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五十肩のセルフチェック方法3選!これができないとヤバい!

【できないとヤバい!?】整形外科で行うセルフチェックで五十肩を解明!【五十肩 知識編】

 

東京神田整形外科クリニック、五十肩リハビリ治療責任者・理学療法士主任の石山こと石Pです。 

 

今回のテーマは、これができないとヤバい!整形外科で行うセルフチェックで五十肩を解明、というお話をしていきます。 

 

いつも五十肩にまつわる情報をお送りしていますが、五十肩は肩に起こる疾患の総称みたいなものです。 

まずは五十肩のどういった状態なのかというのを検査して、やっと把握できるというわけですね。 

今回はその中でもご自身でできるものを3つまとめましたので、そちらをお送りしていきます。 

 

今回は右肩が悪いと仮定して、説明していきます。 

 

 

 

 

 

 

①ドロップアームテスト 

 

まず1つ目はドロップアームテストです。 

肩を反対側の手で支え、90°まで持っていきます。(写真1) 

そしたら左手の支えを外します。(写真2) 

外した状態でもキープできればOKです。 

これがガクッと落ちてしまう人腕を支えられない人、そういった方はドロップアームテストの陽性となります。 

  

 写真1            写真2 

 

これは腱板断裂と言いまして、肩を支えてくれる主要な筋肉の1つに棘上筋というのがあるのですが、その棘上筋が切れてしまっているという非常に危険な状態であるというのが示唆されます。 

この腱板断裂というのは、自然治癒しません 

なおかつ生活もかなり不自由になります 

自力で支えられない、腕が落ちてしまう人は早急に病院に行って下さい 

整形外科で診察していただいた方が、絶対に良いです。 

 

②ペインフルアーク 

 

2つ目はペインフルアークです。 

先程は支えを使いましたが、今回は自力で肩を上げていきます。 

今度は外に同じく開いていきます。 

開いていく途中で 

70〜80°辺り(写真3):少し痛みが出てくる 

90〜100°辺り(写真4):痛みと肩のひっかかりを感じる 

120°以降(写真5):ここを越えるとあまり痛み等を感じない 

このような症状に該当する方は、ペインフルアークの陽性です。 

 

写真3 

 

 写真4 

 

 写真5 

 

これは肩のインピンジメントと言います。 

正常な肩ですと、肩を上げていった時に絶妙に捻りが出たりとかしながら肩周りの組織というのが、関節の部分に引っかからないように動いていきます。 

しかしペインフルアーク陽性の人は肩の周りが固まっていたりとか、あとは肩甲骨とか腕を動かす位置関係が悪くて引っかかりを起こしたりとか、あとはぶつかって痛みが出るという病態ですね。 

あとはそもそも加齢によってここの周りの組織というのが分厚くなっていたりして、比較的引っかかりやすくなっている、というタイプの人もいらっしゃいます。 

 

続いても同じインピンジメントのテストになります。 

 

③ホーキンステスト 

 

3つ目はホーキンステストです。 

肘を90°に曲げて顔の前に持っていきます。(写真6) 

この姿勢で手を下ろします。(写真7) 

ここで痛みが出る場合、インピンジメントの陽性になります。 

 

 写真6           写真7 

 

原因は先程と同じです。 

 

まとめ 

 

以上、これができないとヤバい!整形外科で行うセルフチェックで五十肩を解明、について解説しましたがいかがだったでしょうか。 

 

特にこのインピンジメントテストの2つ(②と③)ですが、この引っかかり感がある人用の対策の記事動画をあげていますので、そちらをご覧いただいて、お家でご自身でもリハビリができるようになっています。 

>>肩を回すと引っかかるし痛い人向け!改善ストレッチ3選を紹介!

>>五十肩で痛い時のストレッチ3選!動かすのが辛くても簡単にできる!

 

それでも良くならないという方は、是非当院にお越しください。 

その際は、理学療法士の石Pをご指名下さい! 

 

また、五十肩専門YouTubeチャンネルでも詳しく解説しています。 

 

以上、理学療法士の石Pでした! 

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