぜひご覧ください。
では小学生男子の身長を伸ばす方法について、データを見ながら解説していきます。
この記事は身長先生のYouTubeチャンネル内の動画「小学生男子身長を伸ばす方法!【ご両親必見】」の内容をもとに作成された記事です。
最終身長予測について
それでは今回は8歳5ヶ月、121.6cm,21,6kgの小学2年生のお子様です。
このお子様がどんな形で成長してきたのか、そしてそこからどれくらい身長が期待値としてあるのか、そういったことに対して何かしらできることがあればどういったところをやっていくのかとか、そこを説明していきたいと思います。
今回はいつもよりも少し詳しめに説明していきます。
まずは成長シートで説明していきますが、成長シートは日本人の平均的な身長の伸びを表にしたものになります。
なのでこれを使うと、どれくらい将来身長が伸びるのか分かります。
成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。
簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。
ということで今回8歳5ヶ月、121.6cmですが、まず最終身長を一緒に予測していきましょう。
このお子様の今までの身長の経過を共有していくと、以下のようになります。
写真1
こちらを成長シートに当てはめると、このようになります。
表1
まずはここから最終身長が何cmになるのかを予測していきます。
そしていつも通り、カウンセリングシートも用いて最終身長を予測していきます。
写真2
実際にご受診いただいても、こういったシートを埋めながら皆さんに説明をしております。
では実際にやってみましょう。
最終身長を予測すると考えた時に、当然1個だけの項目で予測するわけではありません。
例えば天気予報を予測するのと一緒で、複数の項目を総合して加味していきます。
今回であれば、
・現在の身長
・過去の身長
・レントゲン検査
・思春期症状
・ご両親の身長
こういった5個の項目を総合して、最終身長を予測していきます。
①現在の身長
まずは1個目の項目ということで、8歳5ヶ月でこのお子様は121.6cmです。
ここでまずは最初に1つ目の基準値を作っていきます。
基準値というのは平均的に伸びていく、つまり統計学的に予測される数値になりますので、そこをまずは検討していきます。
そこで非常に有益になってくるのが、成長シートです。
成長シートは日本人の平均的な身長の伸びを表にしたものになります。
表2
8歳5ヶ月は類似的に考えると8歳6ヶ月と考えられますから、8歳6ヶ月の121.2〜121.8の間にいらっしゃることが分かります。
また平均的に伸びた場合、真下に下りていきます。
伸び率が悪い子:左側に移行
伸び率が高い子:右側に移行
伸び率が平均的な子:真下に移行
このようになります。
なのでまずは平均的に伸びていったら最終的に何cmになるのか、そこの基準値を作ることが大事です。
なので単純に言うと、真下に下ろすと最終身長を予測することができます。
そうすると、164.5〜165.3cmと分かりますので、まずはそこが1つの基準値になります。
今回のお子様の現在の身長からは、平均的に身長が伸びていった場合、最終身長は164.5〜165.3cm、大体これくらいのペースにいらっしゃるということになります。
ただ先ほどもお伝えした通り、これはあくまでも平均的な伸び率です。
例えばですが、ぐんぐん伸びる子もいれば、「あれ?思ったより伸びないな」ということもあります。
そのため、2番目以降の項目で平均的な伸び率が期待できるかを検討していく形になります。
②過去の身長
2番目の項目では現在の身長に対し、過去の身長がどうだったかを見ていきましょう。
過去の身長を成長シートに当てはめると、このようになります。
表3
こうやって見てみると非常に面白く、よくあるパターンだと私は思います。
比較的小さい段階で生まれてきて、少し大きくなって平均的な伸び率より高くなって右側に移行していき、6歳3ヶ月あたりからは平均的に伸びてきたということが分かります。
これはよくあるパターンですね。
ぜひチェックしてください。
普段見ていただいている方はご存知だと思いますが、5歳くらいまでは非常に個人差が大きく、伸び率が悪い子もいれば低い子もいます。
逆の表現をすると、おそらくですが3〜5歳とかこういった時期に身長をコントロールしてあげるというのは将来的には進んでくると思います。
なぜならばそこにボラティリティが存在するからです。
ボラティリティがある時期に外部的な関与を行うことで、最終身長が大幅に改善することが期待できるんです。
ですので、3〜5歳といった時期は本当にすごく大事です。
しかしなんで私がそういった時期にあまり治療をしていないかというと、治療は本当にいうとできると思います。
ただし採血できないことが多いです。
5歳でも結構ギリギリですね。
採血できないということと、何を根拠に持って治療しているのかが不明確になってしまうので、そういった意味であまりやっていません。
ただ実際には変動率が高い時期に治療を介入するというのは、ある意味すごく理にかなっていると言えます。
もちろん治療だけでなくて、栄養改善とかそういった意味だとぜひ皆さんにも改善していただきたいと思っています。
最も大事な栄養素は「鉄」です。
3〜5歳の時期では、しっかりと鉄分を摂取するようなことを皆さんにも行っていただくと、私はいいんじゃないかなと考えています。
まとめますと、5歳まで非常に変動する値が大きいので実際に変動率も高いです。
今回のお子様に関して厳密に言うと、6歳ぐらいまで変動していたのでさらに個人差がありました。
ただこういった時期はまだまだ変動率が高いです。
それに対して6歳以降は比較的真下に下りているというところから、非常に平均的に伸びていることが分かります。
なので今回のお子様は、平均的に伸びる骨格をすでに持っているということですね。
この表をもう少し俯瞰した目で見てみましょう。
大きな表で見てみると、すごくボラティリティ(変動率)が高ければ、以下のようなグラフももちろん期待されます。
表5
今のところでは160cm前半台、表の右の方では180cmになります。
「高身長」と呼ばれるところまでいくことを期待すると思いますが、実際問題はボラティリティ(変動率)が高くても、今回のお子様のような範囲でしか期待できません。
なのでこういうふうに大きな目で見ると、小さい体で生まれた子が180cmになる可能性はほぼないという風に考えて私は問題ないと思います。
もちろん例外はあります。
例外はありますが、5〜8歳で骨格がある程度出来上がってきます。
5歳を超えた時点で、それなりに骨格が出来上がっていることから考えると、180cmという説はいま時点ではありません。
厳しいことを言うと、175cmも結構厳しいということが、この時点でまず分かります。
成長曲線から予測するということで、過去の身長から見てみると、5〜6歳ぐらいまでが非常にキャッチアップの様子が強かったという風に言えます。
ただしその後は比較的自分の骨格が形成されているので、この後も平均的に伸びていくことが推測されるタイプとなります。
つまり、平均的な伸び率が期待されるというわけです。
これはどういう意味かと言うと、1番目で求められた164.5〜165.3cmという数値が比較的妥当性が高い、もしくは1番目の数値を支持するような内容が2番目から推測されるということになります。
③レントゲン検査
次はレントゲン検査を見てみましょう。
このお子様はレントゲン検査としては、私の目視だと8歳3ヶ月という評価にしました。
それに対してパソコンで読み込んだ結果では、
Aモードでは9.05歳
Bモードでは8.74歳
こういったような側面から見ると、私は実年齢8歳5ヶ月よりやや低めの予想、パソコンの方ではやや高めの予想ということで、私の方ではほぼ年相応という評価にしました。
早熟でも晩熟でもなくて、比較的平均的というところで、レントゲン検査でも1番目の164.5〜165.3cmを支持していると言えます。
骨年齢に関して詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
というところで、1〜3番目を考えると164.5〜165.3cmの妥当性が高いという結果となっています。
④思春期症状
次は4番目の思春期症状です。
こちらもすごく大事なポイントになります。
今回に関して言うと、思春期症状が出ていないわけですから、今後どういう思春期症状をたどるかというところがすごく大事なポイントです。
思春期症状で分かりやすいのは、声変わりや陰毛です。
こういったのがものすごく大事です。
今回は小学生のお父様・お母様が中心に見ていただいていると思いますので、ぜひこういったところを注目してください。
思春期症状から予測するの画像
私がすごく感じるのが「声変わり」です。
これに関して言うと、「声変わり」はお父様・お母様の評価が甘いというふうに思うことが多いです。
実際に声変わりをしているにも関わらず、毎日聞いているから分かりにくい気もしますが、声変わりしていないというふうにして「晩熟!晩熟!」「全然うちの子は思春期に入っていない」と思っている方が多く、実際には声変わりしている人が多いです。
今回は8歳ですので、さすがに思春期症状が始まっていることはないですが、少なくとも10歳あたりからそういった思春期症状が出てこないかっていうのは、十分に注意して見ていくといいと思います。
声変わりの起きる年齢別の評価についてまとめた記事があるので気になる方はご覧ください。
声変わりと身長は関係ない?背が伸びないのは声変わりのせいか解説
例えば11歳未満で陰毛が生える、12歳未満で声変わりすると早熟傾向が強く、最終身長は低い予想になります。
この情報だけで見た時にそういった条件が達成される、いわゆる11歳0ヶ月で陰毛が生えるとか、12歳未満で声変わりすると、このデータだけでいくと最終身長は大体160cmのペース感覚です。
ですのでこれだとものすごくピンチというか、すごく低くなる可能性が出るというのがここから分かりますので、皆さんもぜひご注意ください。
それでは思春期症状の部分について、もう少し説明していきたいと思います。
例えば思春期症状が非常に平均的に出てきた場合、分かりやすいところで言うと陰毛が12歳半〜13歳とか、声変わりが13歳頃と仮定します。
そういったお子様だと、成長シート上では真下に下りることが期待されます。(表6)
表6
それに対して陰毛が10歳6ヶ月で生えたとします。
その場合は早熟確定ですので、こういった場合は成長シート上でまず真下に進みます。
ただし10歳6ヶ月で陰毛がしっかり生えてくる場合、その半年前あたりから思春期症状が始まっていますので、10歳0ヶ月ぐらいから身長が伸びていって右にシフトしていき、11歳6ヶ月〜12歳辺りがおそらく頂点に持ってくるような形のグラフになると思います。(表7)
そこからグーッと左に落ちていきます。
先程お伝えした通り大体ですが160cmとか、そういったところに落ち着くようなデータになってくると思います。
10歳6ヶ月なのでもう少し厳しいかもしれません。
少なくとも160cm未満になる可能性が高いです。
表7
一方で、陰毛が仮に遅かったとしましょう。
例えば14歳0ヶ月とか、そういた時期に生えてくるタイプのお子さんを仮定します。
今回はこの3パターンで見ています。
もう一度復習しましょう。
平均的なパターンであれば真下に下り、早熟なパターンであれば右にシフトしてから左にシフトしていく形になります。
それに対して晩熟の場合は、微妙に左側にシフトしていきます。(表8)
ガクンとシフトするよりは、微妙に落ちていくことが多いです。
14歳0ヶ月で陰毛が生えてくる場合、その半年前の13歳6ヶ月ぐらいの時期に思春期症状が出てきますので、そういった時期にバーっと右にシフトしていきます。
この場合、最終身長は170cm弱が期待できます。
表8
晩熟の場合:170cm弱
早熟の場合:160cm未満
早熟と晩熟ではこのぐらいの差が出ます。
なので今後の思春期症状を見極めていくというのは、とても重要なポイントになってきます。
早熟タイプのお子様であれば8〜10歳頃にキャッチアップしてあげて、「あっ!うちの子は早熟なんだ」というふうに認識していただくと良いと思います。
例えば病院の方に来ていただくと、急激に右にシフトしていくカーブを少し捻じ曲げてあげることができます。
治療でカーブを捻じ曲げることによって、最終身長を改善することができます。
特に思春期症状に関して厳しく見ていただくといいと考えております。
⑤ご両親の身長
5番目の項目ということで、ご両親の身長を見てみましょう。
お父様:178cm、お母様:151cmということで、ご両親の身長から予測すると
遺伝身長=(父親の身長+母親の身長+13)÷2
=(178+151+13)÷2
=171cm
ということで、遺伝的に考えられる身長は171cmになります。
では先程の成長シートの方で見てみましょう。
表9
こうやって見ると、晩熟で予測したよりもさらに高い位置にあることが分かります。
これはどういうことかなというところで、お父様の身長をお母様の身長をもう少し紐解いていきます。
表10
今回は結構特徴的で、お父様は高い178cmということで、表10の青○の辺りにいらっしゃいます。
お母様は151cmということで、近似的に男性に書き起こすと163cmぐらいになりますので、表10の赤○辺りにいらっしゃいます。
これを考えると、今回のお子様は完全にお母様似のタイプというふうになります。
なので遺伝身長としては高いですが、基本的にはお母様と同じ体質となりますね。
今回に関しては、遺伝身長よりもお母様の身長の方が参考になるという印象を受けます。
①〜⑤を踏まえて
ということでこれらを踏まえるとどのくらいになるのか予測していくと、最初にお伝えした平均的な伸び率が非常に妥当性が高くて、少し低い163〜166cmぐらいになると予測できます。
ただこれはもちろん、予測が外れることもあります。
今回に関して特に、思春期症状が今後どうやって出るかによっても大きく変わると言えます。
後はお父様の身長が高いことから、ここから大幅に改善する様子が出てくるといいですねということになります。
実際の診療だとここで1回ストップして、採血の結果を見て内容を検討していくのですが、今回は採血結果が出ていますので、採血の結果を見ていきましょう。
採血の結果
採血の結果を見るポイントを説明していきます。
採血は
・ALP
・性ホルモン
・栄養素
・成長ホルモン濃度
・甲状腺ホルモン
・糖尿病の有無
このように、かなり複数の項目を検討しています。
性ホルモンはなんとなく皆さんもイメージが湧くかなと思いますが、いわゆる思春期症状が出てから性ホルモンの数値が上がってきます。
それに対してALPですが、ここは結構大事なポイントです。
ALPは骨の代謝を表しており、これがすごく大事なポイントになります。
ここでALPについて説明させてください。
例えば「車がどれだけ走りますか?」と聞かれれば、速さ×時間ですよね。
それと同様に、「どれだけ身長が伸びますか?」と聞かた場合、私はこう答えます。
身長=ALP×骨端線
時間に該当するのは骨端線で、今回であれば骨年齢が8歳3ヶ月程度、もしくは年相応(8歳5ヶ月)になります。
年相応というのはどういう意味かと言うと、身長を伸ばすための時間が他のお子様と同じくらい残されているということになります。
例えばこれが早熟の子で骨年齢が進んでいたりすると、1年分身長を伸ばすための時間が足りないというような表現ができます。
逆に言うと晩熟であれば、1年分他のお子様よりも身長を伸ばすための時間が残されていると言えます。
このように骨端線を見ることで、残された時間を算出することが可能になります。
それに対してALPですが、ALPは速さに該当します。
当然ですが、速ければ速いほど良いというふうになってきますので、そういったところを見ていく形になります。
ALPは今ほどお伝えした通り、車でいうところの速さ(時速)に該当します。
身長で例えるならば、年間成長率に期待値を置き換えることができます。
ALP参考値の画像
「1時間走ったら何km走るかな?」というのが時速ですが、それと同じようにしてALPも「1年ぐらいでこれくらい伸びるでしょ」というような表現ができます。
しかしALPはその日によって計測値が異なるので、あくまで参考にすぎませんので注意してください。
年間成長というのは本来的な意味合いとしては少し違って、1・2ヶ月スパンとか、本当はそういった数値の方が正しいです。
ただし年間で成長率を見てみると、イメージが湧きやすいですよね。
これは時速と同じです。
分速で直されてもなんとなくイメージが沸かないですが、時速だとなんとなく100kmが速いとか、50kmだと遅いとかそういうのが分かるのと同じで、ALPも年間成長率に換算した方が分かりやすいという意見だと思います。
こういうふうに見てみると、ALPが113以下だともう伸びていない、175以下だと年間成長率が低い、350以上だとすごく伸びている時期、500〜600は一番伸びている時期、というのが分かります。
例えば年間で10cm伸びましたというお子様がいらっしゃると思いますが、そういった場合はALPの値が500以上とか、そういった数値を計測していることも多いです。
今回のお子様のデータを見てみましょう。
ALPが324ということで、結構高いですよね。
8歳7ヶ月ぐらいだと特に基準値はありません。
私の方でたくさん見ているので、勝手に私が基準値のようなものを作ってみましたが、この時期で324だと高い方かなという印象を受けます。
200ぐらいの子も多いです。
200を切っているとさすがに低い印象ですね。
少なくともこのALPからすると、このお子様は車のスピードが速い、そういった印象を受けます。
ただし今後も治療を行いながら、ALPの数字がしっかり上がっていくのかどうか、本当はキャッチアップしながら見ていくとより一層良いと思います。
男性ホルモンに関しては当たり前ですが検出していません。
今後もこういったのをしっかりチェックしていって、思春期症状をフォローアップしていくことも大事です。
亜鉛の結果
亜鉛は67ということで、欠乏症が80未満ですので、これは完全に欠乏値になります。
欠乏値が多いですから、これだけで病的かというとそうでもないですが、色々なデータを見てみると少し補充しても良いかなと思います。
■亜鉛の基準値
80未満:欠乏値
100以上:理想値
ビタミンの結果
ビタミンに関しては29.0という値でした。
■ビタミンの基準値
20以下:欠乏値
40以上:理想値
このことから、理想値には届かないですが欠乏もしていないということが分かります。
こういったのは、しっかりと補充してあげることを推奨しています。
鉄の結果
鉄の値はかなり詳しく見ています。
鉄の値はフェリチンという値で、貯蔵鉄という身体にどれくらいストックがあるかという数字になります。
このフェリチンの値が39でした。
フェリチンの基準値は17〜321なので、しっかり満たしていることが分かります。
それに対してTIBCという値で、総鉄結合能と言います。
このTIBCの値が321でした。
基準値が239〜367ですので、基準値を満たしていますね。
続いてヘモグロビン値という値で、貧血の値です。
このヘモグロビンの値が13.6でした。
基準値が13.6〜18.3ですので、こちらも基準値を満たしています。
こういったデータから、比較的このお子様は鉄は充足されているという評価になります。
ただし鉄は、今後さらにこのお子様はヘモグロビン値がどんどん上がっていくわけなので、そういったのを考えると、ある程度積極的に摂取することが望ましいでしょう、という表現ができると思います。
それはサプリメントでやるのか、食事でやるのかはまた別だと思いますが、できるだけこういうのを改善していきましょう。
まとめ
小学生男子の身長を伸ばす方法ということで実際に小学生のお子様のモニターさんを参考に、「どの様にに最終的に身長を伸ばしていくか」、「今どういう成長の段階にいるのか」について説明していきました。
今回はここまでの解説となりますが、実際の診療であれば、ここからさらに薬物介入をした場合にどういった効果が得られるのかとか、コストをどのようにとっていくのか、そういったところを加えて説明していきます。
以上、参考になりましたでしょうか。
今後も身長に関することを配信していきます。
今後も身長に関することを全身全霊で配信していきます。
身長先生ブログのチェックと、身長先生YouTubeのチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
また、当院では身長治療を行っております。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。
簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。