身長治療を受けるクリニックを選ぶコツを医師が伝授
身長びよーん。
医師医学博士整形外科専門医身長先生こと田邊です。
本日も全身全霊で身長に関することを発信していきたいと思います。
今回のテーマは、「身長治療のクリニック・病院の選び方」についてです。
「身長が気になるけど病院はどういう風に選べば良いの？」と感じる方もいるでしょう。
当然当院まで来院いただくのが一番良いかと思います。
ですが、なかなか難しい場合もあるでしょう。
今回の記事では、どのように病院やクリニックを選ぶべきなのかを解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
身長治療のクリニックや病院の選び方
身長治療のクリニックや病院の選び方は、結論として目的によって違います。
目的は大きく分けて以下の２つです。
- 病気のせいではないかと心配がある場合
- 病気のせいではない場合で身長治療を受けたい場合
病気のせいではないかと心配がある場合
「身長が低いのは何か病気があるのではないか」といった心配がある場合は、当院へ受診する必要はありません。
なぜかというと、そのような場合は保険診療で対応できるためです。
都内であれば、子どもの保険負担額は0円で受けられます。
あとは病気か否かに関して言うと、比較的何処の病院でも検査することができるため、近隣の病院でも良いでしょう。
病気のせいではない場合で身長治療を受けたい場合
身長が気になるケースのほとんどは病気ではないでしょう。
そのため、「病気ではないけどどうしたら良いか？」という場合のほうが病院選びが重要になります。
一般的な病院のDrだと、男の子であれば160cmにいくかいかないかのところといった、－2SDに到達できるかがチェックされている部分だと思います。
「163cmになったから何も治療しなくても良いでしょう」と言われる場合もあります。
そのため、病院を選ぶうえでは、「のびのびNavi」のようなものをチェックして、全国のどういったところで身長外来があるかを確認すると良いでしょう。
身長外来で治療を受けるうえでは、最終身長を明記しているかどうかも大切です。
しかし、私の経験上、最終身長を明記して患者さんへお伝えしているクリニックはほぼないと思います。
最終身長まで明記してくれるクリニックは、おそらく私ぐらいではないでしょうか。
また、身長治療を受けるうえでは、治療件数や来院数、患者数が多い病院・クリニックかどうかもチェックしたほうが良いと思います。
身長治療を盛んに行っている病院・クリニックを選ぶことが大切でしょう。
思春期早発症のような場合比較的大きな病院でリュープリンという注射を受けるケースが多いと思います。
ですが、そういった場合も自由診療の成長ホルモンと組み合わせることでより身長を伸ばせられるため、自費診療を検討しても良いと思います。
まとめ
今回は、身長治療のクリニックや病院の選び方を簡単に解説しました。
- 今の身長が病気のせいではないかと心配がある場合は、保険診療を受けられる近隣の病院で良い
- 身長が病気によるものではない場合は、身長外来のある病院・クリニックへ受診するのがおすすめ
- 最終身長を明記してくれるか、治療件数や来院・患者数が多いかどうかも大切
いかがだったでしょうか。
今後も全身全霊で身長に関することを発信していきたいと思います。
それではまた！
これからも身長に関することを全身全霊で配信していきますので、身長先生ブログや身長先生YouTubeのチェックをお願いいたします。
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それらを科学的に評価することができるのが身長先生の身長診断です。
- ①問診
- ②採血
- ③レントゲン撮影
- ④身体測定・InBody（体組成）
上記の約30分の検査を行うことでお子様の身長の状態を医学的に評価することが可能です。
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