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五十肩でロキソニンを飲んで効かない人の特徴!最大効果を得るには?

五十肩になってロキソニンをちゃんと言われた通り飲み続けているんだけど、全然よくならない!

五十肩にロキソニンは全然効かないんじゃないか?

今回はそんな方に必見です!

 

五十肩でロキソニンを含む非ステロイド系抗炎症治療薬を服用することに関しては、論文上効果があることとされています。

 

ではなぜ、ロキソニンが効かないのか。

 

それには共通した特徴がありますので、ぜひ最後までご覧いただきロキソニンの効果を最大限に発揮できるようにしましょう!

 

 

 

 

 

五十肩でロキソニンを飲んでも効かない人の特徴

 

結論からお話しいたします。

五十肩でロキソニンを飲んでも効かない人の特徴は、ロキソニンに痛み止め以上の効果を期待している場合が多く見受けられます。

 

一体どういうことなのか?その理由を詳しくお話ししていきます。

 

五十肩の中でも石灰沈着性腱板炎、俗にいう肩の石灰に当てはまる方はこちら!

>>五十肩石灰化その症状とは?医療知識ゼロでもわかる簡単解説!

 

五十肩でロキソニンを飲んでも効かない理由とは

 

まずロキソニンは、非ステロイド系抗炎症薬と言われています。

 

詳しくはこちらでも説明しているので、ご覧ください。

>>五十肩でロキソニンは飲んでいい?痛み止めの効果はあるのかを解説

 

主な効果は、抗炎症といって炎症による痛みを抑える効果です。

それにもかかわらず、五十肩が治らない!効かない!といっている肩のお話をよく伺ってみると、

 

「ロキソニンを飲んでも肩が上がらない。動かない。」

 

このようにおっしゃる方が多いです。

 

つまり、抗炎症作用により、痛みを抑える薬であるロキソニンに、肩の動きをよくすることまで求めてしまっている

それにより、肩の動きをよくする効果のないロキソニンは効かないと感じているのです。

 

これではいわれなく「効かない!」と言われているロキソニンがかわいそうな気がしますよね。

 

ではロキソニンの効果を最大限発揮させてあげるにはどうしたらいいのか?

これを考えていきましょう。

 

五十肩でロキソニンの効果を最大限発揮する◯◯

 

まずはブログの冒頭でご紹介した、ロキソニンを含む非ステロイド系抗炎症薬が五十肩に効果的とされる論文からの引用をご覧ください。

 

’理学療法と併用することによりそれぞれの単独療法よりも短期での効果が得られる’

(村木孝行:肩関節周囲炎理学療法診療ガイドライン,理学療法学 第 43 巻  1 号P67- 72,2016.)

 

この、理学療法と併用することによりというところがポイントです。

 

先ほどの説明の通り、ロキソニン単独で五十肩の動きを改善する効果はありませんから当然効きません。

 

順番としては、まずはロキソニンで炎症による痛みを抑える。

 

その後、痛みが少ない中で理学療法、リハビリで運動を行うことができ、結果として安静にしている時間が短く済み、短期での効果が出やすいのではないかと考えられます。

 

つまり、ロキソニンの効果を最大限発揮するには理学療法と併用することがとても大切なのです!

 

ロキソニンを飲むほど痛いのに運動していいの?と思った方!

 

ロキソニンを飲んでいる時期でも行える運動をご紹介します!

>>【ゼロから始める五十肩リハビリ】たった3つの運動で改善【五十肩 初期】

 

ぜひこちらを実践し、ロキソニンの効果を最大限に発揮しましょう!

 

五十肩でロキソニンが効かない人の特徴!まとめ

 

ではまとめに移ります。

 

・ロキソニンは非ステロイド系抗炎症薬といって炎症による痛みにのみ効果があります
・ですのでロキソニンを飲んでも五十肩による肩の動きの制限は改善されません
・効果を最大限に発揮するには、ロキソニン服用+理学療法が大事です!

 

ロキソニンが効かないと感じている方、いかがだったでしょうか?

 

もしご質問がございましたら、YouTube上で質問も承っております!

 

ぜひお気軽にご相談ください!

 

‘あなたの肩 私に診せてください‘いしPでした!

 

ではまた!

 

 

執筆者:いしP

資格:理学療法士 ロコモコーディネーター、安眠インストラクター

キャリア:理学療法士14年目、累計治療者数 2万人以上

現在は、月に500人以上の五十肩患者が通う東京神田整形外科クリニックで、主任兼五十肩治療リハビリ責任者

日々の治療を行う傍ら、100本以上のYouTube、ブログを通じて、五十肩の知識を多くの患者さんに届け、五十肩で東京No1になる。をモットーに活躍中!

 

 

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