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五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

五十肩を抱えている主婦の人で『買い物の荷物を持つと痛い』、『お子さんを抱っこしたら痛い』など家事動作で痛みを感じる時はありませんか?

 

このような動作全て、ある3つの筋肉を使い、五十肩の痛みの原因になっています。

 

その3つの筋肉は何なのか?

それがどのように関係して五十肩の痛みの原因になるのか、メカニズムから対策まで徹底解説します。

 

 

目次

 

 

五十肩の痛みの原因は、主婦なら酷使する3つの筋肉

 

五十肩の痛みの原因として、主婦の人が日常生活上で必ず使い、酷使する以下の3つの筋肉があります。

・大胸筋
・小胸筋
・上腕二頭筋

 

1.大胸筋

 

大胸筋は胸の前全体の筋肉で腕にまでついてきます。

主婦の人ですと、お子さんを抱っこしたり、ベビーカーを押したりと日常生活動作でよく使っている筋肉です。

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

 

2.小胸筋

 

小胸筋は大胸筋の下に隠れるようにあって、肋骨と肩甲骨を繋いでいる筋肉です。

呼吸や肩甲骨の動きに関与し、小胸筋が縮むと肩甲骨ごと肩が前に引っ張られます。

家事と仕事で忙しい主婦の人は、家事動作では料理動作や掃除動作、仕事ではパソコン作業など腕を胸に引きつける動作で酷使しています。

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

 

3.上腕二頭筋

 

上腕二頭筋は腕の前についている筋肉で、肘を曲げる時に使う筋肉です。

日常生活で肘を曲げたり、肩や手を使う動作でよく使います。

上腕二頭筋は、お子さんを前で抱っこしながら、重いものを持ったりなど繰り返し使うとことで負担がかかり肩に痛みを引き起こすことがあるのです。

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

 

では、これらの3つの筋肉がどうのように影響して五十肩の痛みの原因になるのかを次に解説していきます。

 

五十肩の痛みの原因になる3つの筋肉がもたらす影響とは?

 

上記で述べた3つの筋肉を酷使することによって、姿勢変化(巻き肩姿勢)になり肩関節の位置にズレが生じます。

 

肩関節の位置がズレたまま動かすことで以下の組織

・筋肉
・腱
・靭帯
・関節包

に負担がかかり炎症を起こし五十肩の痛みになるのです。(図1)

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

(図1)

 

特に家事、育児、仕事と忙しい主婦の人は、この3つの筋肉を酷使するため、肩を内側に引っ張ってきてしまいます。

 

さらに、筋肉だけではなく、忙しい主婦の人は、精神的にも疲れてうつむき加減になることはありませんか?

 

結果、そのような姿勢は、背中の筋肉を使用する機会か減り体の前側にある胸の筋肉縮ん状態になるため姿勢前に引っ張られ巻き肩』姿勢になるのです。 (図2)

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

(図2)

 

巻き肩姿勢になると、肩関節内の筋バランスが悪くなり、不安定な状態になります。

この状態で、家事動作などを続けることで肩に負担をかけ、肩関節内に炎症が起き五十肩の痛みになってしまいます。

 

五十肩の痛みが出ると『夜間痛で寝られない』、『家事仕事が出来ない』など精神的にもストレスが増していく主婦の人が非常に多いのです。

 

そこで忙しい主婦の人でもできるおすすめ対策を次に紹介していきます。

 

五十肩の主婦の人へのおすすめ対策!

 

主婦の人に家事仕事の合間でもできるおすすめ3step対策を紹介します。

 

1step

まず、主婦の人は家事や仕事などで忙しく、体の前側の筋肉を使うことが多いため、合間に休息として深呼吸を3回しましょう。

深呼吸でも筋の緊張が少し和らぎますし、精神的にも落ち着きます。

2step

休息合間に胸の前側の筋肉(大胸筋)のストレッチをしましょう。

胸の前を伸ばすように胸を張っていきます。(写真3)

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

(写真3)

 

もっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

五十肩の朝5分ストレッチ方法!朝が痛い、重だるい五十肩に必見!

 

3step

最後に背中側の筋肉を使うようにしましょう。

肩甲骨を動かす運動をします。

肩甲骨を上にあげたり、内側によせたりしましょう。(写真4)

 

五十肩の痛みの原因は3つの筋肉が問題!特に主婦の人要注意!

(写真4)

 

詳しくは上記の記事をご覧ください。

この3stepで五十肩の痛みの原因になる3つの筋肉と姿勢に対して対策していきましょう。

 

上記の運動も出来ないほど痛みが強い人は、以下の記事をご覧ください。

【2022最新版夜間痛対策】五十肩でも快眠できる方法3選【初期向け】

 

五十肩の痛みの原因になる3つの筋肉まとめ

 

主婦の人が日常生活上で酷使する3つの筋肉

・大胸筋
・小胸筋
・上腕二頭筋

 

これらの3つの筋肉を主婦の人は頻繁に使うことで以下のことが起こります。

・胸の前側の筋肉が縮むことで巻き肩姿勢になる。
・肩関節の位置がズレて肩関節内に負担がかかる。
・肩関節内の組織が炎症し五十肩の痛み出現。

 

このように主婦の人は家事、育児、仕事で3つの筋肉を酷使しており、精神的にも疲れてうつむき加減になり巻き肩姿勢になりやすいのです。

 

結果、五十肩の痛みを引き起こす原因になってしまいます。

忙しい中でも、休息をとり対策をしていきましょう。

 

以上、理学療法士の豊岡桜子でした。

 

プロフィール

名前:豊岡桜子

 

資格:理学療法士

 

キャリア:理学療法士9年

 

この9年で、整形外科疾患をメインに累計1.8万人以上治療。

その中で、肩関節疾患の術後の人から保存治療の人まで多数治療。

 

現在は、東京神田整形外科クリニックで五十肩のブログや治療で、五十肩で悩んでいる方達の助けになれるように知識と技術をお届けしています。

五十肩を一緒に撃退していきましょう!

 

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