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五十肩のストレッチを痛いまま続けると陥る罠とは?

 

今回は『五十肩のストレッチを痛いまま続けると陥る罠とは?』についてお伝えします。

 

五十肩で痛みが強い時期に『痛くても動かさないと硬くなるから』と肩をぐるぐる回したり、ストレッチをしていませんか?

 

そんな五十肩のストレッチを痛いまま続けてきた9割の人が陥った罠です。

五十肩を治すのに失敗したくない人に必見です。

 

目次

 

五十肩のストレッチを痛いまま続けると陥る罠とは?

 

五十肩のストレッチを痛いまま続けると陥る罠とは?

結論から言いますと、五十肩のストレッチを痛いまま続けると痛みが悪化し、症状が長引き、負のループに陥ります

 

結果として、五十肩の治療にも時間を要します

 

多くの五十肩の人がこの時に悪化させているのが現実です。

では、詳しいことを次にお伝えしていきます。

 

五十肩のストレッチを痛いまま続けて治りが遅くなる理由とは?

 

まず痛みが強いときに『痛くても動かさないと硬くなるから』と痛いままストレッチを行うことで、炎症部に負担をかけ、痛みが強くなり、症状が長引くという負のループ(図1)になります。

 

(図1)

 

結果として、五十肩を治すのにも時間がかかるのです。

 

では詳しく説明していきます。

五十肩は以下の3つの病期に分けられます。

 

  • 炎症期
  • 拘縮期
  • 回復期

 

何もしてなくても激痛がある時や夜間時に痛みがあるのが炎症期です。

五十肩は肩関節を構成する組織(図2)

 

  • 関節包
  • 腱板
  • 肩峰下滑液包
  • 上腕二頭筋長頭腱

 

などが経年的に変性し、日常生活で繰り返される動作で肩関節に刺激が加わり炎症が起こり痛みが出ます

 

(図2)

 

炎症部に負担をかけ続けることで自然治癒するはずの炎症が強くなり、さらに拘縮を強くさせ、炎症期と拘縮期で時間を要すため五十肩の治療にかかる日数も大幅に増えていくのです。

 

一般的に、五十肩の治療日数は約1〜2年かかると言われています。

そのため『痛くても動かさないと硬くなるから』とストレッチを痛いまま続ければ続けるほど、治るのにもどんどん時間がかかってしまうのです。

 

痛みが強い炎症期はストレッチ厳禁で痛みをとるのが最優先で安静が一番になります。

 

五十肩スのトレッチを始める時期は?

 

五十肩のストレッチを始める時期は炎症の痛みが落ち着いてきてからです。

以下の炎症期症状チェック項目を全てクリアしてからストレッチを少しずつ始めるようにしましょう。

 

□ 夜寝る時の痛みがなくなった

□ 安静時は特に痛みはない

□ 3週間以上経過している

 

上記の項目を全てクリアした人におすすめのストレッチをこちらの記事で話しています。

>>五十肩の改善ストレッチ方法紹介!電車の吊り革を持てない人必見!

 

反対に、上記のチェック項目を一つでもクリアできなかった人は、まだ炎症期を抜け出せていません。

まずは、肩関節への刺激を極力減らし、肩関節にとって一番楽な姿勢をとることが大事です。

また、就寝時のポジショニングも痛い時には大事になります。

そんな方にはこちらの以下の記事をご覧ください。

>>【2022最新版夜間痛対策】五十肩でも快眠できる方法3選【初期向け】

 

まとめ

 

今回は『五十肩のストレッチを痛いまま続けると陥る罠とは?』についてお伝えしました。

五十肩は『痛くても動かさないと硬くなるから』と痛いままストレッチを行うと肩関節組織の炎症部に負担をかけ痛みが増強し、症状が長引き、治療にも時間がかかる負のループに陥ります

 

まずは炎症期症状チェック項目

 

□ 夜寝る時の痛みがなくなった

□ 安静時は特に痛みはない

□ 3週間以上経過している

 

全てクリアした人からストレッチを少しずつ行うようにしていきましょう。

クリア出来なかった人は、痛みが軽減できるように安静にして、五十肩を早く改善できるように順序を守っていきましょう。

 

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