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【13歳7ヶ月男】身長を伸ばす方法〜やや晩熟タイプ,175cm目指せるか?〜

[2022.06.03]

 

今回は13歳が身長を伸ばす方法ということで、13歳のみなさんにダイレクトにお届けいたします。 

 

13歳男子の皆様、そして13歳男子のお父様・お母様、ぜひご覧ください。 

もちろん13歳に近い12歳や14歳など、ぜひ身長を伸ばすのに役立ててください。 

 

 

今回は初のモニター企画です。 

13歳7ヶ月の男性のお子様のデータを一緒に見ながら、13歳7ヶ月はどういった時期なのか、そしてどういう風にして身長を伸ばしていくかをみなさんと一緒に見ていきたいと思います。 

 

 

 

 

 

 

成長シートを用いた最終身長の予測

 

では13歳7ヶ月のデータを一緒に見ていきましょう。 

今回は0歳0ヶ月〜13歳7ヶ月の直近のデータを全て頂いています。 

 

0歳0ヶ月:47cm 
0歳7ヶ月:68.6cm 
0歳10ヶ月:72.7cm 

 

1歳6ヶ月:84cm 
3歳1ヶ月:95.8cm 
7歳0ヶ月:121.7cm 
8歳0ヶ月:125.8cm 
9歳0ヶ月:131.7cm 

 

10歳0ヶ月:137.4cm 
11歳0ヶ月:141.0cm 

 

12歳0ヶ月:147.9cm 
12歳7ヶ月:151.8cm 

 

13歳1ヶ月:155.1cm 
13歳6ヶ月:159.1cm 
13歳7ヶ月:159.5cm 

 

ではこれらのデータを成長シートに当てはめ、一緒に最終身長予測を行っていきましょう。 

 

今回13歳7ヶ月のデータになりますので、近似的に当てはめると13歳6ヶ月の部分から右に線を引っ張りますと、13歳6ヶ月のデータが出てきます。(写真1) 

 

写真1 

 

このお子様は持ってきていただいてデータだと159.5cmだったのですが、実際に測ってみると160.8cmということだったので、写真1ではその値のところを黄色くマークしています。 

 

こちらの成長シートは、日本人の平均的な身長の伸びを表にしたものになります。 

この表を使うと平均的な身長のみを予測することができます。 

現在160.8cmなので、平均的に身長が伸びていった場合をまず考えます。 

そうすると、真下に下りたところの171.0〜171.9cmのペースにいることが分かります。(写真2) 

 

写真2 

 

それに対して昔のデータを参考にしていきたいと思います。(写真3) 

 

写真3 

 

こちらを見てみると、2つゾーンに分けられ、最後にやや少し右側に盛り返していることが分かります。 

この2つのゾーンがどんな時期なのかを見ていきますと、1つ目のゾーンは約10歳ぐらいですね。 

緑色の縦線が平均身長なので、小学校の高学年に入るまでは平均よりもわずかに身長が高いグループであったことが分かります。 

それが小学校高学年になってきた時に、平均よりも少し落ち込むようなデータになっています。 

そしてそこからやや盛り返している状況です。 

ここからは比較的、晩熟を期待したいという表現になってくるかなと思います。 

 

1つ考えると先ほどお伝えした171.9cmよりはやや右側にいくことを期待したい、そういった表現になってくるかなと思います。 

 

そして次に骨のレントゲンを参考にしていきます。 

今回はモニターということで、骨のレントゲンデータもあります。 

骨のデータを見させていただくと、ほとんど年相応かなというところで骨年齢は13歳9ヶ月と判定します。 

 

では今までの内容を1回復習していきましょう。 

 

まず13歳7ヶ月で160.8cm 

平均的に伸びていくと①171.0cm〜171.9cmと予想されます。 

それに対して過去のデータからはやや晩熟寄りということで、②171.0cm〜171.9cmよりも少し高くなりそうだなというところが期待値になってきます。 

そして骨のレントゲンでは、③骨年齢は13歳9ヶ月と年相応もしくはやや早熟という結果でした。 

ただし機械で読み込んでみると、12歳9ヶ月とか12歳6ヶ月くらいというような評価になっています。 

また、今回は骨折をして治癒後だったことから、少し骨の方が不鮮明に見えましたので、今回は右手も計測しました。 

右手を計測すると、12.05歳12.31歳ということ、機械で読み込むと少し晩熟寄りな結果となりました。 

 

今回のように、実測値と機械で矛盾するデータが出ることはよくあります。 

例えば私の目で見ても早熟、機械で測定しても早熟というのはほぼ100%早熟という結果になります。 

今回は少し二面性があると言えます。 

12歳の後半〜13歳9ヶ月?というような判定です。 

通常こういった場合は中間をとりますので、やや晩熟を期待したいという風な表現になってくるかなと思います。 

先ほどの身長の記録から見ても、晩熟と考えるのが無難だと考えられます。 

つまり、予想は平均的に伸びていった場合の①171.0cm〜171.9cmよりは高くなると考えることができます。 

 

また、こちらの方の思春期症状を見てみますと、少し晩熟なのかなという印象を受けました。 

 

そしてご両親の身長ですね。 

父:178cm 母:151.5cm 

ということですので、遺伝身長を計算すると 

遺伝身長(男子)=(父親の身長+母親の身長+13)÷2 
        =(178+151.5+13)÷2 
        =171.3cm 

という結果になります。 

 

現状のペースというのは、遺伝身長に非常に向かっているということで、ここから晩熟を期待して右側に大きくシフトすることを期待したいですが、遺伝的に見てもそこまで大きくシフトするようなものでもないと考えられます。 

 

写真4 

 

レントゲン上でも私の方で判断するとそこまで晩熟ではないというところも色々考えてみると、今回の最終身長予測は171cm、高くても175.4cmあたりかなという印象になってきます。 

 

レントゲンによる骨年齢の予測

 

では今回は骨のレントゲンの説明をしていきます。 

 

写真5 

 

○の部分が全て骨端線です。 

骨端線としては十分に開いているという表現になってきます。 

13歳7ヶ月だと結構早い子だと指の先の骨端線が閉じていることが多いです。(写真6) 

 

写真6 

 

13歳7ヶ月でもここの骨端線が閉じている子もいるので、このことからこのお子様は超早熟ではないことが確定的になってきます。 

超早熟の子だと、第二関節や第三関節の骨端線も閉じてきます。 

 

今回参考にしたいのが、手首の骨です。 

太い骨が橈骨と言い、黒い部分が綺麗に出ていることから、骨端線がはっきり残っていると言えます。 

しかし一部分に関しては少し重なってきているところも出てきて、やや大人になりつつあるという表現もできるかと思います。(写真7) 

 

写真7 

 

細い骨の尺骨も見てみると、しっかりと骨に陰影が重なり始めてきて、かつ骨が尖ってきていることから骨がしっかりと成長していきていると言えます。(写真8) 

 

 写真8 

 

それに対して今回お見せしたいのが、怪我をした方の左手です。 

ここに白い部分がありますね。(写真9) 

 

写真9 

 

こういったことはあまりないです。 

不思議だなと思ったら、こちらの骨は骨折していたということで、そういった意味から左手の骨年齢の測定が難しかったというところです。 

通常は左手で見るのですが、今回は右手で測定しました。 

そして左手の値がやや右手より進んでいる、骨の年齢が進んでいるというのは骨折した影響になります。 

 

もう1回振り返ります。 

右手が12.05歳、12.31歳なのに対して、左手の方が12.79歳、12.46歳ということで、左手の方がだいぶ骨年齢が進んでいることが分かります。 

いずれにせよ、比較的晩熟であると言えます。 

今回に関していうと私の読みが少し厳しすぎたということも言えるかもしれません。 

 

各データを踏まえての最終身長予測

 

ということで、他のデータを算出してみると、現状としては171.0cm〜175.4cmくらいのペースという表現になってきます。 

それに対して採血の結果を見てさらに予測を補正していく形になります。 

今回はモニターさんの採血のデータもありますので、一緒に見ていきましょう。 

 

13歳7ヶ月という時期は思春期としては後半という表現でいいと思うので、それを踏まえて説明していきます。 

こういった思春期の後半になってくると、ALPという数字が大事です。 

どれぐらい身長が伸びるかは、「ALP×骨端線」で評価できると言えます。 

 

例えば車がどれだけ走りますか?という質問を受けたら、「距離=速さ×時間」と答えますよね。 

この速さALPに該当します。 

そして時間骨端線です。 

骨端線に関しては年相応〜晩熟傾向という評価が今回の結論になってきます。 

 

ではその中で骨端線の方は少し他のお子様より時間がありそうだという評価に対して、ではALPはどうかなと見てみます。 

まずALPの参考値はこちらです。 

(特に思春期到来後に参考にする値) 

 

大人の値:113以下 

最終身長に近い:175以下 

非常に身長が伸びている状態:350以上 

身長の伸びのピーク:500〜600 

 

ALPが500〜600のこのピークというのはどういうタイミングかというと、思春期の入りかけから入った直後くらいの時が多いです。 

非常に伸びが強いというのはALPが350以上ですが、例えば13歳7ヶ月で350以上あればかなり最終身長としては高くなる印象になります。 

それに対して13歳7ヶ月で早熟と呼ばれる子は、ALPが175を切っていることも多いです。 

そうすると伸び率としてはなかなか厳しいでしょうという評価となり、2cmもしくは1cmくらいしか伸びないとか、そういったことをお話しすることもあります。 

また、ALP113を13歳7ヶ月で叩き出すことは限りなく珍しいです。 

 

例えば先ほど171.0cm〜175.4cmというような予測を立てたわけですが、成長の記録としてはそのまま真下に下りるか、右側シフトして角度がつくことになります。(写真10) 

 

写真10 

 

この角度を測ってみると0〜50度ぐらいの差があります。 

50度ぐらいのカーブはかなり強烈なカーブということで、なかなか達成することは難しいです。 

初診時に実際にそのモニターさんにお伝えした内容を振り返ってみます。 

 

ALPが200〜250程度であれば、骨年齢でかなり厳しく見た値が正しかったと言える値になります。 

一方でALPが350以上だと175cmといった数字がしっかりと見えてきます。 

 

ということで実際にこのお子様のALPがいくつだったかを発表します。 

ALPはなんと、520でした。 

ALPが520ということで、今回に関しては相当高いです。 

これは想像を遥かに超えていましたので、このお子様に関していうと晩熟という表現ではなくて、超晩熟という表現で恐らくいいかと思います。 

 

先ほどお伝えした通り、ALP520は通常は思春期に入るか入らないかぐらいになりますが、実際のテストステロン値男性ホルモンの値を見てみました。 

値を見てみると、0.79になります。 

男性ホルモンの値は1.31〜8.71が大人の値ですので、大人の値にまだなっておらず、まだ入りかけだということが分かります。 

実際の入りかけのテストステロン値というのは、だいたいですが検出するかしないかぐらいです。 

0.03とか0.1とか0.2といった数字になります。 

そういった意味だと、ある程度大人にしっかりと入っていると言えます。 

もちろん13歳7ヶ月ですから入っていないことはないんですが、テストステロン値からも晩熟であることが確定的になります。 

 

例えば13歳7ヶ月でかなり早熟傾向が強い子だと、テストステロン値が3.0〜4.0とか、場合によっては5.0〜6.0くらいになります。 

この辺の値の子だと早熟傾向としても矛盾がないので、ALPが13歳7ヶ月で例えば158でテストステロン値が4.2でしたという話になってくると、かなり早熟という評価になります。 

そういったお子様はモニターさんの方で今後出てくると思いますので、そういったものもまた紹介していきたいと思います。 

 

ということで、最終身長の予測としては175.4cmぐらいがより一層濃厚になってきたわけですが、もしかしたら175.4cm以上いく可能性もあります 

ただし遺伝身長から考えてもそれ以上いくのはなかなか難しいとも思いますが、そういったところも期待したいというところですね。 

 

どのようにアプローチしていけばよいか

 

それでは実際にこのお子様に対してどんなアプローチができるかを一緒に見ていきましょう。 

まず亜鉛です。 

亜鉛に関していうと、57という数字が出てきました。 

血清濃度ですね。 

80〜130が基準値になりますので、57という値は非常に欠乏していることが分かります。 

つまり亜鉛を補充するとより一層良くなるでしょう、ということが言えます。 

 

例えばですが、2018年の亜鉛欠乏症の診療指針のデータを見てみると、亜鉛が欠乏した状態で亜鉛を投与すると身長にプラスに働くということが分かっています。 

こういった基準値と呼ばれる80〜130に向けて調節していくのが良いと考えられます。 

 

続いて鉄ですね。 

鉄の場合も色々と見る方法があります。 

鉄を見る方法としては、私が主に採用しているのはフェリチンという値で、体内に貯蔵されている鉄の値のことですね。 

その値が19とうことでした。 

17〜321が基準値ですので、19という値は非常に低いということが分かります。 

 

このお子様はサッカーを一生懸命されており、恐らくミネラルの消費量が多いと考えられます。 

そういったところもあると思います。 

フェリチンの値から見ても、ほとんど鉄がストックされていない状態であると言えます。 

さらに鉄に関して細かいところを言うと、お子様というのはヘモグロビン貧血の値がまだまだ低くて、これから大人になるところでそういった部分も大人になっている子となっていない子がいます。 

大人の男性のヘモグロビンの値は13.6〜18.3ですが、このお子様の実測値は13.4というところで、こういった点から見ても非常に鉄の消費量としては多いので、鉄をもっと補充してあげるのも良いと考えられます。 

 

それに対してビタミンDですね。 

ビタミンDは28.7ということで、ビタミンDは20以下が欠乏値ですので、ビタミンDは十分に足りているという表現になってきます。 

これは絶対補充しなくちゃいけないわけではない、ということですね。 

 

こういったところを改善しながら、より一層175.4cmを目指す、もしくはそれ以上を目指すというところで頑張っていくと良いのではないでしょうか。 

 

まとめ

 

今回は初のモニター企画ということで、参考になりましたでしょうか。 

 

 

当院では身長治療を行っております。

興味のある方は、こちらをご覧ください。

 

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