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肩甲骨はがしのやり方3選!座りながらできて五十肩でもOK!

肩甲骨はがしって座りながら簡単にできるの?

肩甲骨はがしって五十肩でもやっていいの?

 

安心してください!

 

今回はそんな肩甲骨はがしを五十肩でも安全に座りながら行える方法を伝授します。

コレを読めばいずれの答えも十分に理解できるはずですので、ぜひ最後までご覧ください!

 

では早速一緒に行ってみましょう! 

 

 

 

 

 

 

肩甲骨はがしのやり方3選!座りながら五十肩でもOKな方法とは!

 

肩甲骨はがしのやり方は、以下の3つです。

 

・①肩甲骨イン
・②肩甲骨アウト
・③肩甲骨ロール

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

①肩甲骨イン

 

まず1つ目は肩甲骨インです。 

後ろで手を組んで、そのまま肩甲骨を寄せていきます。(写真1) 

そして力を抜きます。(写真2) 

これを30秒行ってみましょう。 

 

写真1  写真2 

 

この注意点としては、姿勢が悪いと肩甲骨が寄せきれませんので、背中が丸まらないよう体を起こした状態で肩甲骨を寄せていきましょう。 

 

肩甲骨が内側にどんどん入っていくので【肩甲骨イン】です!

肩が上がらないようにも注意しましょう。 

 

②肩甲骨アウト

 

2つ目は肩甲骨アウトです。 

頭の後ろで手を組みます。(写真3) 

肘を前に寄せていきます。(写真4) 

寄せたら元に戻す、この繰り返し運動を30秒行いましょう。 

 

 写真3         写真4 

 

なるべく肘を顔にくっつけるイメージで行いましょう。 

体が硬いとか痛い人は、少し低めの位置でやっていただくと良いと思います。(写真5,6) 

先程よりもちょっと丸まっても大丈夫です。 

 

肘をくっつける方向に動かすときに、肩甲骨が外側に開いていくので、【肩甲骨アウト】です!

 

 写真5          写真6 

 

③肩甲骨ロール

 

3つ目は肩甲骨ロールです。 

座りながら肘を曲げて体の横に置き、手のひらは前に向けましょう。(写真7) 

この位置から頭の上を通って反対の耳の方に手を持っていきます。(写真8) 

この繰り返し運動を30秒行っていきましょう。 

 

 写真7            写真8 

 

肘を合わせた状態から、頭の上を超えて耳の方まで手を持っていきます。 

これは頭が前に出すぎたりするとあまり良くないので、これもなるべく正面を向いて姿勢を起こした状態でできると良いですね。 

 

また五十肩の場合ですと、この動きが最も痛みが出やすいと思いますので、痛みがない位置で行うように調整しましょう!

 

どの位置でも痛い場合はまだ運動が向いてない可能性がありますので、

こちらでは1段階目線を下げた内容をご紹介いたします。

こちらのブログをご覧ください!

>>肩や腕が上がらない人向けストレッチ!五十肩の人必見!

 

この運動では、肩甲骨が上下に回転するように動くので【肩甲骨ロール】です!

 

肩甲骨はがしを五十肩でも行っていい理由とは?

 

肩甲骨はがしは、本来肩こりなどの治療に使われていた用語であると理解しています。

しかしながら、五十肩の可動域を改善する特に最後の段階では肩甲骨の動きがとても大事になってきます。

 

五十肩でそのレベルまで到達している人は、安静にしても改善することはほとんどありません

むしろ運動が強く推奨されますので、今回は強度の比較的高い肩甲骨はがしをご紹介したわけです。

 

肩甲骨はがしを行って最悪な結果になるのはこんな人!

 

上記で紹介したように、肩甲骨はがしは、比較的強度が強いので、五十肩の完治まであと少しみたいな時に行うことが推奨される運動です。

 

肩甲骨はがしを行って最悪な結果になる人のあるあるは、五十肩で、まだ肩に炎症があり、痛くて眠れない。

 

そんな時に、肩甲骨はがしという単語を見て、一発で治せる必殺技のように間違って行い、痛みをおして無理やりやってしまうことです。

 

前述の通り、安静時や、夜間など強い痛みがある五十肩患者さんには運動や、人の手で動かされることを推奨していません。

それは最悪症状が増悪する可能性があるからです!

 

そして、その時に本当にやるべきことは、寝ている時のポジションを安定させ回復力をフルで発揮することです。

 

詳しくはこちらをご覧ください!

>> 五十肩で肩が痛くて眠れない方必見!対処法を詳しく解説!

 

決して無理をせず、急がば回れでいくことが五十肩完治までの最短ルートです!

 

肩甲骨のはがし方 まとめ

 

今回のまとめです!

1.肩甲骨イン、アウト、ロールの注意点、やり方をしっかり理解する
2.肩甲骨はがしは五十肩がだいぶ治ってきた時に行う(体感的に到達度が最低でも70%以上の時)
3.肩甲骨はがしを無理やり行ったり痛みをおして無理に行うと増悪することがある

 

もしご質問がございましたら、YouTube上で質問も承っております!

 

‘あなたの肩 私に診せてください‘いしPでした!

 

ではまた!

 

執筆者:いしP

資格:理学療法士 ロコモコーディネーター、安眠インストラクター

キャリア:理学療法士14年目、累計治療者数 2万人以上

現在は、月に500人以上の五十肩患者が通う東京神田整形外科クリニックで、主任兼五十肩治療リハビリ責任者

日々の治療を行う傍ら、100本以上のYouTube、ブログを通じて、五十肩の知識を多くの患者さんに届け、五十肩で東京No1になる。をモットーに活躍中!

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