【目次】

 

 

 

膝へのヒアルロン酸注射とは？

 

結論から言いますと、膝の中に潤滑油のようなものを注入することです。

厳密には少し足りないような気がしますが、順を追って説明していきます。

 

膝へヒアルロン酸注射の効果が現れるまでの期間

膝に注射したヒアルロン酸は、多くの場合に注射後から痛みを緩和していきます。

しかし個人差はあるので、当日すぐに変化することのない方もいらっしゃることもあります。

ヒアルロン酸注射の持続時間は長くても１〜２週間です。

個人差があるので人によっては２〜３日という人もいます。

 

膝へのヒアルロン酸注射の利点とデメリット

 

①痛みの軽減と関節の滑らかさ向上

ヒアルロン酸注射は、関節内で潤滑油のような役割をします。

理由としては、

 

注射液が関節に入る

 

↓

中に入った液が関節のコーティングをする

↓

関節の動きが滑らかになる

 

↓

痛みが軽減する

 

②副作用と注意点

膝のヒアルロン酸は初期の痛みの軽減はできますが、進行を防ぐ効果はありません。

ですので、膝の変形が強くなっている状態ではヒアルロン注射の効果はあまり期待できないことが多いです。

そして、膝の中に入ったヒアルロン酸は、やがて分解され体外へ排出されると効果はなくなってしまいます。

 

膝へのヒアルロン酸注射を受ける際の注意点

ヒアルロン酸注射を受ける時の注意点は、内出血や腫れ、感染、アレルギー、血流障害などが起こる可能性があるということです。

理由としては、関節内に注射を打つことで皮膚に傷をつけることで皮膚に出血、腫れの影響で血流障害が発生することが挙げられます。

 

また、デメリットとして

1. ５回までは毎週保険で打てるがその後は隔週になる
2. 何度も打ち続けたり、膝の変形が進行して痛みが強い人には効きづらくなる
3. 何度も打ち続けると注射の針をさした組織のまわりが硬くなってくる
4. 効果は一時的

があります。

 

膝へのヒアルロン酸注射後のリハビリテーション

膝へヒアルロン酸注射をするだけでは十分な効果を得ることができません。

 

自宅でできる簡単な運動療法

自宅で行う簡単な運動に関しては以下の記事に記載してありますので、ぜひ一読してみてください。

➤膝が痛い原因と運動について

 

膝へのヒアルロン注射が効かなかったら？

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当院では再生医療での治療を実施しています。

 

「ヒアルロン注射が効かなくなってきた。」

「まだまだ自分の膝を使って歩きたい。」

「入院して仕事に穴を開けたくない。」

 

などの悩みがありましたら1つの選択肢として覚えておいてください。

 

まとめ

今回は、膝に打ったヒアルロン酸注射がどれくらい効くのか。

打ったあとの対処法や効かなかった場合の選択を挙げさせていただきました。

もちろん保険診療にて受けることができる治療のため、

膝痛の第一選択になりやすいヒアルロン酸注射です。

打つだけで良いわけではなく、ご自宅での運動やストレッチが必要になってきます。

 

 

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