身長先生式成長ホルモン治療の費用例【年齢と体重別に実症例で解説】
身長びよーん。
医師医学博士整形外科専門医身長先生こと田邊です。
本日も全身全霊で身長に関することを配信していきたいと思います。
今回のテーマは「身長先生式成長ホルモン治療の費用について」です。
正直なところ、身長先生式成長ホルモン治療はとても高いです。
残念ではありますが、そのなかでも治療を受けたい人は多くいらっしゃいます。
身長先生式成長ホルモン治療を受けられない理由には、副作用などリスクを心配したものもあると思います。
しかし、一番多い理由としては、やはり費用が問題になることが多くあります。
今回の記事では、身長先生式成長ホルモン治療の費用について詳しくお話していきたいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
【目次】
身長先生式成長ホルモン治療の費用とは
まず、身長先生式成長ホルモン治療の費用は変動することを注意いただけたらと思います。
仕入れの値段の変化に応じて治療の値段も変わるため、3か月おきに価格を見直しています。
10%~20%程度の変動になるかと思いますが、ある程度値段が変わることをご理解ください。
成長ホルモンについて
身長先生式成長ホルモン治療の費用の前に、治療で使用する成長ホルモンについて説明したいと思います。
当院で今扱っている成長ホルモンは、現在の時点では1種類です。
一時期、海外製の成長ホルモンも取り扱っていました。
理由としては、海外製のもののほうが値段が安かったためです。
しかし、現在円安の影響があり、海外製の成長ホルモンの値段が高くなってしまったため、1種類に戻っています。
成長ホルモンは高用量か低用量により値段は変わってきます。
1cm獲得するのにいくらかかったかの点で見ると、低用量のほうがコスパが良いことが過去のデータから分かっています。
しかし、治療効果の面で言うと、高用量のほうが高いです。
そのため、できるだけ身長を伸ばしたいというのであれば、高用量でやるべきとだといえるでしょう。
4つのケース別の身長先生式成長ホルモン治療の費用
今回は4つのケースで身長先生式成長ホルモン治療の費用を解説していきたいと思います。
- ①6歳6カ月体重20kg
- ②10歳3か月体重35kg
- ③12歳6カ月体重40kg(早熟)
- ④14歳体重60kg
身長先生式成長ホルモン治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
①6歳6カ月体重20kg
まず、6歳で体重20kgだった場合の費用です。
結論から言うと、年間で265万円ほどかかります。
ただし、全員が265万円かかるというわけではなく、先ほどお話した成長ホルモンの投与量が高用量か低用量かの部分でも変わってきます。
高用量が265万円であれば、低用量だと200万円程で治療できます。
高容量に比べると50万円ほど安くはなりますが、200万円以上はかかるということを覚えておいていただけたらと思います。
②10歳3か月体重35kg
続いて、10歳3か月で体重35kgの場合の費用です。
この場合だと、年間430万円ほどかかってきます。
6歳で受けるのと、10歳で受けるのとでは、200万円ほど差が出てしまうということです。
成長ホルモンを積極的に投与した場合は年間480万円、少な目の場合だと306万円になります。
これらの値段にサプリメントの料金も加わるため、合算した結果が330万円~430万円などになるとご理解いただけたらと思います。
③12歳6カ月体重40kg(早熟)
12歳6カ月で体重40kgの場合で、なおかつ早熟だった場合の費用をお話します。
成長ホルモンの値段は、489万円になります。
そこから、プリモボランという薬の投与やサプリメントが追加になり、プラスで60万円ほどかかる形になります。
そのため、トータルで見ると年間550万円ぐらいの値段になります。
成長ホルモンの投与量を少なくすれば、400万円ぐらいになります。
④14歳体重60kg
最後は、14歳で体重60kgの場合の費用です。
こちらも年間489万円になります。
体重40kgの時点であまり変わらなくなってくることが分かります。
4つのケース別でお伝えしたように、一番安くても年間約200万円、高いと年間約500~600万円ほどかかります。
身長先生式成長ホルモン治療は、最低でも1年間やっていただきたいのですが、当院としては2年ぐらいの期間で治療を受けることをおすすめしています。
2年ぐらいだと効果がよりしっかり出て、身長も変わってきます。
ただ、費用は先ほどお話した2倍の費用がかかってくる場合があるというのが、この治療の難しいところです。
また、費用の内訳で細かい部分でいうと、採血やレントゲンもあるため、お伝えした費用の10%前後の変動はあるかと思います。
実際のリアルな値段については、受診時にお話しさせていただけたらと思います。
まとめ
今回は、身長先生式成長ホルモン治療の費用についてお話しました。
- 成長ホルモンの仕入れ価格の変動により、治療の費用も3か月おきで変動する場合がある
- 成長ホルモンの投与量により、年間の価格は変動する
- 成長ホルモンは低用量のほうがコスパが良いが、高用量のほうが治療効果は高い
- 6歳と10歳で治療を受けるのには、約200万円ほどの差がある
ぜひ、参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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