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烏口上腕靭帯の簡単ストレッチを紹介!バンザイできない人必見!

 

五十肩の可動域がなかなか90°以上上がらない。 

炎症も落ち着いてきたはずなのにおかしいな? 

そんなお悩みをお持ちのあなた! 

鳥口上腕靭帯を伸ばしましょう! 

 

なにそれ?伸ばしてどんな意味があるの? 

そんな情報をまるっとお届けいたします。 
 

ということで、今回は90°以上バンザイできないなら鳥口上腕靭帯を伸ばせ!というテーマでお送りいたします。 

 

 

 

 

 

 

鳥口上腕靭帯とは?

 

今回のテーマの鳥口上腕靭帯ですが、分からない方も多いと思いますので、その説明をしていきます。 

 

肩の烏口突起というものが、肩甲骨があって少し前側に出ている出っ張り、肩甲骨の一部なんですけども、ここから上腕骨に向かってついている靭帯になります。(写真1) 

 

写真1 
 

このほんの短い靭帯がなぜ大事なのかと言いますと、バンザイをしていく時というのはだんだん下から上げていって、80°ぐらいから特に腕の骨というのは外に少しずつ捻りながら捻じりながら上がっていきます。 

この時、鳥口上腕靭帯が固いと腕の骨の外の捻りがうまくできません 

この捻りがでないと90°より上に上げられなかったり、そのひねりが上手く出ないまま上げようとすると痛みが出てきます 

つまり、「90°より上に上げられない!」そんなあなたもこの靭帯が原因かもしれません。 

 

烏口上腕靭帯のストレッチ

 

早速これを伸ばしていきましょう。 

あらかじめ、バンザイの可動域をチェックしておいてください。 

ではCHLストレッチ、鳥口上腕靭帯のストレッチを行っていきます。 

 

まずは自分の鎖骨を触っていきます。 

一番端まで鎖骨を触っていき、少し手前に戻りましょう。 

鎖骨をずーっと端に触っていって、一番奥より少し手前、この位置で今指2本で触っているのですが、上の指は鎖骨を触っています。(写真2) 

その下にも出っ張りがあるのが分かりますか? 

ちょっと触ると痛いところですね。 

これが烏口突起です。 

 

写真2 

 

先ほどの骨の標本で見た、肩甲骨の前に少し出ている部分になります。 

結構痛みが出やすいので注意してください。 

そこからさらに指をほんの半分くらい動かすと、ちょっとした凹みがあります。 

ここが鳥口上腕靭帯になります。 

隙間のサイズは1センチくらいの小さな隙間になります。 

この位置を軽く押さえながら、腕を少しだけ後ろに伸ばします。(写真3) 

鳥口上腕靭帯を軽く押さえた状態で腕を外に捻ります。(写真4) 

 

写真3 

 

写真4 
 

この位置が一番鳥口上腕靭帯をストレッチしやすいです。 

この捻る動作を30秒やってみましょう。 

 

鳥口上腕靭帯を強く押さえると痛みが出やすいので注意してください。 

指のところを強く押さえすぎないように気をつけましょう。 

また、上手く触れない場合は動作だけでも真似して行いましょう。 

 

まだそんなに無理ができない時期なので、本当に痛みには要注意ですね。 

 

まとめ

 

お疲れ様でした。 

最初のバンザイからちょっとチェックしてみてください。 

結構軽く感じるのではないでしょうか。 

この90°以上をクリアできたら、次は120°くらいを目指します。 

だいたい顔や頭の辺りの位置ですね。 

これぐらいの位置を次は目指していきます。 
 

今回のストレッチを1回30秒×2セットを1日行うようにしていきましょう。 

 

ということで、90°以上バンザイできないなら烏口上腕靭帯を伸ばせ!について解説していきました。 

 
引き続き五十肩について発信していきますので、記事のチェックをお願いいたします。 

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実際に五十肩リハビリを行ってみたい方は、ぜひ理学療法士の石山こと石Pをご指名ください! 

 

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