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烏口腕筋のストレッチ!肩の痛みで後ろに手が回らない人がまずやる事

東京神田整形外科クリニック、理学療法士主任の石山こと石Pです。 

 

肩の痛みは、特に烏口腕筋の緊張が原因となることがあります。

しかし、適切なストレッチを行うことで、その痛みを和らげることができます。

 

烏口腕筋をほぐすストレッチを継続することで、肩の痛みを軽減し、腕が上がらない悩みを解決することができます。

 

今回は烏口腕筋とは何か、どういったストレッチが痛みに有効か解説していきます。

 

この記事は Youtubeチャンネル「五十肩治療なら東京神田整形外科クリニック」内の動画「【烏口腕筋ストレッチ】後ろに手が回らない人はまずこれをやれ!【中期編】」の内容をもとに作成しています。

 

 

 

 

 

 

烏口腕筋とは

 

烏口腕筋は鎖骨の一番端から、少し下に下げた出っ張りから上腕の方に向かってついている筋肉です。

 

以前、烏口突起の出っ張りから出る靭帯を伸ばす運動を解説しました。 

>>烏口上腕靭帯の簡単ストレッチを紹介!バンザイできない人必見! 

 

今回はその烏口腕筋から上腕にかけてついている筋肉の話になります。 

この烏口腕筋が五十肩特有の痛みを回避する動作とか、普段からの姿勢の悪さによって、縮まってしまうんですね。

 

後ろに手が回らない原因

 

後ろに回す手がお尻よりも上に上げられない人、この原因というのがほぼ烏口腕筋です。 

この動作はせめて腰までもっていけないと、生活上の苦労が多いと思います。 

ズボンを上げる時とか、用を足した後とか、腰の上に上がらないと本当に大変です。 

 

この動作の原因となっている烏口腕筋を伸ばすことが必要になってきます。

烏口腕筋を伸ばすのに有効なストレッチ方法は、何点か論文でも紹介されていますので、実際にやってみましょう。 

 

骨盤ライン超えストレッチ

 

烏口腕筋を伸ばすのに有効なストレッチ方法を紹介していきます。

 

腕をなるべく肩と真横に構えます。(写真1) 

この時、痛みがある方は高さを調整してください。 

低い方が楽だと思います。 

痛みは禁物です。 

 

 写真1 

 

ここから体を横にぐーっと捻っていきます。(写真2) 

その時に肩の前面の伸びを感じてください。 

ここがしっかり伸びていると、烏口腕筋のストレッチができています。 

この状態を30秒キープしましょう。 

 

写真2 

 

痛みを感じる方は無理せず、体を向ける位置を浅くしてもいいです。 

できる方はなるべく伸ばしましょう。 

その時に、肩の前面が伸びているのをしっかり感じましょう。 

 

上手くできましたでしょうか? 

先ほどよりも痛みがちょっと楽になっているようでしたら、今度は少し高さを上げてみたり、捻る角度をワイドに開いてあげたりしてみてください。 

ではもう一度30秒間やってみましょう。 

 

写真3 

 

先ほどよりも痛みが感じにくいようでしたら、大きく捻ります。 

痛みに注意して、無理のないように行ってください。 

 

もっと他のストレッチも気になる方へ

 

前の章で紹介したストレッチで、骨盤のラインをしっかり超えられましたか? 

超えられた方向けに他のストレッチも紹介しています。

 

烏口腕筋だけでなくもっと肩のストレッチをやってみたい方はこちらも記事をご覧ください。

>>五十肩可動域エクササイズ 

 

まとめ 

 

今回はテーマは烏口腕筋でした。

烏口腕筋とはどういう筋肉か、どういった役割か、そのストレッチの方法は、と 深掘りできたかと思います。

 

引き続き五十肩について発信していきますので、記事のチェックをお願いいたします。   

五十肩専門YouTubeチャンネルではすでに数多くの動画をアップしていますので、チャンネル登録や高評価などよろしくお願いいたします。   

 

実際に五十肩リハビリを行ってみたい方は、ぜひ理学療法士の石山こと石Pをご指名ください!   

 

また、当院では毎月1回土曜日の午後にですね、五十肩治療体験説明会をやっております。   

詳細はこちらのページからご覧ください。  

   

以上、理学療法士の石Pでした! 

 

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