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肩甲骨が柔らかいと肩こりがなくなる?8時間以上のPC作業の人必見!

今回は、肩甲骨が柔らかいことで肩こりは解消できるのか?についての話です。

肩甲骨の動きと肩こりは密接な関係があります。

 

よく8時間以上のPC作業をしていて『肩甲骨まわりが硬い』、『肩こりも酷くて五十肩になった』という人がたくさんいます。

 

そこで、肩甲骨が柔らかいことがどのように肩こりを解消できるのか?の解説です。

特に8時間以上のPC作業をして肩こりに悩まされている人必見です。

 

 

目次

 

 

肩甲骨が柔らかいと肩こりはなくなるのか?

 

結論から言いますと、肩甲骨が柔らかいことで肩こりは解消することができます。

肩甲骨と肩こりは、密接な関係があります。

特に肩甲骨は、構造上、肩まわりの筋肉と密に結びついているため、肩こりの影響受けやすい部位です。

 

肩甲骨は、肩を構成する骨のひとつであり、身体の背中側に位置します。

また、肩甲骨は鎖骨と筋肉で支えられており、まわりの筋肉には

・僧帽筋
・肩甲挙筋
・菱形筋
・前鋸筋
・小胸筋

などさまざまな筋肉があります。(図1)

 

肩甲骨が柔らかいと肩こりがなくなる?8時間以上のPC作業の人必見!

(図1)

 

 

肩こりの原因の多くは、筋肉の緊張や疲労、血行不良によるものが多いです

よって、上記の筋肉の強い張りや硬さが出ると肩甲骨の動きを制限しますし、肩甲骨の動きが悪くなると、その周辺の筋肉が血行不良に陥って肩こりになります

 

そのため、肩甲骨を柔らかい状態(肩甲骨の動きを改善)にすることで以下のように解消できます。

 

肩甲骨が柔らかいと肩こりがなくなる?8時間以上のPC作業の人必見!

 

詳しく説明しますと、肩甲骨を動かすことで、肩甲骨まわりの筋肉が伸びたり、縮んだりするため筋肉がほぐれ血行がよくなり肩こり解消になります

 

肩甲骨の柔らかい状態とは、肩甲骨の動きを改善させて、肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性を出すことです。

 

肩甲骨が柔らかいことで、まわりの筋肉を使い、肩甲骨を自由に動かすことができて肩こり解消だけではなく、姿勢の改善や五十肩の改善にもつながります。

 

特に、8時間以上のP C作業をしている人は、どんどん筋肉も固くなり、肩甲骨の動きが悪くなるので、休息を入れて肩甲骨を動かすストレッチを行うことが大事です

 

では、次に肩甲骨が柔らかい人とかたい人との違いを解説していきます。

 

肩甲骨が柔らかい人とかたい人の違いとは?

 

肩甲骨が柔らかい人とは、肩甲骨まわりの筋肉の柔軟性があり肩甲骨を自由に動かせる人です。

では、みなさんは以下のポーズがとれるかチェックしてみましょう。

 

肩甲骨が柔らかいと肩こりがなくなる?8時間以上のPC作業の人必見!

 

ポーズ1:背中側で組んだ手を体を前に倒さず引き上げて、角度をチェック。

□60度以上→肩甲骨を内側によせることができて、筋肉の柔らかさを保てている状態です。

□45度以上60度未満→肩甲骨の動きがやや悪くなってきている状態です。

□45度未満→肩甲骨の動きがとても悪いガチガチ肩甲骨です。

 

ポーズ2:背中で手を組む。

□できた→肩甲骨の動きや肩関節の動きがスムーズに動けている証拠です。

□できなかった→肩甲骨の動きが出にくくなっている可能性があります。

 

ポーズ3:背中で両手のひらを合わせて合掌のポーズをとる。

□できた→肩甲骨の動きや肩関節の動きがスムーズに動けている証拠です。

□できなかった→胸をひらく動きや肩をひねる動きを行うことが出来ないガチガチ肩甲骨です。

 

上記のポーズをとれた人は肩甲骨が柔らかい人になります。

肩甲骨が柔らかい人は、肩こりや五十肩にもなりにくくなります

 

しかし、これらのポーズがとれない人が多いのが現状です。

肩甲骨の動きが悪くて肩こり、五十肩になる人が本当に多いです。

 

なぜ肩甲骨の動きが悪い人が多いかというと、同じ姿勢でのP C作業やデスクワークなど普段の姿勢に関係しています。

 

特に、8時間以上のP C作業やデスクワークをしている人は要注意です!

このような姿勢は、肩甲骨が外に開いた状態で、頭が前方にでて、巻き肩姿勢になります。

 

この姿勢で長時間いると、重たい頭を支えているため常に首〜肩甲骨にかけての筋肉の緊張を強いられています。

 

よって、筋肉がこわばって固くなり、肩甲骨の動きも悪くなるのです

肩甲骨もほとんど動かさないため、どんどん動きが悪くなり血行不良となります

結果として、肩こりを起こします

 

さらに、肩こりだけではなく五十肩になる可能性もあるのです

そのため、上記のポーズが1つでもとれるように8時間以上のP C作業の合間にでも肩甲骨を柔らかくするストレッチをおこなっていきましょう。

 

肩甲骨を柔らかくするおすすめ肩こり解消ストレッチ特集

 

肩甲骨を柔らかくして肩こりを解消できるストレッチを紹介します。

8時間以上のP C作業をおこなっている人は、筋肉がかたくなる前に合間にできるストレッチをおこないましょう。

 

まずは初級編として、座りながら簡単にできるストレッチです。

以下の動画をご覧ください。

 

 

記事>>肩甲骨はがしのやり方3選!座りながらできて簡単なストレッチを紹介!

 

次に、8時間以上P C作業をしている人は姿勢が悪くなって筋肉がかたくなるので、姿勢から改善できるストレッチをおこないましょう。

 

ストレッチはこちら

 

 

記事>>巻き肩は五十肩のきっかけに!3つのストレッチで改善!

 

最後に、時間がない人でも朝の5分で肩甲骨まわりをスッキリさせて肩こり解消にもなるストレッチになります。

 

ストレッチはこちらをご覧ください。

>>五十肩の朝5分ストレッチ方法!朝が痛い、重だるい五十肩に必見!

 

以上のストレッチを紹介しましたが、それぞれに合ったストレッチを選択しておこなってみて下さい!

 

肩甲骨が柔らかいと肩こり解消まとめ

 

肩甲骨が柔らかいことで肩こりは解消することができます。

 

ポイントとしては以下になります。

・肩甲骨が柔らかいとは肩甲骨の動きがよいこと。
・肩甲骨の動きがよいとは肩甲骨まわりの筋肉の柔軟性がある。
・筋肉の柔軟性があると血行が良くなる。
・血行がよくなると肩こり解消になります。

 

肩甲骨が柔らかいのかかたいのかは3つのポーズでチェックしてみてください。

 

肩甲骨の動きが悪くなる原因として、8時間以上のP C作業やデスクワークの人要注意です

長時間の同姿勢により、筋肉がこわばって固くなり、肩甲骨の動きも悪くなり、肩こりになります。

さらに、肩こりだけではなく、五十肩にもなりやすいので要注意です。

 

そのようなP C作業が多い人は、作業合間などに上記のストレッチをおこない、肩甲骨を柔らかい状態にして肩こりを解消していきましょう。

 

以上、理学療法士の豊岡でした。

 

プロフィール

名前:豊岡桜子

 

資格:理学療法士

 

キャリア:理学療法士10年目

 

この10年で、整形外科疾患をメインに累計1.8万人以上治療。

その中で、肩関節疾患の術後の人から保存治療の人まで多数治療。

 

現在は、東京神田整形外科クリニックで五十肩のブログや治療で、五十肩で悩んでいる方達の助けになれるように知識と技術をお届けしています。

五十肩を一緒に撃退していきましょう!

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