メニュー

【五十肩注射解説】ヒアルロン酸、ステロイド注射のいいところ悪いところ【知識編】

 

免疫力低下、骨粗しょう症、精神症状、消化器系症状、ステロイドって副作用怖すぎる・・・ 

そんな怖いものは注射できない。 

そう思っているあなた。 

今回はその考えをガラッと変えてみせます。 

 

東京神田整形外科クリニック、理学療法士主任の石山こと石Pです。 

 

今回は注射のリアルすぎる実態についてお伝えしていきます。 

 

当院の五十肩治療で行う注射は 

①ヒアルロン酸注射 
②ステロイド+キシロカイン注射 

この2種類になります。 

 

そう言っただけで、過敏に反応している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

「ステロイドなんで副作用が怖いからダメだよ!」「ヒアルロン酸なんてサプリのやつだろ!あんなの効かないよ!」と思っている方もいるんじゃないでしょうか。 

これは最後まで聞いた上で、きちんと判断していただければと思います。 

 

 

 

 

 

 

①ヒアルロン酸の効果

 

まずヒアルロン酸の効果です。 

 

①抗炎症作用 
②関節液を補充 
③動きを滑らかにする 
④小さな傷を治す 
⑤癒着を防止する 

 

このような効果があります。 

効果の発現は比較的ゆっくり効いてくるような感じになります。 

ですので、注射を打つ2回目以降であったり、初期症状がなくなってから用いられることが多いです。 

 

2002年に日本の医師によって発表された論文では、ヒアルロン酸注射を行った群と行わなかった群で、ヒアルロン酸注射を行った群の方が治療期間が短くなった、という報告があります。 

ヒアルロン酸もしっかり効くんです! 

 

②ステロイド+キシロカイン注射

 

しかし、更に効果・即時性のある注射があります。 

それがステロイド+キシロカイン注射です。 

 

この注射には強い抗炎症作用痛み止めの作用があります。 

特に痛みの強い五十肩の初期に重宝します。 

ヒアルロン酸よりも効果の発現が早いので、強い治療効果と即時性があるのが特徴です。 

2011年に日本の医師が発表した論文によりますと、短期のステロイド+キシロカイン注射で夜間の肩の痛み可動域の改善も見られたと報告しています。 

 

また、ステロイドというとどうしても最初にお伝えしたような副作用の話が出てきます。 

「これは危険だ」「怖い」そう思う方も本当にたくさんいらっしゃると思います。 

この論文内では64の肩に対して、平均約5週間に渡ってステロイド+キシロカイン注射を摂取しています。 

摂取をしたのですが、この中で重篤な副作用は見られなかった、と報告されています。 

他の論文でも40の肩に対して経口ステロイド(飲み薬)と、注射のステロイドを併用して行っても重篤な副作用は見られなかった、と報告されています。 

 

2つの論文の共通点ですが、容量が少なくて短い期間であればステロイドの重篤な副作用は発生していない、ということでした。 

ステロイド+キシロカイン注射は恩恵がとても大きいです。 

それでいて重篤な副作用が少ないのであれば、かなりチョイスしやすいと思います。 

 

比較すると、ステロイド+キシロカイン注射は、五十肩の初期症状があるうちにわりと短期的に行う、ヒアルロン酸は初期症状が落ち着いた後の短期〜中期的に行う、これがおすすめです。 

いずれの注射も肩の炎症を抑えてくれますし、回復を後押ししてくれます。 

 

ステロイド+キシロカイン注射を打つ方へのリハビリ

 

ではリハビリではどのように対処しているのか、これもお話していきます。 

ステロイド+キシロカイン注射を打っているような患者さんに対しては、五十肩の初期症状が主に出ていますので、就寝時の姿勢・肩の生活上での管理方法などをお伝えしています。 

五十肩の中盤の方に差し掛かってくると、ヒアルロン酸+積極的な運動、こちらを推奨しています。 

もちろん注射が苦手な方もいらっしゃいますので、その場合は初期だけ注射をする場合もありますし、どうしても「注射・針を見るのが嫌だ」という人は、リハビリのみでの治療も選択することができます。 

 

ですが特に初期症状があるうちは、注射・飲み薬・貼薬などでとにかく早期に炎症を落ち着かせることがポイントになってきます。 

そうすることで後に起きてしまう肩が固まってしまう拘縮という症状を、少しでも抑えることができます。 

この拘縮の治療は最長なんと4年かかると言われています。 

こんなに大変な時間がかかるからこそ、私はこの長い時間がかかることが当たり前になっている五十肩の治療を少しでも短くしていきたいんです。 

それが私のミッションだと思っております! 

 

まとめ

 

本日のまとめです。 

注射の効果はかなりあります。 

副作用のリスクも懸念するほどではありません。 

ベストチョイスはリハビリと注射の併用です。 

特定の持病をお持ちの方や妊娠中の方、こういった方は希望しても注射が行えないケースもあります。 

まずはしっかりと医師の診断を受けましょう! 

 

引き続き五十肩について発信していきますので、記事のチェックをお願いいたします。   

五十肩専門YouTubeチャンネルではすでに数多くの動画をアップしていますので、チャンネル登録や高評価などよろしくお願いいたします。   

 

また当院では五十肩治療体験説明会をやっていますので、興味のある方はこちらのページからご覧ください。 

   

実際に五十肩リハビリを行ってみたい方は、ぜひ理学療法士の石山こと石Pをご指名ください!   

   

以上、理学療法士の石Pでした! 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME