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膝に水が溜まったときの初期症状は?原因と対策を徹底解説

「膝に水が溜まる」というのは、しばしば起こる症状です。

しかし、自身の膝に水が溜まっているのを実際に目にすると困惑し、

 

「膝に水が溜まるとどんな症状が出るの?」
「膝に水が溜まったら病院に行くべき?」

 

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では膝に水が溜まるときの初期症状や原因となる疾患、放置するとどうなるのかについて詳しく解説します。

膝の水が溜まってお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


東京神田整形外科クリニック
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膝に水が溜まるときの初期症状

膝に水が溜まるときの初期は、以下のような症状が見られます。

・膝が腫れぼったくなる
・膝関節のこわばりや突っ張りを感じる
・動作の始めに痛みを感じる

具体的にどのような症状が出るのか、それぞれ順番に見ていきましょう。

 

症状①:膝が腫れぼったくなる

 

膝に水が溜まる初期症状として顕著なのは「膝の腫れ」です。

 

水が溜まっている部分がブヨブヨとし、ぽっこりとして見えます。

曲げ伸ばしが難しく重い感覚があったり、患部に熱を感じたりする場合もあります。

 

症状②:膝関節のこわばりや突っ張りを感じる

 

 

膝に水が溜まる初期は、膝関節のこわばりや突っ張りを感じる場合があります。

膝を曲げたり伸ばしたりするときに感じるケースが多いです。

 

症状③:動作の始めに痛みを感じる

 

膝に水が溜まると立ち上がりや歩き始めなど、動作の始めに痛みを感じることが多いです。

初めは軽い痛みであっても徐々に増強して正座が困難となったり、階段の昇り降りで痛みを感じたり、生活が不便になるおそれもあります。

 

膝に水が溜まる症状で考えられる病気

 

前提として、膝に溜まった水の正体は「関節液」です。

 

膝の水は通常時であっても膝をスムーズに動かすための「潤滑剤」として存在しています。

しかし、何らかの原因によって炎症が発生し、関節液が増量することで「膝に水が溜まる」現象が発生するのです。

 

膝の関節液が増量する原因として、次の疾患が考えられます。

・変形性膝関節症
・化膿性関節炎などの感染症
・半月板損傷
・関節リウマチ・痛風

どのような病気なのか、それぞれ詳しく解説します。

 

原因①:変形性膝関節症

 

膝に水がたまる症状の原因として「変形性膝関節症」が考えられます。

通常はクッションの役割をしている軟骨が加齢によってすり減り、削り取られた軟骨の破片が関節を覆う膜である「滑膜」を刺激することで炎症が発生するからです。

変形性膝関節症の初発は50~60代が多く、高齢になるほど罹患率は高くなります。

 

また、以下の特徴がある人は発症する傾向が高いです。

・女性
・O脚の人
・肥満

症状が軽ければ薬や注射による治療が可能ですが、改善が見られなければ手術が必要になる場合もあるので、放置せずに医師の診察を受けましょう。

 

原因②:化膿性関節炎などの感染症

 

膝に溜まった水を注射で抜いたときに、白く濁っている場合は「化膿性関節炎」といった感染症の可能性があります。

化膿性関節炎とは、ばい菌が体内に侵入したことによって化膿し、膿が溜まっている状態です。

多くはケガなどによって外部から菌が侵入し、発熱が見られることもあります。

 

放置すると関節が破壊されたり、全身に菌が回って重症化したりするおそれがあるので、早急に整形外科を受診しましょう。

 

原因③:半月板損傷

 

半月板を損傷すると滑膜が炎症を起こすため、膝に水が溜まる場合があります。

半月板の役割は、膝関節への負荷を吸収するクッションと、関節の位置を安定させることです。

 

スポーツや交通事故などの外傷のほか、加齢によって損傷が起こるケースもあります。

損傷の程度によっては手術となる可能性もあるので、早期に整形外科を受診しましょう。

 

原因④:関節リウマチ・痛風

 

一見関連がないように感じられるかもしれませんが、関節リウマチや痛風といった病気でも膝に水が溜まる場合があります。

双方とも水が溜まる原因は、関節リウマチや痛風によって膝に炎症が起こるためです。

 

特にリウマチでは関節炎が続くと、膝関節が破壊されるおそれもあるので、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

 

膝の水に対する効果的な治療法

 

膝に水が溜まってしまったら、以下のような治療が行われます。

・注射で膝の水を抜く
・膝に薬剤を注射する
・再生医療

それぞれ詳細を解説します。

 

注射で膝の水を抜く

 

膝に水が溜まった場合、多くは注射で水を抜く処置がとられます。

単純に溜まった水を除去するだけでなく、抜いた水の色によって原因疾患を鑑別できるためです。

 

「水を抜くと癖になる」と聞き、抜くのをためらっている方もいるかもしれません。

しかし、「水が再び溜まる」ということは、「炎症が治まっていない」ということです。

 

抜くことによって再び水が溜まるわけではないので、安心して整形外科へ行きましょう。

 

膝に薬剤を注射する

 

溜まっている水の量が多かったり、膝に痛みがあったりする場合は、ヒアルロン酸を注射すると症状が和らぐ可能性があります。

なぜなら、ヒアルロン酸を注射することで膝の軟骨を保護し、滑りが良くなるからです。

 

薬剤の注射は、変形性膝関節症や関節リウマチによって水が溜まっている場合に行われます。

ただし、ヒアルロン酸注射はあくまで対症療法であり、一度注射をすれば完全に治るというものではありませんのでご注意ください。

 

再生医療を受ける

 

症状の改善が乏しかったり、痛みが引かなかったりする場合は再生医療を受けるのも一つの方法です。

再生医療は、血液や脂肪といった自身の組織を原材料として治療薬を作成し、その治療薬を患者さんの体内に戻して関節の修復を促します。

 

これまでは、注射を含めた薬剤による保存療法または手術による外科的治療の2択でしたが、再生医療の登場によって第3の選択ができるようになりました。

膝の再生医療の詳細については、下記のページにて詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
膝の水を抜く方法と膝の痛みを改善する方法【膝の再生医療 名医】

 

膝の水を放置するとどうなる?自然治癒は可能?

 

膝に溜まった水が自然になくなるケースは少なく、放置すると悪化の可能性があります。

膝に水が溜まる原因のひとつである「変形性膝関節症」では、症状が悪化すれば歩けなくなるなど生活への影響は必須です。

 

また、「化膿性膝関節炎」といった感染によって起こる疾患であれば、全身に菌が回ると生命の危険もあります。

膝に水が溜まった場合は原因によって異なる治療が必要なため、放置せずにできるだけ早く整形外科を受診しましょう。

 

膝に水が溜まっている場合は放置せずに整形外科へ受診を

 

膝に水が溜まると、初期の段階であっても痛みや関節のこわばりを感じます。

膝に水が溜まる原因は変形性膝関節症や感染、半月板損傷など様々です。

放置すると症状が進行して生活に支障をきたすおそれもあるので、膝に水が溜まっていると感じたら早めに整形外科を受診しましょう。

 

しかし、整形外科で一般的な治療をしても改善が見られない場合は「再生医療」を受けるのもひとつの方法です。

当院でも膝の再生医療を取り扱っておりますので、お悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。

 

 

これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。 

膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。 

質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。 

 

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