肩甲骨の寝違えが治らない人へ!痛みを悪化させる寝方をしているかも?
「起きたら肩甲骨付近が痛い」「ぜんぜん治らない」と思いつつも今までと同じ寝方を続けているそこのあなた!
今している寝方は適切ですか?寝違えを繰り返していませんか?
寝違えたような痛みが治らないのは寝方が問題かもしれません!
こんにちは!理学療法士の吉村由基です!
今回は「肩甲骨の寝違えが治らない人の痛みを悪化させない寝方」をご紹介します。
目次
- 肩甲骨の寝違えが治らない人の痛みを悪化させない寝方
1.横向きの寝方
2.上向きの寝方 - 肩甲骨の寝違えが治らない人の寝方
1.肩甲骨の寝違えた側を下にする
2.フラットな場所で仰向けになる
3.高いクッションや枕に寄りかかる - 肩甲骨の寝違えた側を下にしてはいけない理由
- 肩甲骨をまた寝違えないためのストレッチ
- まとめ
肩甲骨の寝違えが治らない人の痛みを悪化させない寝方
肩甲骨の寝違えや、寝違えたような痛みが治らない人はそもそも寝方が悪いかもしれません!
適切な高さの枕と、寝るむきが大事です!
肩甲骨の寝違えが治らない人はこれを見ておかないとぶり返すかも!?
肩甲骨の寝違えの治し方が知りたい方は、寝方から改善しましょう。
大まかに正しい寝方を2つご紹介します。
①横向きの寝方
②上向きの寝方
1.横向きの寝方
枕の高さは肩甲骨と肩甲骨のちょうど中心に頭がくるようにしましょう。
おすすめの方法はバスタオルでの高さ調整!
写真①
(※左肩甲骨を寝違えた場合です。右の場合は反対にしましょう)
2.上向きの寝方
顎が上を向きすぎていたり、引きすぎないようにしましょう。
写真②
立っている時と同じような、自然な状態の姿勢になることがよい姿勢と言えます。
写真③
それでは次に、よくない寝方をお伝えします!
肩甲骨の寝違えが治らない人の寝方
肩甲骨の寝違えや、寝違えたような痛みが治らない人の寝方は下記の項目に該当する方です!
- 肩甲骨を寝違えた側を下にする
- フラットな場所で仰向けになる
- 高いクッションや枕に寄りかかる
これらは絶対にやってはいけない寝方になります!
1.肩甲骨を寝違えた側を下にする
痛い方を下にして寝る寝方はよくない寝方です!
「痛いなぁ。じっとしておこう」なんて思い、ソファで横になってテレビをみていたりしませんか?
こんな風に!
写真④
はたまたこんな風に!!
写真⑤
これでは悪化まっしぐらですね、、、
2.フラットな場所で仰向けになる
フラットな場所で仰向けになると、猫背や背中が丸まっている人は顎が上を向きすぎてしまうことがあります。
猫背や背中が丸まっている人は首が前に出ている傾向にありますので、枕などで高さを調整しましょう。
写真⑥
3.高いクッションや枕に寄りかかる
高いクッションやまくらに寄りかかるという行為は、ストレートネックを作り出してしまう要因です!
寝てる時に首がずっと下を向いた状態になっています。首の後ろの筋肉が引っ張られてしまうと同時に、首の骨への負担も大きいです。
そのため、背部が張りやすかったり肩こりを招きます。
背部の筋が張ると結果的に肩甲骨の動きが悪くなりますので注意が必要!
もし、写真⑦のような格好でスマホなどを見ていたら今すぐやめましょう。
写真⑦
それではなぜダメなのか解説していきます。
肩甲骨の寝違えた側を下にしてはいけない理由
なぜ、肩甲骨の寝違えた側を下にしてはいけないのか説明します。
写真⑧のように痛い方に常に圧をかけ、ずっとダメージを与え続けているからです!
このような寝方は肩関節や、肩甲骨が痛い人は直ちにやめるべきです。
写真⑧
人は地球にいる限り、重力がかかる空間で生活しています。
横向きで寝ている際には下への重力が写真⑧のようにかかっています。
これは傷口を塩をぬる行為です。
それでは、寝方を改善できた人は再発しなように手を打っておきましょう!
肩甲骨をまた寝違えないためストレッチ
肩甲骨をまた寝違えないために、ストレッチ方法をご紹介させていただきます。
肩甲骨の寝違えを悪化させる寝方を改善するのに加え、寝違えたような痛みを治すにはストレッチも大事です!
のんびりでもいいので、毎日継続しましょう!
以下のブログ記事をおすすめします!
■座ってでもできるストレッチ方法はこちら
記事>>肩甲骨はがしのやり方3選!
動画はこちら!
■自宅で本格的に行うのであればこちら
動画はこちら!
■自宅で簡単に毎日確実に継続させるのであればこちら
記事>>五十肩ストレッチで寝ながら改善!大胸筋を伸ばして肩甲骨を動かす!
まとめ
肩甲骨の寝違えが治らない人、または肩甲骨に寝違えたような痛みがある人は下記の3つが大事です!
1.正しい寝方を知る
肩甲骨の寝違えがなかなか治らない人は寝方を間違えている可能性が高いです。
寝方ひとつで寝違え予防、再発を防げることが多いです。
2.間違った寝方は絶対に行わない
①肩甲骨の寝違えた側を下にする
②フラットな場所で仰向けになる
③高いクッションや枕に寄りかかる
これら3つは肩甲骨の寝違えが治らないどころか悪化させる行為です!絶対にやめましょう。
3.肩甲骨ストレッチを行う!
肩甲骨の寝違えをまた起こさないためにも、ストレッチが大事です。
上記のストレッチだけでもいいので予防していきましょう。
継続が大事です!
また、体で痛みを伴っているのは危険信号です。
すぐに治ると思っていても、他の疾患が隠れている場合があります。
知らず知らずのうちに誤った行動をとって悪化してしまうなんてことも!
決して無理をせず、痛みが引かない場合には整形外科を受診しましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました!
以上、理学療法士の吉村由基でした。