身長を伸ばすツボってあるの?踵叩きで身長が伸びるって本当?
身長を伸ばすためにやった方が良い、〇〇すると身長が伸びる、というような言説が世の中には沢山流れています。
今回はその中でも、身長を伸ばすツボがある、踵を叩くと身長が伸びる、の様な一見ユニークな言説にスポットを当てて解説していきます。
実際にツボはあるのか?踵叩きに身長を伸ばす効果があるのか興味がある方はぜひお読みください。
この記事は身長先生のYouTubeチャンネル内の動画「身長を伸ばすツボ発表します!【身長先生に聞け51】」の内容を元に作成しています。
- Q1.身長を伸ばすツボは本当にある?
- Q2.足を温めて寝ると身長が伸びるのは本当?
- Q3.できるだけ身長を高く保つには姿勢を良くする必要がある?
- Q4.胃下垂の子どもは身長が伸びにくい?
- Q5.将来どれくらいまで身長が伸びるか知りたいです。
- Q6.夜更かしをしていた分は今からでも取り戻せますか?
- Q7.晩熟なのかそうではないのか見極める方法はありますか?
- Q8.空手のダメージは成長の妨げになりますか?
- Q9.身長の遺伝率は何%ですか?
- Q10.かかとをハンマーで叩くと身長が伸びるのは本当?
- Q11.鉄棒にぶら下がると身長が伸びるのは本当?
- まとめ
Q1.身長を伸ばすツボは本当にある?
A.
うーん、いいですね!
ズバリなんですけども、これに関して言うと、あるのかもしれないですが、基本的にはないと思った方がいいです。
というのも、いわゆる西洋医学的な発想ではないですよね。
ツボという発想はどちらかというと東洋医学です。
東洋医学が悪いとは思いませんし、私も当然ですが東洋人ですのでそれを否定することはしません。
東洋医学もいい部分があると思います。
ただ、今の主流はやはり西洋医学ですよね。
まずは西洋医学から検討するわけです。
いわゆる注射の薬や飲み薬、栄養学だったりは、論文に基づいたような治療を検討します。
その先に東洋医学があるということです。
例えば、腰が痛い・膝が痛い・癌といったことも、まずは西洋医学を試してみて良くならなければ東洋医学を検討するという順番だと思います。
私の方でも身長を伸ばすツボについてすごく調べているかというと、はっきり言って調べてないです。
西洋医学の分野で十分調べるだけでも労力が回っていない状況ですので、そういった意味で、ツボにまだあまり興味がないです。
逆に言うと、そんなに重要だとも思っていないということです。
もっと言ってしまえば、そんなツボなんてないというふうに思っているのが本音になりますが、参考になりますでしょうか。
Q2.足を温めて寝ると身長が伸びるのは本当?
A.
これはどうでしょうかね。
別に足を温めて寝ることに対して否定はしませんけども、温めて身長が伸びるかと言うとそうは思わないというのが私の感想です。
Q3.できるだけ身長を高く保つには姿勢を良くする必要がある?
自分は最近朝身長が185cmに到達しました。
夜になると182.8〜183.3cmくらいになります。
できるだけ高く保つためには姿勢良くいる必要がありますか?
他にも方法がありますか?
また遺伝身長174〜175cmでしたが、遺伝身長が10cm高くなるのは普通ですか?
A.
まずは皆さんもご存知かもしれないですが、朝と夕方だと身長差があります。
朝の方が身長が高く、大人のデータだと1〜2cmくらい変わってきます。
こういう相談をいただいている、恐らく彼だと思うのですが、彼は185cmということで非常に高いという中ですね。
185cmに対して、夜になると182.8〜183cmと考えると、一般的な誤差の範囲かなというところになります。
その中でできるだけ高く保つためには?というふうに言われていますが、もちろんやはり姿勢はいい方がいいと思います。
真っ直ぐなっているものが縮んでいくことによって当然身長が縮むわけですから、姿勢も1つ関係あるでしょう。
あとは重力影響というのがありますので、変な話ですが究極的に保ちたければ、できるだけ1日中寝ていればいいという発想にもなってくると思います。
また次に、自分の遺伝身長が174〜175cmに対して遺伝身長が10cm高いのは普通ですかというわけですね。
普通かと言われれば、これに関しては普通ではないです。
皆さんもご存知だと思いますが、遺伝身長の計算式は、男性の場合は(両親の身長+13)÷2±9というのが一般的な式です。
その±9というのは、その範疇にほとんどの人が入るという意味になります。
確率論でいうと具体的に明言することはできませんが、かなり少ないパーセンテージ、恐らく5%未満や3%未満といった数字になってくると思います。
遺伝身長から10cm以上高いのは稀であるというふうな表現が正しいと思います。
Q4.胃下垂の子どもは身長が伸びにくい?
A.
これに関しては全然大丈夫でしょう。
そんなに心配しなくていいと思います。
Q5.将来どれくらいまで身長が伸びるか知りたいです
質問です、現在中学3年生の14歳6ヶ月で170.5cmです。
最近身長がほとんど伸びていないので、将来どれくらいまで伸びるか知りたいです。
12歳:158cm
13歳:164cm
14歳:169cm
14歳6ヶ月:170.5cm
親の身長は162cmと173cmです。
【追記】
小学校2年生から小学校5年生の終わりまでブレイクダンスを習っていた。
とても過激な運動でこの頃小学生なのに、筋トレにハマっていました。
小6になりブレイクダンスと筋トレをやめました。
1年で8cm伸びました。
腹筋が8パックになりかけていたのが、中3になり4パックになったけど、代わりに身長を手に入れた。
結論、過激な運動はやめよう。
A.
この方に関して言うと、まず12〜13歳のところですね。
ここの部分が何ヶ月のことか書いていないのでちょっと何ともわかりにくいですね。
仮に12歳0ヶ月だというふうにしましょう。
12歳0ヶ月で158cm、13歳で164cm、14歳6ヶ月で170.5cmというデータからはやや早熟傾向なのかなと思います。
そうしますとパッとですが、172〜174cmになってくると考えられます。
ただもちろんここで実際に検査を行って判断していって、早熟なのか?晩熟なのか?、というのを判定していくといいと思います。
ということでこの方はそんな予想になるのですが、成長シートを使うと、今どれくらい伸びているか?、最終的に何cmになるか?というのがすぐわかります。
成長シートは新しい公式LINEにて無料でご自身でダウンロード可能ですので、ぜひ公式LINEを登録していただいてご参加ください。
Q6.夜更かしをしていた分は今からでも取り戻せますか?
質問です。
夜更かししていたときに成長するはずだった分は、今から寝れば取り戻せますでしょうか?
A.
どうでしょうね、やはり寝るべきときに寝るのが重要だと思います。
ある程度取り戻せると思うのですが、なるべく夜更かしはせずに寝るべきときに寝るのが重要だと思います。
Q7.晩熟なのかそうではないのか見極める方法はありますか?
A.
これに関して言うと、年齢にもよると思いますね。
一番いいのはやっぱり検査しちゃうことじゃないでしょうか。
検査して骨のレントゲンとかで骨年齢が若くて、それこそ採血して男性ホルモン・女性ホルモンが全然出ていない状況であれば、晩熟でしょうという判定がでるでしょう。
そこはしっかり進んでいるのに身長の伸びが悪ければ、それはもう全然ダメだということになるので、レントゲンや採血の検査をするのがおすすめです。
Q8.空手のダメージは成長の妨げになりますか?
質問です。
息子が最近空手を習い始めました。
何かで空手のダメージが発育の妨げになると書いてありました。
将来的に身長を伸ばさせてあげたいですし、辞めさせた方がいいでしょうか?
よろしくお願いします。
A.
そうですね、当然ですけども外的な外力が極端になる場合は当然良くないというふうに思います。
そういった意味だとダメという表現だと思います。
ただ、子どもでめちゃくちゃそういったすごい激しいような外的エネルギーがそこで発止しているかというと、そんなに毎日毎日すごく殴り合うわけでは恐らくないと思うので、そこまで心配しなくてもいいのではないかと思います。
ただ、あまりにも外的な外力(ダメージ)が激しいようであればやめた方がいいかなと思います。
練習というのはそんなに本気で殴り合うということはほとんどないのではないでしょうか?
いかがでしょうかね。
Q9.身長の遺伝率は何%ですか?
A.
これは確かに何かで取り上げてもいいかなと思います。
遺伝の影響は大きいですよ。
大きいけども、それ以上にその人その人の個人差もすごく大きいと思います。
最終身長を決めるときは遺伝の身長も考えます。
私も6項目から計算するのですが、その内の1項目にしかすぎませんので、遺伝以外の部分も大きいというふうに考えていいでしょう。
Q10.かかとをハンマーで叩くと身長が伸びるのは本当?
A.
踵をハンマーで叩く「踵叩き」を行うと身長が伸びる、というやつですね。
これはどうでしょうね。
あまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。
踵を叩くことと身長が伸びたことの因果関係の証明が難しいのに加え、そういった研究結果も調べたところ見つからなかったので信憑性は低いと考えられます。
踵を叩く暇があるなら普通にスポーツなどで運動をしていただいた方が効果的だと思います。
Q11.鉄棒にぶら下がると身長が伸びるのは本当?
マイケル・ジョーダンが鉄棒にぶら下がっていたら、高校生の頃に身長が15cm伸びたと言っていたのですが、本当ですか?
A.
どうでしょうね。
これはそんなに、んーという感じじゃないでしょうか。
まとめ
以上参考になりましたでしょうか。
これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログや身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。
当院では身長治療を行っております。
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