膝の水を抜く方法と膝の痛みを改善する方法【膝の再生医療 名医】
ちょっと待った!
膝の痛みや繰り返し膝の水が溜まっていて諦めていませんか?
その悩みはこの記事を読むことで解決できます。
こんにちは。
東京神田整形外科クリニック、膝治療責任者・理学療法士の神林です。
今回も再生医療3000症例以上の整形外科専門医で再生医療学会の認定医でもある横田先生と一緒に、膝に関する情報を配信していきます。
本日は膝の痛みがある方、膝に水が溜まっている方、再生医療を検討している方に、膝の痛みと膝の水を抜く正しい治し方について解説していきます。
最後までご覧いただくと膝の痛みや膝の水が改善する治療を理解でき、絶対にやってはいけない動作も理解できますので、最後までご覧ください。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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膝の水や痛みを改善できる治療法
神林
結論からお伝えすると、膝の痛みや膝の水が溜まる症状を改善する治療法は大きく分けて2つあります。
・①保存的治療
・②外科的治療
保存的治療はみなさんご存知の通り、ヒアルロン酸注射やリハビリテーションです。
現在最も注目されている効果のある治療法といえば再生医療になります。
再生医療も保存的治療に該当する治療になります。
一方、2つ目は外科的治療になります。
みなさんご存知の通り人工膝関節置換術や骨切りなどの治療法があります。
色んな治療法が多岐にわたります。
横田先生
まず変形の程度でいうと、まずレントゲンを撮ります。
初期から中期の人の方が水が溜まりやすい傾向にあります。
末期になると燃え尽きたように、あまり水も溜まりません。
逆に言うと水が溜まって困っている人は初期から中期の人が多いです。
その辺りは逆に再生治療で効果が出るのも初期から中期の方が多いです。
まあまあいい適応になるんです、ちょうど患者層が重なります。
神林
そうですね。
横田先生
一番簡単なのは多血小板血漿治療(以下PRP)と呼ばれるものになります。
私たちも日本語の論文も作りますが、自分たちのばかりだと手前味噌になるので他の論文も探すと慶應義塾大学・二木康夫先生の論文が見つかりました。
この論文にグラフがあります。
図1
PRPとは怪我を治すタンパク質の集まりです。
種類がたくさんあるので、大きく3つに分けられています。
図2
このように成長因子、フィブリノーゲン、抗炎症性サイトカインがあります。
抗炎症性サイトカインが多い人ほど水は注射で抑えやすくなるのではないかと言われています。
どの人にどのくらいあるのかは実際問題測定してみないとわかりません。
私たちも論文を作るのに測定したことはありますが、実は非常にお金がかかります。
もちろん個人差はありますが、怪我を治すタンパク質は大きくクラス分けされています。
特にサイトカインを多く含んでいるPRPの人は水などが引くことで快適になるのではないかということが想定されます。
炎症が強いとその分だけ強く痛みを感じます。
私はリウマチ専門医でもあります。
リウマチはそもそも炎症です。
CRPで簡単に炎症は計れますが、変形性膝関節症というのは慢性の弱い炎症が正常範囲内であります。
加齢というのは酸化のようなものです。
炎症があると痛みは強く感じるものです。
リウマチは関節がぷっくり腫れますが、リウマチのお薬を使用すると腫れが引きます。
変形性膝関節症に対してもリウマチのお薬などを使用して炎症を抑えると、同じように膝の腫れも引いて痛みも引きます。
リウマチの今の治療は生物製剤治療と言って、他の生物から作ってきた怪我を治すタンパク質のようなものを注射しています。
変形性膝関節症に対しては自分を原料で取ってくるような感じです。
ただその辺りはオーダーメイド商品なので個人差はあります。
詳しいことは担当の先生に聞くのが一番早いかと思いますが、結構触るとわかります。
触るというのは治療の基本です。
神林
そうですね。
水が溜まっている時に触るとすぐにわかります。
横田先生
触ってあげることが一番いいと思います。
絶対にやってはいけない動作
神林
膝の痛みがある方や膝に水が溜まっている方も本当に再生医療の治療は有効であることがわかってくると思います。
膝の水が溜まっている時は、軽度〜中等度の方が多くいらっしゃるので、そこで再生医療を受けていただくと将来の予後もとても良くなっていきます。
膝の痛みがある方だったり、膝に水が溜まっている方は絶対にやってはいけない動作があります。
その動作というのが
・膝を捻るといった回旋動作
・正座・あぐらといった膝を深く曲げる動作
この2点です。この2点は禁忌となります。
横田先生
他に体重・肥満度です。
BMIといって肥満度の高い方は長持ちしにくい傾向があります。
リハビリでできることがあります。
・筋肉を増やして脂肪を減らす
これはできることですし、患者さんにしかできないことです。
これさえすればBMIは改善し、効果は長持ちします。
いずれにせよ、きちんと治療をした後はきちんとリハビリを正しいやり方で継続していくことが一番確率的に効果が長持ちする近道だと思います。
リハビリの方で頑張って、力を合わせて頑張ってください。
まとめ
神林
先生からある通り、リハビリテーションの中で筋肉トレーニングを行ったり関節可動域を増やしてあげる、減量をすることも非常に大切な治療になります。
膝の痛みや膝に水が溜まる方は必ず原因があります。
横田医師による診察を受ける事でその原因を追求できる事、追求して患者さんに合った治療を選択して治療を受けることができますので、是非当医院にお越しください。
横田先生は第1・3・5の土曜日隔週で来ていただいています。
また2023年4月より毎週月曜日に勤務してくださります。
膝の状態を診てほしい方やご相談したいという方は是非再生医療の診察、無料カウンセリングを承っていますので、お電話かWEB等でご予約をよろしくお願いいたします。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。
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当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
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