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膝の外側の骨を押すと痛い!その痛みの原因と対処法を徹底解説します

膝の外側の骨を押すと痛い時、ありませんか?

 

このブログでは、膝の外側に痛みが起こるさまざまな原因と、その具体的な対処法について詳しく解説します。

 

痛みの原因分析やセルフケアの方法はさまざまですが、このブログを最後まで見ることで原因が解決するかもしれません。

膝の痛みを和らげて快適な生活を取り戻すための情報を、ぜひご覧ください。

 

【目次】

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる

 

膝の外側には何がある?

 

膝の外側には外側半月板 外側側副靱帯 腸脛靭帯が存在しています。

この3つの組織はそれぞれ、膝の動きをサポートしたりするために必要な組織となっています。

各組織の特徴と役割について詳しく解説していきます。

 

①外側半月板

 

膝の外側にあるものの1つ目は外側半月板です。

外側半月板は、膝の外側(側方)に位置するC字型の軟骨組織です。

内側半月板に比べて形が円に近く、厚みも均一です。

この構造により膝の動きに柔軟に対応し、様々な方向からの力に耐えることができます。


膝の外側の骨を押すと痛い!その痛みの原因と対処法を徹底解説します図1





②外側側副靱帯

 

膝の外側にあるものの2つ目は外側側副靱帯です。

外側側副靭帯の機能は主に2つあります。

膝関節の安定化と、膝の適切な動作をサポートすることが挙げられます。

 

関節の安定化は、膝の外側からのストレスを防ぎ、関節の横方向の動きを制限することで、膝を安定させます。

動作サポートはランニングやジャンプ、方向転換などの動作時に膝の適切な動きをサポートすることです。



膝の外側の骨を押すと痛い!その痛みの原因と対処法を徹底解説します図2



③腸脛靭帯

 

膝の外側にあるものの3つ目は腸脛靭帯です。

腸脛靭帯は、腰の腸骨から始まり、大腿の外側を通って脛骨(すねの骨)の外側に付着します。

非常に強くて長い靭帯です。

腸脛靭帯は、大殿筋(おしりの筋肉)と大腿筋膜張筋(太ももの外側の筋肉)に付着しています。


膝の外側の骨を押すと痛い!その痛みの原因と対処法を徹底解説します図3


膝の外側に痛みが出る原因

 

膝の外側に痛みが出るのは前の項で説明した組織に問題が起きるからです。

膝の外側に痛みが出る原因は主に以下の3つです。

 

  • ①外側半月板の損傷
  • ②外側側副靭帯の損傷
  • ③腸脛靭帯の張り

 

①半月板の損傷

 

膝の外側に痛みが出る理由の1つ目は半月板の損傷です。

上記した外側半月板の役割として膝の外側にかかる圧力を分散させる働きがありますが、これは膝関節が正しく動いていることが原則です。

 

正しい動きに関する説明は下の記事から読むことができます。

正しい動きに関しての記事はコチラ

 

また、膝の外側を押すと痛い場合ですが外側半月板の場合は、

膝関節を内側に押し込むようにした場合に発生します。

(以下、外反と記載します。)

 

外反された膝はX脚に

外側半月板に体重がかかりやすくなる

圧力がかかり損傷して炎症

押すと痛い膝の出来上がり

 

といった流れが外側に痛みとして出現します

 

②外側側副靱帯の損傷

 

膝の外側に痛みが出る理由の2つ目は外側側副靱帯の損傷です。

外側側副靭帯の損傷はとくにスポーツの現場で発生しやすい怪我です。

原因としては、膝関節が外側に向いてしまったとき (以下、内反) の捻挫が挙げられます。

外側半月板とは反対に内反されると、関節の外側にある外側側副靭帯が伸ばされることで痛みが発生します。

 

外側側副靭帯の影響で膝の外側に痛みが出る場合は、靭帯の付着している部分の損傷による炎症が挙げられます。

 

③腸脛靱帯の張り

 

膝の外側に痛みが出る理由の3つ目は腸脛靭帯の張りです。

この腸脛靭帯の障害はランナー膝と呼ばれます。

ランナー膝とは膝を曲げ伸ばしすることで、

大腿骨と腸脛靭帯がこすれることで炎症をおこすことで発生します。

 

膝の外側を押した時に出る痛みを解消する方法

 

膝の外側を押した時に出る痛みを解消する方法は、炎症初期と非炎症期で異なります。

炎症期と非炎症期の違いは、

 

  • 炎症期: 怪我による腫れや痛み、感染症による発熱や局所の炎症。
  • 非炎症期:腫れや痛みが引いてきた状態、かさぶたが取れた後の皮膚再生等 です。

 

①炎症初期

 

膝の外側の痛み(炎症初期)を解消する方法は、アイシングです。

炎症はよく火事と表現されますがまずは消火、つまり冷やすことが重要になります。

 

特に急性に痛み始めたものに関しては10〜15分程度冷やすといいとされています。

 

②非炎症期

膝の外側の痛み(非炎症期)を解消する方法はストレッチとテーピングです。テーピングに関する記事は以下の記事で読むことができます。

テーピングに関する記事はコチラ

 

外反すると痛い場合は内側 (外側半月板)

内反すると痛い場合は外側 (外側側副靭帯)

に実施しましょう。

 

ストレッチは以下の記事にまとめてありますので気になる方は併せてご覧ください

ストレッチに関する記事はコチラ

 

膝の外側が痛くなったら

 

膝の外側が痛くなったら無理をせずに整形外科に行って医師の診察を受けるようにしましょう。

痛みを放置してしまうと半月板や靭帯の損傷を強く引き起こしてしまう可能性があります。

損傷した半月板や靭帯は筋肉とは違い修復しにくい組織のため、初期対応が重要になりますので、整形外科の受診をおすすめします。

 

まとめ

 

膝の外側には、外側半月板、外側側副靱帯、腸脛靭帯が存在しています。

これらの組織は膝の動きをサポートし、安定性を獲得するために不可欠です。

膝の外側に痛みが出る原因としては、半月板の損傷、外側側副靱帯の損傷、腸脛靭帯が挙げられます。

適切な初期対応とセルフケアで、膝の痛みを和らげて快適な生活を取り戻しましょう。

 

 

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