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プロ志望必見!成長ホルモン治療で身長を伸ばすとドーピング扱いになる?【身長先生式成長ホルモン治療解説④】

[2024.05.31]

プロ志望必見!成長ホルモン治療で身長を伸ばすとドーピング扱いになる?【身長先生式成長ホルモン治療解説④】

 

医師医学博士、整形外科専門医・身長先生こと田邊です。

今回も全身全霊で身長に関することを配信していきます。

 

プロ志望必見!成長ホルモン治療で身長を伸ばすとドーピング扱いになる?【身長先生式成長ホルモン治療解説④】

 

今回お話しするのは「身長先生式成長ホルモン治療はドーピングになるのか」についてです。

身長を伸ばしたい理由は人それぞれあると思いますが、スポーツの分野でプロとして活躍するために身長を伸ばしたい、という動機の方もいらっしゃると思います。

 

そういったプロ志望の方でも成長ホルモン治療を受けて大丈夫なのか解説していきます。

 

【目次】

 

 

身長先生式成長ホルモン治療とは

 

身長先生式成長ホルモン治療というのは

 

  • 成長ホルモン投与
  • 思春期コントロール治療
  • 栄養補充(サプリメント)
  • 生活の改善

 

この4つをトータルして総合的・包括的に治療していく総称になります。

では皆さんからよくある質問に答えていきましょう。

 

Q1.身長先生式成長ホルモン治療はドーピングになる?

 

A.ドーピングになります。

 

みなさんにまず基本的なことをお伝えします。

スポーツの世界において成長ホルモン治療はドーピングとなるので原則使用禁止です。

ただし、病気の子の場合は一応良いというのが現状です。

 

例えば成長ホルモン分泌不全症の子などに、成長ホルモンを投与したのであればそれはお咎めなしです。

なので当院では

 

  • 特発性低身長
  • 体質性低身長
  • 身長は低くないけど伸ばしたい

 

といった方たちが対象ですので、当院で成長ホルモンを投与した方は全員ドーピングになります。

まずそれをご理解ください。

 

ですので例えば皆さんがドーピング機構に成長ホルモンを投与しても良いかと質問をすると、ドーピング機構からは一律

 

それはダメです

 

と言われます。

将来プロサッカー選手になりたいとか、プロ野球選手になりたいとかいう方には基本的にはできないと理解していてください。

 

Q2.ドーピングは規制されている?

 

A.規制はされていないと思います。

 

大人が成長ホルモンを投与するのは絶対にダメです。

なぜかというと、ドーピング機構側が想定しているからです。

ですがドーピング機構側は子供の時に成長ホルモンを投与して、身長を上乗せして今のスポーツに向かっているということを想定していません。

 

なので規制もしていないというか、ルールが出来上がっていません。

基本的な概念として成長ホルモン治療はスポーツにおいては全てNGです。

ですが、子供の時に気づかずにしたことに関していうと、それはルール・規制が決まっていないので、それがダメかどうかはいちいち問いません。

 

最近では格闘家の木村フィリップミノルさんがドーピング剤を使って試合に臨もうとして、ドーピングに引っかかったからダメと言われました。

ですが、半年くらいで復帰しています。

結局ドーピングに関しては機構によると思います。

 

あと有名どころでいうとメッシ選手です。

メッシ選手は小さい頃に成長ホルモン治療をやっていて、それで今は身長170mくらいになって、世界一のサッカー選手になったのは皆さんご存知かもしれません。

 

彼は一応病気ということになっています。

本当の意味で成長ホルモン分泌不全症だったのか、完全に証明するのは難しいかなと思います。

ここは少し言葉を濁さないといけませんが、いろんなことが言えると思います。

 

いわゆる過去の使用に関してはグレーゾーンですね。

ただし私の方へ問い合わせをされたら、公の立場としてはダメですと答えることが当然となってくるとは思います。

あと仮にドーピング機構へ問い合わせをしたらという話は、問い合わせをするともちろんダメだと思いますし、金メダルを取った方が記者会見で、

 

「成長ホルモン治療をして金メダルを獲得できました。」

 

というと金メダルを剥奪しますということになるかもしれません。

オリンピックは一番ドーピングに対して厳しいと思います。

 

一方で大会によっては昔の成長ホルモン治療に関してはお咎めなしとしていたり、大会によっても随分ルールが変わってきます。

だんだん規制やルールが決まってくるのではないかと考えます。

現時点では成長ホルモン治療はドーピングに該当すると言われています。

 

規制されているのかと言われると現状としては規制されていません

ただし私から、もしくはドーピング機構側からそういったことを推奨することはないです。

将来スポーツ選手を目指す方は十分に注意してください

 

まとめ

 

今回は身長先生式成長ホルモン治療がドーピングになるのかについてお話ししました。

成長ホルモンを使用することは病気の場合を除いてドーピングに該当しますが、現状規制はされていません

 

ですが、私の方からスポーツ選手を目指す方に対して身長先生式成長ホルモン治療を推奨することはありません。

今後ルールや規制が出てくるのではないかと思いますので、将来スポーツ選手を目指す方は注意してください。

 

これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログ身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。 

 

 

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簡単に身長が予測できるようなシートになりますので、ぜひお試しください。

 

 

 

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