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5歳・6歳・7歳の月齢別の平均身長データを男女別に公開!身長が伸びにくい原因と対策方法 | 低身長治療・再生医療なら東京神田整形外科クリニック

お子さんの身長が周囲と比較して小さいとき、「このままで大丈夫かな?」「平均身長はどのくらいなのだろう?」と心配になった経験があるかもしれません。

 

この記事では、5歳・6歳・7歳のお子さんの平均身長データを男女・月齢別で紹介します。

 

身長先生による、身長を伸ばすためのアドバイスも合わせて解説するので、参考にしてください。

 

参照 日本成長学会「2000年日本人小児の体格標準値」。

 

他の年代のデータはこちらから

8歳・9歳・10歳の月齢別身長データ

11歳・12歳・13歳の月齢別身長データ

 

5歳・6歳・7歳の男の子と女の子の平均身長【月齢別のデータを公開】

5歳・6歳・7歳のお子さんの平均身長データを男女・月齢別にまとめました。

5歳の平均身長

 

5歳0ヵ月~11ヵ月の平均身長は、次のとおりで、男女で大差はありません。

 

  • 男子:106.7~112.7cm
  • 女子:106.2~112.2cm

 

5歳のお子さんは、男女ともに6cm以上の伸びがみられ、いわゆる幼児体形から学童体形に成長していきます。

 

5歳男子の平均身長

 

5歳 (cm)

月齢

6歳 (cm)

106.7

0ヵ月

113.3

107.3

1ヵ月

113.9

107.8

2ヵ月

114.5

108.3

3ヵ月

115.0

108.9

4ヵ月

115.6

109.4

5ヵ月

116.1

110.0

6ヵ月

116.7

110.5

7ヵ月

117.2

111.1

8ヵ月

117.7

111.6

9ヵ月

118.2

112.2

10ヵ月

118.6

112.7

11ヵ月

119.1

 

 

 

5歳女子の平均身長

 

5歳 (cm)

月齢

6歳 (cm)

106.2

0ヵ月

112.7

106.7

1ヵ月

113.3

107.3

2ヵ月

113.8

107.8

3ヵ月

114.1

108.4

4ヵ月

114.6

108.9

5ヵ月

115.2

109.5

6ヵ月

115.8

110.0

7ヵ月

116.3

110.6

8ヵ月

116.8

111.1

9ヵ月

117.3

111.6

10ヵ月

117.8

112.2

11ヵ月

118.3

 

身長先生からのアドバイス

 

まずは「食事の栄養バランス」に目を向けましょう

 

5歳以下の子どもたちは骨格がまだ未熟であり、今後の成長がどのように進むかは未知数です。

 

成長曲線を見ても全身の推移は不規則であり、またこの年齢では身長治療に必要な採血も難しいことが多いです。

 

本格的な治療は5歳以降に始めることが一般的ですが、それまでは栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。特に、鉄分の摂取は積極的に行うべきです。

 

 

さらに、将来的に「最終身長」を予測するためにも、この時期から身長を測る習慣をつけておくと良いでしょう。」

 

 

 

6歳の平均身長

 

6歳から11ヵ月の子どもたちの平均身長は、次のとおりです。

 

  • 男子が113.3cmから119.1cm
  • 女子が112.7cmから118.3cm

 

男女間の身長差はほとんど見られず、5歳の時と比較すると5cm以上の成長が見られます。

 

さらに、7歳になる頃には、身長がさらに5cm後半から6cmほど伸びる傾向があります。

 

この1年間は身長が急激に伸びる時期であるため、4月生まれの子どもと3月生まれの子どもでは、同じ学年でも体格に明確な違いが現れることが珍しくありません。

 

 

特に男子の場合、体格がしっかりとしてきて、小学生らしい姿になります。

 

女子の平均身長は男子よりわずかに低い傾向がありますが、個人差が大きいため、男子よりも背が高い女子も少なくありません。

 

 

 

6歳男子の平均身長

 

6歳 (cm)

月齢

7歳 (cm)

113.3

0ヵ月

119.6

113.9

1ヵ月

120.1

114.5

2ヵ月

120.6

115.0

3ヵ月

121.1

115.6

4ヵ月

121.5

116.1

5ヵ月

122.0

116.7

6ヵ月

122.5

117.2

7ヵ月

123.0

117.7

8ヵ月

123.4

118.2

9ヵ月

123.9

118.6

10ヵ月

124.4

119.1

11ヵ月

124.8

 

6歳女子の平均身長

 

6歳 (cm)

月齢

7歳 (cm)

112.7

0ヵ月

118.8

113.3

1ヵ月

119.2

113.8

2ヵ月

119.7

114.1

3ヵ月

120.2

114.6

4ヵ月

120.7

115.2

5ヵ月

121.2

115.8

6ヵ月

121.7

116.3

7ヵ月

122.2

116.8

8ヵ月

122.7

117.3

9ヵ月

123.2

117.8

10ヵ月

123.6

118.3

11ヵ月

124.1

 

身長先生からのアドバイス

 

6歳児になると、身長を伸ばすための治療が開始される年齢です。

 

平均して5cm程度の成長が見られますが、男の子も女の子もまだまだ成長期にあり、さらなる身長の伸びが期待されます。

 

ただし、身長が過度に高い場合や急激に伸びる場合には、ホルモンの分泌異常や染色体異常、遺伝子の異常などの病気が懸念されます。

 

参考 子どもの身長を伸ばすために知るべき低身長の病気

 

お子さんの発育状況を早期に見極めることで、適切な対応が可能になります。少しでも気になることがあれば、早めに医療機関に相談することをお勧めします。

 

7歳の平均身長

 

7歳から11ヵ月の子どもたちの平均身長は、次のとおりです。

 

  • 男子が119.6cmから124.8cm
  • 女子が118.8cmから124.1cm

 

6歳時の平均身長と比べると、およそ5cmの差が見られます。

 

この年齢になると、小学校に上がる子どもたちの間で、身長の高さだけでなく、ふくよかな子や比較的スリムな子など、発育の個人差がはっきりと現れてきます

 

8歳、9歳と年齢が進むにつれて、さらに大きな成長が期待されます。

 

もし、現在お子さんの身長が低いことに対して不安を感じているとしても、過度に心配する必要はありません。

 

お子さんの成長には個人差があり、それぞれのペースで成長していくものですので、焦らず見守ることが大切です。

 

7歳男子の平均身長

 

 

7歳 (cm)

月齢

8歳 (cm)

119.6

0ヵ月

125.3

120.1

1ヵ月

125.8

120.6

2ヵ月

126.2

121.1

3ヵ月

126.7

121.5

4ヵ月

127.2

122.0

5ヵ月

127.6

122.5

6ヵ月

128.1

123.0

7ヵ月

128.6

123.4

8ヵ月

129.0

123.9

9ヵ月

129.5

124.4

10ヵ月

129.9

124.8

11ヵ月

130.4

 

7歳女子の平均身長

 

7歳 (cm)

月齢

8歳 (cm)

118.8

0ヵ月

124.6

119.2

1ヵ月

125.1

119.7

2ヵ月

125.6

120.2

3ヵ月

126.1

120.7

4ヵ月

126.5

121.2

5ヵ月

127.0

121.7

6ヵ月

127.5

122.2

7ヵ月

128.0

122.7

8ヵ月

128.5

123.2

9ヵ月

129.0

123.6

10ヵ月

129.5

124.1

11ヵ月

130.0

 

 

 

身長先生からのアドバイス

 

しっかりと休息できる環境をつくることが大切です。

 

小学校入学に伴って活動範囲が広がるこの時期は、子どもたちの活動量が大幅に増加します。

 

日常的な行動も計画的に行えるようになるため、生活リズムが整いやすいです。

 

これにより、体内のリズムが確立され、健やかな成長が期待できます。

 

ただ、小学校という新しい社会環境に適応するために、心身ともに多くのエネルギーを消費します。

 

疲労が蓄積すると、健康に悪影響を及ぼし、結果として身長の伸びも鈍化することもあるでしょう。

そのため、お子さんがしっかりと疲れを取れるような環境づくりが欠かせません。

5歳・6歳・7歳の成長の特徴

 

5歳・6歳・7歳は、身長の伸びが緩やかになる時期です。

 

0歳から4歳頃までは急激に身長が伸びますが、5歳頃からはそのペースが落ち着き、年間約5~6cmの伸びとなります。

 

これは、乳幼児期に活発に分泌されていた成長ホルモンの分泌量が、この時期になると徐々に減少するためです。

 

5歳から思春期(男子は12歳頃、女子は10歳頃)までは、毎年5~6cmずつ身長が伸びていきますが、思春期が近づくにつれて、その伸びは徐々に緩やかになっていきます。

 

個人差はありますが、7歳頃までは比較的安定したペースで成長し、その後は思春期に向けて徐々に減速するのが一般的です。

 

5歳・6歳・7歳の子どもの低身長の目安

低身長には明確な定義はありませんが、一般的には、同じ年齢・性別の子供の平均身長と比べて、標準偏差値(SDスコア)が-2.0SD以下の状態を指します。

 

SDスコアとは、同じ年齢・性別の子供の平均身長と比較したときの偏差値です。

 

ここでは、5歳、6歳、7歳の月齢別の低身長の目安を男女別に一覧でご紹介します。

 

年齢

男の子 (cm) 以下

女の子 (cm) 以下

5歳 0ヶ月

100.9

97.7

5歳 6ヶ月

103.8

100.6

6歳 0ヶ月

106.9

103.4

6歳 6ヶ月

109.3

106.2

7歳 0ヶ月

112.2

108.7

7歳 6ヶ月

114.7

111.4

 

※この表は、文部科学省の学校保健統計調査のデータに基づいて作成しています。あくまで目安であり、個々の子供の成長には個人差があります。低身長が疑われる場合は、医療機関を受診して、専門医の診断を受けるようにしてください。

5歳・6歳・7歳の子どもの身長が伸びにくいときの原因

子どもの身長が伸びにくい原因は、以下のような様々な要因が考えられます。

 

  • 遺伝や体質
  • 精神的なストレス
  • 生活リズムの乱れなど

 

それぞれ詳しく解説します。

遺伝や体質

身長は遺伝的な影響を大きく受けます。

 

アメリカで行われた研究によると、身長の約70~80%は遺伝によって決定されるとされています。

 

両親の身長が高い場合、子どもも高くなる可能性が高く、逆に両親の身長が低い場合、子どもも低くなる傾向があるのです。

 

しかし、遺伝がすべてを決定づけるわけではありません。

 

栄養、運動、睡眠などの環境要因も身長に大きく影響します。

 

これらの要因を改善することで、遺伝的な影響をある程度克服できる可能性があります。

 

参照・参考:Heritability of Adult Body Height: A Comparative Study of Twin Cohorts in Eight Countries

 

精神的なストレス

精神的なストレスは、成長ホルモンの分泌を阻害し、身長の伸びに悪影響を与える可能性があります。

 

ストレスの原因は、いじめや虐待といった深刻な問題だけでなく、受験や習い事などによるプレッシャーも考えられます。

 

子どもがストレスを感じている場合は、その原因を取り除くか、ストレスへの対処法を学ぶことが重要です。

 

生活リズムの乱れ

成長ホルモンは、睡眠中に最も盛んに分泌されます。

 

睡眠不足は成長ホルモンの分泌を抑制し、身長の伸びを阻害する可能性があります。

 

また、睡眠不足は脳に大きなストレスを与えるため、ホルモン分泌の阻害につながる可能性も懸念されます。

 

さらに、バランスの悪い食事や運動不足も、身長の伸びに悪影響を与える要因です。

 

身長を伸ばすためには、睡眠、運動、栄養のバランスが取れた規則正しい生活習慣を維持することが不可欠です。

 

5歳・6歳・7歳の子どもに身長を伸ばすためにできること

 

5歳・6歳・7歳の子どもの身長を伸ばすためには、生活習慣の見直しや、必要に応じて医療機関への相談も検討しましょう。

早寝早起きの習慣を作る

睡眠中は成長ホルモンが盛んに分泌されるため、質の高い睡眠を十分な時間確保することが重要です。

 

幼児期には11~12時間小学生では10時間の睡眠を目安に、早寝早起きの習慣を身につけましょう。

 

成長ホルモンの分泌を促すためには、遅くとも22時には布団に入り、23時までには寝付くことが理想です。

バランスの良い食事を摂る

身長の伸びをサポートするためには、栄養バランスの取れた食事が不可欠です。

 

特定の栄養素を摂るよりも、バランスよく栄養を摂取した方が、体への吸収率がたかまるためです。例えば、カルシウムはビタミンDと一緒に摂取することで吸収率が高まります。

 

また、身長を伸ばしたいときには、骨の材料となるタンパク質や、コラーゲンの合成を助けるビタミンCの摂取も欠かせません。

 

その他、鉄や亜鉛などの栄養素も積極的に摂り入れましょう。

 

一方で、ジュースやお菓子など糖分の過剰摂取は栄養バランスを崩し、カルシウム不足を招く可能性があります。

 

糖分の摂りすぎには注意しましょう。

適度に運動する

適度な運動は骨に刺激を与え、成長ホルモンの分泌を促進します。

 

また、血行が良くなり、骨や筋肉に必要な栄養素が行き渡りやすくなります。

 

しかし、成長期に過度な筋トレを行うと、骨端線に負担がかかり、身長の伸びを阻害する可能性があるので注意してください。

 

激しい運動は避け、適度な運動を心がけましょう。

小児身長治療を検討する

 

生活習慣の改善だけでは十分な効果が見られない場合は、小児身長治療を検討することも一つの選択肢です。

 

小児身長治療では、お子様の成長段階に合わせた適切な治療プランを提案します。

 

東京神田整形外科クリニックでは、お子様の身長に関するお悩みに対し、医師による診察とカウンセリングを通して、最適な治療プランをご提案しています。

 

生活指導、栄養指導、ホルモン治療など、お子様の成長をサポートするための様々な治療オプションをご用意しております。

 

お子様の身長でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

身長に関するご相談は、東京神田整形外科クリニックまでお気軽にお問い合わせください。Web予約、またはお電話にてご予約を承っております。

5歳・6歳・7歳の子どもの身長に関するよくある質問

お子様の身長に関するよくある質問にお答えします。

5歳の子どもも身長が100センチないのですが大丈夫でしょうか?

5歳で100cm未満のお子様も珍しくはありません。

 

しかし5歳時点で98.1cm以下(-2SD)の場合、「低身長」と診断されることがあります。

 

将来、身長を伸ばしたいとお考えの場合は、ご家庭でできる対策を行うとともに、専門的な身長治療も検討してみると良いでしょう。

7歳で身長が130センチは平均的ですか?

7歳児の平均身長と比較すると、130cmは平均よりも高いです。

 

平均身長は約120cmですので、130cmは約10cmほど高いことになります。

 

約127cm以上で+2SDを超えるため、「高身長」に分類されます。

低身長は大人だと何センチからですか?

大人の低身長は、男性160cm以下、女性147cm以下です。

 

平均身長は、男性で170cm、女性で157cmです。

 

-2SD以下になると低身長と診断されることが多いため、上記の値が目安となります。

まとめ

この記事では、5歳・6歳・7歳児の平均身長と成長の特徴、低身長の目安、身長が伸びにくい原因と対策について解説しました。

 

5歳から7歳は、身長の伸びが緩やかになり、個人差が大きくなる時期です。

 

平均身長データや低身長の目安を確認しながら、お子さんの身長の現状を把握していきましょう。

 

また、身長は遺伝的要因だけでなく、栄養・運動・睡眠などの環境要因にも影響を受けます。

 

身長の伸びに不安がある場合は、生活習慣を見直し、必要に応じて専門医にへの相談もご検討ください。お子さんの成長を長い目で見守り、健やかな発育をサポートしましょう。

 

・両親の身長が低く、子どもの発育に不安がある

・身長を伸ばしたいが適切なサポート方法を知りたい

・他の医院では、「特に治療の必要はありません」と断られた

 

東京神田整形外科クリニックの小児身長治療ならば、将来160センチまで成長する予定のお子さんが、しっかり治療を受ければ最大で+10センチぐらいの身長を目指せます。

 

5〜15歳のお子さんを対象に治療を提供しておりますので、身長について悩まれるときは、ぜひご検討ください。

また、身長先生がお子さんの将来の身長を予測する「身長先生の身長診断」も完全予約制でご用意しています。お子さんの身長を伸ばしていきたいと考えるときは、ご確認ください。

 

 

監修者

 

 

 

 

 

 

 

院長 (全日出勤)

田邊 雄 (たなべ ゆう)

 

経歴

2011年 金沢医科大学卒業

2018年 日本整形外科学会認定整形外科専門医取得

2018年 順天堂大学博士号取得

2020年 東京神田整形外科クリニック開業

ベンベン先生、身長先生の詳細はコチラ!

 

 

 

 

 

 

 

再生医療リードドクター (毎週月曜日、第1・3・5土曜日勤務)

横田 直正 (よこた なおまさ)

 

経歴

平成11年3月          国立浜松医科大学医学部卒業 

平成11年4月~平成18年12月     東京大学医学部整形外科在籍 

平成11年5月~平成11年12月   東京大学医学部付属病院整形外科

平成12年1月~平成12年6月    東京逓信病院麻酔科

平成12年7月~平成13年6月    三楽病院整形外科

平成13年7月~平成14年12月   都立広尾病院整形外科

平成15年1月~平成16年6月     東芝林間病院整形外科

平成16年7月~平成17年9月     多摩北部医療センター整形外科

平成17年10月~平成18年9月   都立墨東病院リウマチ膠原病科

平成18年10月~平成19年12月    東京逓信病院整形外科

平成19年7月~平成27年2月     太秦病院整形外科リウマチ科

平成27年3月~平成29年3月    富士見病院整形外科

平成28年6月~平成29年3月   東京ひざ関節症クリニック銀座(院長)

平成29年4月~令和3年4月      東京ひざ関節症クリニック新宿(院長)

令和3年5月~           総合クリニックドクターランド、新山手病院など

 

 

 

 

 

 

 

医師 (水曜日勤務)

斎藤 吉由 (さいとう よしゆき)

 

経歴

1989年 久留米大学 医学部卒業
1990-2000年 久留米大学整形外科医局
2000年-
クリニックヨコヤマ 副院長
泉ガーデンクリニック 整形外科医長
東京ミッドタウンクリニック 整形外科部長
医療法人財団 百葉の会 銀座医院 副院長 等を歴任

 

 

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