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成長シートの使い方!身長予測ができるPDFは男子も女子もLINEからDL【身長先生】

[2022.03.20]

 

2024年2月22日KADOKAWA出版より絶賛発売中

 

 

身長先生が配布している成長シートの使い方について、今回は詳しく解説していきます。

身長予測ができる成長シートのPDFはLINEからダウンロードできますので、そちらを見ながら確認してみましょう!

 

 

 

  

 

 

 

 

Q1.成長シートの見方を教えてほしいです

 

成長シートの見方を教えてほしいです。 

 

A.

 

では成長シートの使い方と概要について、簡単に説明させて頂きたいと思います。 

 

成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。

 

 

簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。

 

成長シートはこちらです。 

 

表1 

 

 

日本人の平均的なデータを表にしたものになります。 

一般的に他のお医者さんが使われているのは、成長曲線と呼ばれるもので曲線で描かれているものです。 

私はより一層細かいものを見たいということで、このように表に書き起こしました。 

一応私のオリジナルといえばオリジナルですし、元データに関していうと成長曲線と同じ内容になってきます。 

 

例えば男性予測版の方を見ていきます。 

 

表2 

 

 

14歳0ヶ月・152.5cmのお子様が平均的に身長が伸びていったらどうなるか、という風にまず考えてみると、そのまま真下に降りて18歳の時に163.0cmになります、という形になります。 

こういうところを使用すると分かりやすいかなと思います。 

 

成長シートが欲しい方は、LINEに「成長シート希望」という風に送って頂ければ、皆さんにPDFという形でお送りしますので、それを印刷して下さい。 

印刷するときのポイントは、結構表が細かいのでA4ではなくA3、大きい方でしっかり印刷して頂くといいと思います。 

それでは実際に使い方について見ていきたいと思います。 

 

表3 

 

 

この3つのポイントにより、最終身長を予測することができます。 

 

月齢までチェックするというのが非常に大事です。 

②現在のお子様の身長を探して印をつけます。 

③そのまま真下に下ろした数値が予想の最終身長です。 

 

このようにして、最終身長を予測してみて下さい。 

 

これがベースのデータになりますが、当然③で得られたデータというのが平均的なデータになりますので、それに対して早熟なのか晩熟なのかを考える必要があります。 

早熟であれば平均よりも伸び率が落ちるのでより一層表の左側にいきますし、晩熟であれば表の右側にいくというところになります。 

そういった早熟や晩熟を判断する目安としては、思春期症状だったり、採血・骨のレントゲンだったり、そういったものを総合して見ていくような形になります。 

ぜひこういったところを皆さんも参考にしてみて下さい。 

 

Q2.季節によって身長の伸びは違いますか?

 

季節によって身長が伸びやすいことはありますか? 

春夏より秋冬の寒い時期の方が伸びている気がします。 

 

A.

 

国立成育医療研究センターのホームページのデータを拝見させて頂きたいと思います。 

0歳児の身長が伸びやすい季節は夏ということで、具体的に数字を一緒に追いかけてみましょう。 

 

身長は春から夏にかけて「伸び」が大きく、秋から冬にかけて小さくなることが分かりました。 

夏と冬の1ヶ月での身長増加を比べると、平均して月に1.35cm身長が増加する6ヶ月児においてその差は0.13cmであり、約10%の幅で変動することになります。 

月別のデータを見ると身長の「伸び」の指標は7月に最大値をとった後、9月には既に低下する傾向があり、機構の変動パターンの中では気温や日長(昼の時間の長さ)と比べ、日射量に近いパターンでした。 

現時点でどのようなメカニズムで0歳児の成長速度に季節差が生じるかは不明ですが、日光照射による何らかの影響があると推測されます。 

 

今回お話させて頂くデータを元にすると、夏の方が身長が伸びやすい、という表現ができるかもしれません。 

ただしベルクマンの法則によれば、寒い地域の方の人が身長が高いことを考えると矛盾するようなデータが存在するのも事実だと思います。 

 

Q.3最終身長予測1

 

7歳0ヶ月:122cm 
8歳0ヶ月:128cm 
9歳0ヶ月:132cm 
10歳0ヶ月:138cm 
11歳0ヶ月:141cm 
12歳0ヶ月:147cm 
13歳0ヶ月:154cm 
13歳6ヶ月:160cm 
14歳0ヶ月:166cm 
14歳3ヶ月:169〜170cm 

 

思春期症状は大体13歳ぐらいで出始めました。 

 

A.

 

いつもどおり成長シートに当てはめていきます。 

 

表4 

 

表5 

 

まずポイントとしては、7歳の時は174.5cmのペースにいらっしゃったのが、そこから伸び率が落ちてきて、12〜13歳の時に底を打っているようなグラフになります。 

12〜13歳の時期で169.1cmのペースということで、伸び率が落ちているのが分かります。 

 

ただし今回に関していうと、思春期症状は大体13歳頃に出たと書いてありますので、納得ポイントという形になります。 

ここからぐーんと折り返してきて、急激に伸び率が上がっているような時期になりますので、このグラフは明らかに超晩熟タイプのグラフになります。 

 

現状14歳3ヶ月の時点で169〜170cmということで、現状平均的に伸びれば175.4〜176.3cmになるわけですけども、さらに身長が高くなることが推定されます。 

現時点での最終身長は177.1cm以上という風に考えられますので、他のデータがありませんのでざっくりとした予想になりますが、178〜181cm、そういったところが私の予想になります。 

 

Q4.不安な気持ちは身長に影響しますか?

 

「身長が伸びるか不安」と思う気持ちは身長が低くなったりと影響を受けることはあるんですか? 

 

A.

 

これは少しあるかもしれません。 

やはりポジティブに考えて頂くということが、すごく大事になると思います。 

 

ポジティブポイントとして私がよく思うのが、結構皆さん短期的に身長に関して判断しがちです。 

例えばこの1ヶ月身長が伸びない、といったような事ですね。 

もちろんそれも大事にはなりますが、1ヶ月単位ですと精々伸びても1cm、1ヶ月1cm伸びたとなれば年間成長率12cmペースになります。 

非常に伸びているというわけになりますが、1cmだけだと中々心もとなかったりだとか、そういうことでそもそもその1cmが正しいかどうかですよね。 

 

例えば日中運動で大体1〜3cmという変動があると言われていますので、なかなか1ヶ月でどれくらい本当の意味で身長の伸び率が高いのか低いのかを判断することは難しくなります。 

リラックスして頂いて、できることをやって頂いて経過を見て頂くというのが私のおすすめポイントになって参ります。 

 

Q5.最終身長予測2

 

12歳0ヶ月:162.1cm 
13歳5ヶ月:167.0cm 
14歳6ヶ月:171.0m 
14歳7ヶ月:172.1cm 
13歳0ヶ月:173.6cm 
15歳0ヶ月:174.3cm 

 

180cmいけそうでしょうか? 

髭は先月ぐらいから濃くなって、陰毛は中1の夏前ぐらいから生えてきました。 

脇毛は中1の夏前ぐらいから生えてきました。 

脇毛は2〜3ヶ月前の9月くらいから少し生えてきました。 

母168cm、父169cmです。 

 

A.

 

今回のデータを成長シートで見てみましょう。 

 

表6 

 

直近のデータを見てみると、15歳3ヶ月で174.3cm、仮に日本人の平均的に身長が伸びれば177.1cm〜178.0cmのペースにいらっしゃるのが分かります。 

それに対してこの方が早熟なのか晩熟なのかを、次に判断していくような形になります。 

検討する材料としては過去の身長ということで、12歳7ヶ月〜15歳3ヶ月のデータを見ていきます。 

そちらの方を見ていくと、ほとんどずっと真下に降りてきているのが分かると思いますので、この方の成長率は比較的平均的な身長の伸びをしているという表現ができると思います。 

 

それに対して思春期症状の方は、陰毛は中1の夏前ということで、これは少し早熟っぽいという印象もありますし、脇毛のデータが少しあやふやになってしまいますが思春期症状の目安の方をお伝えします。 

 

超早熟 

陰毛:11歳0ヶ月未満 
脇毛:13歳0ヶ月未満 

 

超晩熟 

陰毛:14歳0ヶ月以上
脇毛:16歳0ヶ月以上 

 

ですので、この方は陰毛もほぼ平均的な値、やや早熟っぽいかなという印象です。 

そして脇毛の方に関して言うと、2〜3ヶ月前という表現ですので、おそらく15歳ピッタリぐらいですかね。 

その場合は、やや晩熟傾向という表現になると思います。 

 

やはり非常に平均的なデータになってくるのが推定になりますので、こうやって見てみるとやはり最初にお伝えした177.1cm〜178.0cmというのが、比較的妥当な値というところになります。 

 

それに対してお父さん169cm、お母さん168cmということで、遺伝身長を計算すると 

(169+168+13)÷2=175cm 

になります。 

そういった意味だと、身長としてはしっかり伸びてきて頂いているという表現だと思いますので、やはり177cm〜178cmぐらいが妥当なラインかなと思います。 

 

ただし180cmが絶対に無理というペース感でもないですので、ぜひ私の記事や動画を参考にして頂いて、少しでも身長を伸ばすのに役立てて下さい。 

 

Q6.筋肉質な体型だと身長が伸びない?

 

筋肉ががっしりとした体型だと身長が伸びませんか? 

 

A.

 

これもよく受ける質問だと思います。 

筋肉が多いタイプの方というのは比較的男性ホルモンが多いタイプという表現になりますので、そういった意味だと早熟傾向になりやすいので伸びにくい傾向があると感じられるのではないでしょうか。 

ただし筋肉自体で身長が伸びないというわけではない、とも言えると思います。 

 

Q7.肩の成長線と身長は関係ありますか?

 

「肩の成長線がまだある」と言われましたが、身長の伸びと関係がありますか? 

 

A.

 

関係あります 

これは昔のチャンネルで共有したんですが、こちらの 

Humeral Head Ossification Predicts Peak Height Velocity Timing and Percentage of Growth Remaining in Children 

引用元:JOURNAL OF PEDIATRIC ORTHOPAEDICS

ということで、その論文でバシッと出ています。 

2018年にそのような論文が出ていますね。 

そちらの方で、肩の骨端線の残りと身長の伸びは相関するというデータがあります。 

これは実際にしっかりと関係がありますので、ぜひそういったのも参考にしてもいいかもしれません。 

 

まとめ

 

以上、いかがだったでしょうか。 

本日は成長シートに関してたくさんお話させて頂きました。 

ぜひこの機会を利用して、皆さんも成長シートをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。 

LINEお待ちしております。 

 

 

これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログ身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。 

 

また、当院では身長治療を行っております。

興味のある方は、こちらをご覧ください。

 

身長治療

当院の身長治療について

 

 

成長シートご希望の方は、身長先生の公式LINEからご自身でダウンロードすることができます。

 

 

簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。

 

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