14歳の平均身長を男女別に公開!14歳やや早熟の子の身長はあと何センチ伸びる?【モニターの症例あり】
「14歳の平均身長ってどれくらい?」「男の子も女の子も、あと何センチくらい伸びるんだろう…」そんなふうに気になる親御さんは多いのではないでしょうか。
身長の伸び方には個人差があるものの、生活習慣や成長のステージを正しく理解することで、できるサポートがあります。
この記事では、14歳の男女の平均身長データを月齢別に紹介し、成長の特徴や身長を伸ばすための生活習慣、さらに“やや早熟”なお子さんの最終身長予測についてもモニター症例をもとに詳しく解説します。
14歳の男の子と女の子の平均身長【月齢別のデータを公開】

14歳は、思春期による成長のピークが訪れる重要な時期です。ただし、成長のタイミングは子どもによって大きく異なるため、「同じ14歳でもここまで違うの?」と驚く保護者の方も少なくありません。
この章では、14歳の男女別・月齢別の平均身長を紹介し、お子さまの現在地を把握するための目安として活用できる情報をお伝えしていきます。
14歳の平均身長
14歳の平均身長は、次のとおりです。
- 男子:約163.8cm〜167.2cm
- 女子:約156.0cm〜157.0cm
この年齢は成長のスピードに個人差が大きく、数か月の違いでも身長に差が出やすくなります。
結論から言うと、男子はこの1年間で平均して約3.7cmほど伸びる傾向があり、成長のピークの真っ只中にいます。一方、女子はすでに成長のピークを過ぎていることが多く、年間で1cm程度の緩やかな伸びにとどまることが一般的です。
これから紹介する月齢別データを参考にしていただき、より正確に現在の成長段階を知りましょう。
14歳男の子の平均身長
|
14歳 |
平均身長 (cm) |
標準偏差 (cm) |
平均体重 (kg) |
標準偏差 (kg) |
|
0ヶ月 |
163.8 |
6.99 |
53.1 |
10.6 |
|
1ヶ月 |
164.1 |
6.91 |
53.4 |
10.6 |
|
2ヶ月 |
164.5 |
6.83 |
53.8 |
10.6 |
|
3ヶ月 |
164.9 |
6.75 |
54.1 |
10.6 |
|
4ヶ月 |
165.3 |
6.66 |
54.5 |
10.6 |
|
5ヶ月 |
165.7 |
6.58 |
54.8 |
10.6 |
|
6ヶ月 |
166.1 |
6.5 |
55.2 |
10.6 |
|
7ヶ月 |
166.3 |
6.45 |
55.5 |
10.6 |
|
8ヶ月 |
166.6 |
6.41 |
55.8 |
10.7 |
|
9ヶ月 |
166.8 |
6.36 |
56.1 |
10.7 |
|
10ヶ月 |
167 |
6.31 |
56.4 |
10.7 |
|
11ヶ月 |
167.2 |
6.26 |
56.7 |
10.8 |
14歳女の子の平均身長
|
14歳 |
平均身長 (cm) |
標準偏差 (cm) |
平均体重 (kg) |
標準偏差 (kg) |
|
0ヶ月 |
156 |
5.38 |
49.1 |
7.7 |
|
1ヶ月 |
156.1 |
5.38 |
49.2 |
7.7 |
|
2ヶ月 |
156.2 |
5.37 |
49.4 |
7.7 |
|
3ヶ月 |
156.3 |
5.37 |
49.6 |
7.7 |
|
4ヶ月 |
156.5 |
5.37 |
49.8 |
7.7 |
|
5ヶ月 |
156.6 |
5.36 |
50 |
7.7 |
|
6ヶ月 |
156.7 |
5.36 |
50.2 |
7.7 |
|
7ヶ月 |
156.8 |
5.36 |
50.3 |
7.7 |
|
8ヶ月 |
156.8 |
5.36 |
50.4 |
7.8 |
|
9ヶ月 |
156.9 |
5.36 |
50.5 |
7.8 |
|
10ヶ月 |
156.9 |
5.36 |
50.5 |
7.8 |
|
11ヶ月 |
157 |
5.36 |
50.6 |
7.8 |
14歳の身長はどう伸びる?中学生の成長

14歳は、ちょうど思春期の成長スパートのまっただ中、もしくはその終わりに差しかかっている時期です。個人差はあるものの、性別によって成長のリズムに違いが見られます。
男の子は12歳頃から身長が大きく伸び始め、14歳ではピークに近づきます。年間で7〜10cm程度伸びることもありますが、この時期を過ぎると少しずつ伸び方は穏やかになります。
一方で女の子は、10〜11歳頃から成長が加速し、14歳では多くがピークを過ぎています。初潮を迎えることで成長が落ち着く傾向にあり、年間の伸び幅も3〜4cm程度と緩やかです。
どちらも、骨の成長板(骨端線)が閉じるまでは身長の伸びが続く可能性があり、まだ数cmの成長が期待できる時期とも言えます。
14歳の低身長の目安とは

14歳で身長が著しく低いと感じる場合、「低身長なのかもしれない」と心配になるかもしれません。
一般的な目安としては平均より−2SD(標準偏差)未満が低身長とされます。男子で約150cm未満、女子で約146cm未満がこの基準に当たると言われています。
14歳の男の子の低身長の目安
|
14歳 |
平均身長 |
-2SD |
|
0ヶ月 |
163.8 |
149.8 |
|
1ヶ月 |
164.1 |
150.3 |
|
2ヶ月 |
164.5 |
150.9 |
|
3ヶ月 |
164.9 |
151.4 |
|
4ヶ月 |
165.3 |
152 |
|
5ヶ月 |
165.7 |
152.5 |
|
6ヶ月 |
166.1 |
153.1 |
|
7ヶ月 |
166.3 |
153.4 |
|
8ヶ月 |
166.6 |
153.7 |
|
9ヶ月 |
166.8 |
154.1 |
|
10ヶ月 |
167 |
154.4 |
|
11ヶ月 |
167.2 |
154.7 |
14歳の女の子の低身長の目安
|
14歳 |
平均身長 |
-2SD |
|
0ヶ月 |
156 |
145.2 |
|
1ヶ月 |
156.1 |
145.3 |
|
2ヶ月 |
156.2 |
145.5 |
|
3ヶ月 |
156.3 |
145.6 |
|
4ヶ月 |
156.5 |
145.7 |
|
5ヶ月 |
156.6 |
145.8 |
|
6ヶ月 |
156.7 |
146 |
|
7ヶ月 |
156.8 |
146 |
|
8ヶ月 |
156.8 |
146.1 |
|
9ヶ月 |
156.9 |
146.1 |
|
10ヶ月 |
156.9 |
146.2 |
|
11ヶ月 |
157 |
146.2 |
成長には個人差があるため、単に数値だけで判断せず、過去の成長の様子や家族の身長などもあわせて見ることが大切です。
14歳の身長を伸ばすためにできること
14歳は、身長を伸ばすうえでとても大切なタイミングです。特に男の子は、まだ成長スパートの途中にいることも多く、生活習慣を見直すことで、あと数cm以上の伸びが期待できることもあります。
ここでは、睡眠・栄養・運動など、日常の中で意識できる「身長を伸ばすための具体的なポイント」をわかりやすく解説していきます。
睡眠の質とタイミングを整える
身長を伸ばすうえで欠かせないのが、成長ホルモンの分泌です。このホルモンは、夜の深い眠り(ノンレム睡眠)中に多く分泌されます。
特に眠り始めた瞬間から分泌が始まるため、お子さんが深い眠りにつけるような環境を整えることが大切です。
14歳の子どもには、1日8〜10時間の睡眠が推奨されています。夜ふかしやスマホの使用を控え、毎日同じ時間に寝る習慣をつけることが大切です。また、寝る前にストレッチや読書などでリラックスする時間を設けると、質の良い睡眠につながります。
栄養バランスのとれた食事をとる
14歳の成長期には、骨や筋肉の発達を助ける栄養をしっかり摂ることが大切です。とくに以下の栄養素は、身長の伸びに深く関わっています。
- たんぱく質(肉・魚・卵など):骨や筋肉の主な材料
- カルシウム(牛乳・小魚・チーズなど):骨を丈夫にする
- ビタミンD(鮭・きのこ・日光浴など):カルシウムの吸収を助ける
- 亜鉛(レバー・ナッツ・牡蠣など):成長ホルモンの分泌をサポートする
また、大豆製品に含まれるイソフラボンは、思春期の早期初来を促してしまい思春期の早期終了に関わる可能性があるとされており、成長期には摂りすぎに注意した方がよいとも言われています。
適度な運動で骨に刺激を与える
運動は、骨に適度な刺激(荷重刺激)を与えることで、身長の伸びをサポートします。この刺激が、骨の端にある「成長板(せいちょうばん)」を活性化させ、骨の伸びにつながると考えられています。
成長板は、骨が伸びる基盤となる“軟骨の層”です。ここで細胞分裂が起こることで、骨が縦に成長していきます。思春期の終わりにはこの部分が閉じてしまうため、それまでにしっかり刺激を与えておくことが重要です。
特に、ジャンプやランニングなどの縦方向の運動は、成長板への刺激に効果的だとされています。無理のない範囲で、日常的に体を動かす習慣をつけましょう。
成長期をサポートするサプリメントの活用
成長期の子どもにとって、必要な栄養素をバランスよく摂取することは大切です。しかし、食事だけでは補いきれない場合、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
以下のような栄養素を含むサプリメントが、成長をサポートするとされています。
- カルシウム:骨の形成に必要なミネラル
- ビタミンD:カルシウムの吸収を助け、骨の健康を維持する
- 亜鉛:細胞の成長や修復に関与し、成長ホルモンの分泌をサポートする
- アルギニン:成長ホルモンの分泌を促進するとされるアミノ酸
これらの栄養素を含むサプリメントを適切に取り入れることで、成長期の栄養補給をサポートできます。ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割であり、基本はバランスの取れた食事と生活習慣を心がけることが重要です。
ストレスをためない環境づくり
成長期に強いストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れたり、成長ホルモンの分泌が抑えられることがあります。これは身長の伸びにも影響するため、心の健康にも気を配ることが大切です。
中学生の時期は、人との関わりが増え、周囲と自分を比べてしまう場面も多くなります。そんなときこそ、次のようなことを意識して、ストレスをためにくい生活を心がけましょう。
- 自分が「好き」「楽しい」と思える時間を大切にする
- まわりと比べすぎず、自分のペースを意識する
- つらいときは、家族や先生など信頼できる人に話してみる
心が安定することで、体の成長にも良い影響が期待できます。
小児身長治療を検討する
「このままではもう伸びないのでは…」と感じたときは、専門機関への相談も一つの選択肢です。たとえば、東京神田整形外科では、生活指導をはじめ、必要に応じて成長ホルモンを活用した小児治療を行っており、成長期の子どもたちを幅広くサポートしています。
治療の対象はおおむね5〜15歳。成長のピークを逃さずに支援することで、成長率の加速や、身長の伸びの停滞を防ぐことが可能です。たとえば、将来160cmの見込みだった子どもが、適切なケアを受けることで+10cm近く伸びる可能性もあると言われています。
お子さまの成長が心配な場合は、早めに東京神田整形外科にご相談ください。
14歳やや早熟の子の身長は、あと何センチ伸びる?モニターの症例を用いて最終身長予測

14歳で身長が高めのお子さんを見ると、「もう伸び終わり?」と気になる方もいるかもしれません。とくにやや早熟なタイプの子どもは、成長が早く進むぶん、最終身長が予測しづらいこともあります。
ここでは、モニター症例をもとに、現在の身長や過去の伸び方、検査データなどから、最終身長をどのように見立てるかをご紹介していきます。
最終身長予測に関しては、こちらのYouTubeで詳しく解説しましたので合わせてご確認ください。
14歳の子どもの最終身長を予測していくには
ここでは、14歳4か月で身長175.2cmの男子のデータをもとに、どのように最終身長を予測していくのかをご紹介します。
最終身長を見立てるには、次の6つの要素を総合的に評価する必要があります。
①現在の身長
②過去の身長の推移
③レントゲンによる骨の成長状態
④思春期に現れる体の変化(思春期症状)
⑤両親の身長(遺伝要素)
⑥採血データ(ALPなどの数値)
このように複数の視点から現在の成長状態を分析することで、「あとどれくらい伸びるか」「成長の余地はどのくらい残っているか」を具体的に予測することができます。
①現在の身長
まず、現在の身長から将来どの程度伸びるかを予測するために、「成長シート」を使って確認していきます。
このシートは、年齢と身長を入力することで、将来的な身長を簡易的に予測できる便利なツールです。ご希望の方は、「身長先生」の公式LINEからご自身でダウンロードして試してみてください。
今回の例では、14歳4か月で身長が175.2cmの男の子をモデルに見ていきます。
表1

成長シートの表(表1)では、横軸が年齢となっており、14歳0か月〜14歳6か月の中間地点に該当します。縦軸で175.2cm付近を探すと、174.4cmと175.3cmの間に位置することがわかります。
そこから平均的に伸びていくと仮定し、表の真下に下りていきます。(表2)
表2

ここから平均的な伸び方を仮定し、成長曲線に沿って下にたどると、最終的には180.3cm〜181.0cmあたりまで伸びる可能性があると予測されます。
ただし、これはあくまでも「平均的な伸び率」で計算した場合の予測です。実際には、個人差によってさらに伸びる場合もあれば、成長がゆるやかになるケースもあります。
②過去の身長
現在の身長だけでなく、過去の成長の軌跡を確認することも最終身長を予測する上で重要です。ここでは、成長曲線をもとに、「早熟か晩熟か」の傾向を見ていきます。
今回のケースでは、14歳4か月で175.2cmという高身長ながら、骨年齢は15歳3か月と進んでおり、「やや早熟」と判定されます。
以下の表3をご覧ください。
表3

このグラフからわかる通り、身長は一時的に大きく伸びたあと、急に成長速度が落ちる、典型的な早熟タイプのパターンです。このタイプでは、成長スピードが早い分、最終身長は当初の予測よりも低くなる傾向があります。
さらに、以下の表4を見ると、成長の角度や伸びの変化がよりはっきりと現れています。
表4

α(上りの角度)とβ(下りの角度)が似ており、グラフが直線的に下がっていることから、今後の身長も同じ傾きで推移する可能性が高いと考えられます。また、グラフの18歳時点では175.4cm前後でほぼ伸びが止まっていることから、すでに成長のピークを過ぎていると読み取れます。
実際のデータでは、18歳時点での数値は以下の通りです。
175.4cm、175.7cm、176.3cm、176.0cm、175.5cm、175.8cm、175.5cm
これらのデータから見ても、ほとんど身長に変化が見られないことがわかります。成長率としては、すでにかなり鈍化している状態です。
さらに、思春期後半では「前年の伸び幅の半分程度」が翌年の予測値になるとも言われています。たとえば、前年に3cm伸びた場合、次年は1.5cm程度の伸びが想定されます。このように、過去の成長データは、将来の伸びを見立てるうえで非常に重要な材料となります。
③レントゲン検査
最終身長を予測するうえで、骨の成熟度を確認するためのレントゲン検査は非常に重要です。今回のケースでは、実年齢が14歳4か月に対し、レントゲン上の骨年齢は15歳3か月と評価されました。つまり、約1年ほど骨の成長が早く進んでいる「早熟型」であると考えられます。
実際の診察では時間の制約から詳しい説明が難しいため、ここではレントゲン画像を用いて、成長の見立て方をご紹介します。
図1:末節骨の骨端線(赤丸部分)

骨端線が完全に閉じていることで、14歳以上と判断されます。
図2:中節骨と基節骨の骨端線

どちらも閉じており、骨の成熟が進んでいることがわかります。
図3:中手骨の骨端線

閉じていることで、15歳以上と評価されます。
図4:橈骨と尺骨の骨端線

→ 橈骨はまだ骨端線が残っており、尺骨は半分程度閉じている状態。これにより、15歳3か月相当と総合判断されました。
このように、各部位の骨端線(成長板)の状態を確認することで、骨の成熟度を総合的に評価することが可能です。
また、予測身長の補足として、下記のようなデータを参考にしています:
現在の骨年齢が15歳3か月の子どもが174.5〜175.3cmだった場合:そのまま成長すれば178.0〜178.8cmまで伸びる可能性があるとされています。
ただし、今回の症例ではすでに骨の閉鎖が進んでおり、最終的には174.5〜175.3cm程度で止まると見込まれています。
さらに、レントゲンでは側弯症の有無も確認します。これは背骨のゆがみをチェックするためで、以前は実施していなかったものの、現在は安全性の観点から必ず確認するようにしています。
④思春期症状
最終身長を予測する際には、「思春期の始まりがいつだったか」も重要な判断材料のひとつになります。今回の症例では、思春期症状の開始時期について本人の記憶が曖昧で、明確な記録はありませんでした。
ただし、一般的な目安として、以下のような症状が思春期のサインとして挙げられます。
写真1

中でも、声変わりは本人や保護者も気づきやすい変化のひとつです。これがいつ頃始まったかを振り返ることで、早熟か晩熟かの見立てに役立ちます。
12歳未満で思春期症状が始まった場合は、早熟傾向とされることが多く、平均より早く身長の伸びが止まる可能性があります。
一方で、13歳以降に始まった場合は、比較的晩熟傾向と考えられ、伸びる期間が長くなることもあるかもしれません。
特に14歳以上で思春期が始まった場合は、晩熟型である可能性が高いとされています。
今回のように症状の時期が不明な場合でも、成長記録や過去の変化を思い出すことで手がかりになることがあります。思春期症状は、身長の将来を見立てる上で非常に重要な指標ですので、記録として残しておくと役立つでしょう。
⑤遺伝身長
将来の身長を予測する上で、ご両親の身長から導き出す「遺伝身長」も重要な参考指標となります。
一般的に、男の子の遺伝身長は以下の式で求めることができます。
(父親の身長+母親の身長+13)÷2 ±9cm
この計算式によって算出される中心値は「予測される最終身長の目安」であり、そこから±9cmの幅が許容範囲として考えられます。
今回のケースでは、両親の身長をもとに計算すると、遺伝身長は175.25cmという結果になりました。これまでの成長データや骨年齢の進み具合を踏まえると、最終身長はこの遺伝的な目安に近づく可能性が高いと予測されます。
ALPで最終予測
最終身長の予測をより正確に行うためには、採血による骨代謝マーカー「ALP(アルカリホスファターゼ)」の数値も重要な判断材料となります。
ALPとは、骨の代謝活動の目安になる値で、特に思春期以降における身長の伸びと深く関係しています。わかりやすく言えば、「ALPが高いほど、骨が活発に成長している状態」といえるでしょう。
成長のモデル式に例えるなら、次のように考えることもできます。
【身長の伸び ≒ ALP(速さ) × 骨年齢(時間)】
今回のケースでは、
ALP:280
骨年齢:15歳3か月
という結果でした。
ALPの基準値と成長段階の目安は以下の通りです。
|
状態 |
ALP値の目安 |
|
成長ピーク期(思春期中盤) |
500〜600 |
|
成長中(平均的な思春期) |
350以上 |
|
成長の終盤 |
175前後 |
|
骨の成長が終了した成人 |
113以下 |
今回のALPが280であることから、成長のピークは過ぎているものの、まだ完全には止まっていない状態であると考えられます。つまり、これまでの予測通り、175cm台後半まで伸びる余地があると見るのが自然です。
さらに、他の栄養指標も以下のように確認されています。
- 亜鉛:55(基準値80〜130)
- 鉄(フェリチン):50(100以上が望ましい)
- ビタミンD:26.8(40以上が目標値)
これらの数値はやや不足気味であり、栄養を整えることで、さらに良い成長環境を整えることが期待できます。
その他の情報
最終身長の予測には、生活習慣や運動習慣、既往歴、睡眠の質なども影響すると言われています。これらも成長に関わる要素のひとつとして、医師による総合的な評価が重要です。些細な情報でも、判断の助けになることがあるでしょう。
14歳の子どもの身長に関するよくある質問

ここでは、保護者の方から寄せられることの多い、14歳の身長に関する疑問についてお答えします。「伸びる時期はいつまで?」「止まったサインは?」といった、気になるポイントをわかりやすく解説していきます。
14歳は身長が伸び盛りですか?
14歳は、まさに思春期スパート(急激な成長期)の真っ最中、またはその終盤にあたる時期です。特に男の子の場合、14歳前後で年間7〜10cmほど伸びることもあり、「今がまさに伸び盛り」といえるお子さんも少なくありません。
一方、女の子はやや早く成長が始まるため、14歳ではすでに伸びが落ち着いているケースもあります。ただし、個人差が大きいため、同じ年齢でも成長段階は人それぞれです。体の変化や過去の成長ペースを見ながら、お子さんの今の位置を判断していきましょう。
身長が止まったサインは?
身長の伸びが止まったかどうかを判断するポイントは、骨の「成長板(骨端線)」が閉じたかどうかです。成長が終わりに近づいている可能性があるサインとして、次のようなものが挙げられます。
|
半年以上、まったく身長が伸びていない |
思春期の成長期なら、半年で1〜3cmほど伸びるのが一般的です。 |
|
手足のサイズに変化がない |
靴や手のサイズがずっと同じであれば、身長の伸びも止まりつつある可能性があります。 |
|
体つきが大人っぽくなった |
肩幅が広がる・筋肉がつく(男の子)、体に丸みが出る(女の子)など、思春期の変化が落ち着いてきたら、骨の成長も終わりに近いサインです。 |
|
初潮や声変わりから2年以上が経過している |
ホルモン変化から時間が経つと、成長板が閉じやすくなります。 |
|
レントゲンで成長板が閉じていると診断された |
医療機関では「骨年齢」をレントゲンで調べることで、成長の余地があるかを確認できます。 |
骨年齢の検査をご希望の際は、東京神田整形外科にご相談ください。
まとめ

14歳は、身長の伸びにとって重要な節目となる時期です。男の子は成長スパートの途中にあることが多く、女の子はピークを過ぎていることが一般的ですが、成長のスピードやタイミングには大きな個人差があります。
平均身長や成長の傾向を把握しつつ、睡眠・栄養・運動など日常生活の見直しが、さらなる伸びにつながる可能性もあります。また、モニター症例や成長予測を通じて「どこまで伸びるか」を把握する手がかりも得られます。
不安がある場合は、成長に関する情報をもとに行動し、必要に応じて東京神田整形外科への相談も視野に入れてみてください。
・両親の身長が低く、子どもの発育に不安がある
・身長を伸ばしたいが適切なサポート方法を知りたい
・他の医院では、「特に治療の必要はありません」と断られた
東京神田整形外科クリニックの小児身長治療ならば、将来160センチまで成長する予定のお子さんが、しっかり治療を受ければ最大で+15センチぐらいの身長を目指せます。
5〜15歳のお子さんを対象に治療を提供しておりますので、身長について悩まれるときは、ぜひご検討ください。
また、身長先生がお子さんの将来の身長を予測する「身長先生の身長診断」も完全予約制でご用意しています。お子さんの身長を伸ばしていきたいと考えるときは、ご確認ください。
監修者

院長 (全日出勤)
田邊 雄 (たなべ ゆう)
経歴
2011年 金沢医科大学卒業
2018年 日本整形外科学会認定整形外科専門医取得
2018年 順天堂大学博士号取得
2020年 東京神田整形外科クリニック開業

再生医療リードドクター (毎週月曜日、第1・3・5土曜日勤務)
横田 直正 (よこた なおまさ)
経歴
平成11年3月 国立浜松医科大学医学部卒業
平成11年4月~平成18年12月 東京大学医学部整形外科在籍
平成11年5月~平成11年12月 東京大学医学部付属病院整形外科
平成12年1月~平成12年6月 東京逓信病院麻酔科
平成12年7月~平成13年6月 三楽病院整形外科
平成13年7月~平成14年12月 都立広尾病院整形外科
平成15年1月~平成16年6月 東芝林間病院整形外科
平成16年7月~平成17年9月 多摩北部医療センター整形外科
平成17年10月~平成18年9月 都立墨東病院リウマチ膠原病科
平成18年10月~平成19年12月 東京逓信病院整形外科
平成19年7月~平成27年2月 太秦病院整形外科リウマチ科
平成27年3月~平成29年3月 富士見病院整形外科
平成28年6月~平成29年3月 東京ひざ関節症クリニック銀座(院長)
平成29年4月~令和3年4月 東京ひざ関節症クリニック新宿(院長)
令和3年5月~ 総合クリニックドクターランド、新山手病院など

医師 (水曜日勤務)
斎藤 吉由 (さいとう よしゆき)
経歴
1989年 久留米大学 医学部卒業
1990-2000年 久留米大学整形外科医局
2000年-
クリニックヨコヤマ 副院長
泉ガーデンクリニック 整形外科医長
東京ミッドタウンクリニック 整形外科部長
医療法人財団 百葉の会 銀座医院 副院長 等を歴任



