出生体重は将来の身長と関係ある?重い方が背が伸びるのは本当?
出生体重が重いと将来の身長が高くなるという噂がありますが、これは本当なのでしょうか?
生まれた時の体重と最終身長の関係が気になりますよね。
今回は出生体重は将来の身長と関係があるのかどうか、解説していきます。
出生体重は将来の身長と関係ある?
出生体重は将来の身長と関係があると考えられます。
まず知っておいてほしいこととして、SGA性低身長症という病名があります。
SGAは「Small for Gestational Age」の略です。
これは母体にいる期間、つまり在胎週数に応じた標準的な身長や体重と比べて小さく生まれることを指します。
同じ条件下で生まれた赤ちゃん(同一性別、同一在胎週数)100人を比較した時、身長と体重が小さい方から10番以内に入るとSGA児と言われています。
SGA児の約90%は生後2〜3歳で標準的な身長に追いつくのですが、残りの約10%は追いつくことができず、低身長のまま成長してしまうのです。
この状態のことを、SGA性低身長症と言います。
このような病名があることから、出生体重と最終身長は関係があると考えられます。
出生体重と将来の身長が関係あると言える実例
実際に出生体重と将来の身長が関係があったと言える例をご紹介します。
今回調べさせていただいたのが、元メジャーリーガーの松井秀喜さんです。
松井秀喜さんの身長は188cmであり、出生体重は3960gだったそうです。
男の子の平均出生体重は約3000gですので、かなり大きかったと言えるでしょう。
また、元大相撲力士の豪栄道さんは身長が183cmであり、出生体重は4380gもあったそうです。
このように、出生体重が平均よりも重い場合、将来の身長は大きくなる傾向があると言えるのではないでしょうか?
つまり、出生体重と将来の身長は関係があると考えられます。
まとめ
以上、今回は出生体重は将来の身長と関係があるのかどうか、解説していきましたがいかがだったでしょうか。
出生体重と将来の身長は関係があると考えられ、生まれた時の体重が重いと最終身長が高くなる可能性があると言えることが分かりましたね。
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