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膝の痛みで損傷している部位がわかる?現役理学療法士が解説します!

 

こんにちは、東京神田整形外科クリニック副主任、森祐弥です。

この記事は、膝の痛みの場所から考えられる原因を詳しく解説していきます。


膝の痛みの主なポイントである内側、外側、膝上、膝下の4つの部位について、それぞれの原因や症状、そしてなりやすい人の特徴を説明しています。


また、リハビリやヒアルロン酸注射で改善しない膝の痛みに対して再生医療の適用があることを紹介し、ケアの重要性を解説しています。

【目次】

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


東京神田整形外科クリニック
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はじめに

 

膝って意外と広いんです。

痛む場所は人それぞれです。

痛みの場所から考えられる原因を今日は詳しく解説していきます。

 

膝の良く痛くなるポイントとしては内側、外側、膝上、膝下、この辺りが痛くなる方が非常に多いです。

この4つのポイントに対して解説を行っていきます。

 

内側の痛みの原因

 

まずは内側から解説していきます。

1番多いのは変形性膝関節症です。

50代以上の女性に多く、いわゆるO脚、内側型の変形がほとんどです。

 

変形性膝関節症で起こりやすい症状。

  • 膝が曲げづらい。
  • 階段の上り降りで膝が痛む。
  • 歩き始めや立ち上がる時に膝が痛む。
  • 膝に水が溜まり、腫れている。

 

変形性膝関節症になりやすい人・原因。

  • 50歳以上の方。
  • 女性。
  • 脚の形が内側に曲がっている方。
  • 肥満体型の方。
  • 過去に靭帯損傷や半月板損傷などがある方。

次に多いのが半月板損傷です。

半月板とは、大腿骨と脛骨の間にある軟骨の一種です。

衝撃を吸収するようなクッションの役割をしています。

膝の痛みで損傷している部位がわかる?現役理学療法士が解説します!

図1

 

内側と外側にそれぞれ存在していますが、内側の痛みではその内側の内側半月板が損傷することにより痛みが生じます。

 

半月板損傷を引き起こす要因としては、外傷などで強い衝撃を加えられた時や加齢による負担の蓄積などで損傷してしまうことが考えられます。

 

内側半月板損傷で起こる症状

  • 曲げ伸ばしした時にキャッチング(引っかかったような感覚)がある。
  • 歩行時に痛みがある。
  • 膝に水が溜まりやすい。
  • 膝が急に動かなくなる(ロッキング現象)。

 

内側半月板損傷になりやすい人・原因

  • 高齢者の方。
  • ジャンプ動作を繰り返すスポーツをしている。
  • 急な切り返しの動作が多いスポーツをしている。

 

外側の痛みの原因について

 

次に膝の外側の痛みについてです。

外側の痛みに関して最も多いのが腸脛靭帯炎です。

腸脛靭帯とは太ももから脛の上までついてる外側に位置する靭帯ですね。

 

ランニングや自転車を漕ぐような動作では膝の外側にある骨の出っ張りですね、大腿骨外側上顆という上のところを腸脛靭帯が前後に動きます。

 

この時に骨と靭帯の摩擦が生じることで部分的に炎症を起こしてしまったのが腸脛靭帯炎になります。

主に大腿骨の外顆上部に痛みを訴えることが多いですが、その周辺が痛むこともあります。

腸脛靭帯炎で起こる症状。

・ランニングに伴う膝の外側の痛み。

・大腿骨の外顆上部の周辺に圧痛がある。

 

腸脛靭帯炎になりやすい人・原因。

・走るスポーツをしている方。

・重量物を運搬する仕事をしている方。

・体が硬い方。

・急に運動を始めた方。

 

また、膝の外側の痛みに関しては外側半月板損傷が挙げられます。

半月板はアルファベットのCのような形をした軟骨になります。

 

先ほどは内側半月板を紹介させていただきましたが、今回の外側半月板も同様で、この外側半月板を何らかの原因で損傷したものを外側半月板損傷と言います。

 

スポーツ中などに受傷することが多いですが、加齢も原因の1つになります。

内側半月板と比較すると外側半月板単独で損傷することは非常に稀です。

外側側副靭帯や前十字靭帯・後十字靭帯を同時に損傷することが多いです。

 

外側半月板損傷で起こる症状。

・膝の外側の痛み。

・膝関節の水溜まりや腫れ。

・膝が動かなくなる。

 

外側半月板損傷になりやすい人・原因。

・高齢者の方。

・ジャンプ動作や急な切り返しの動作を行うスポーツをしている方。

 

膝上、膝下の痛みの原因について

 

最後に膝上と膝下の痛みに関してなのですが、こちらで多いのは大腿四頭筋腱炎です。

これは太ももの大腿四頭筋を膝のお皿である膝蓋骨に結びつけている腱、こちらが炎症を起こしてしまう状態を指します。

 

大腿四頭筋はお皿に収束して靭帯になります。

そこから脛のところについていきます。

 

このお皿の下から脛についているところに繰り返し負担がかかるとこちらも炎症が起きてしまい、膝蓋靭帯炎となります。

膝上の痛みが大腿四頭筋腱炎、膝下の痛みが膝蓋靭帯炎になります。

 

こちらは若年の男性に多いとされていますが、高齢者でも発症する可能性は十分あり得ます。

激しい運動を無理に続けると炎症が悪化してしまって症状がひどくなってしまいます。

安静にすることが必要になります。

 

大腿四頭筋腱炎、膝蓋靭帯炎で起こる症状。

・膝上や膝下の痛み。

・押した時に圧痛がある。

 

大腿四頭筋腱炎、膝蓋靭帯炎になりやすい人・原因。

・ジャンプ動作や走る動作を繰り返すスポーツを行っている方。

・大腿四頭筋が硬い方。

・急に運動を始めた方。

 

まとめ

 

本日ご紹介させていただいたこのような方は再生医療が適用になります。

リハビリを行っているけど膝の痛みがなかなか良くならない。

ヒアルロン酸注射を打っているけど膝の痛みが良くならない。

 

このようなお悩みを抱えている方で膝の痛みを本気で直したい方は、当院の再生医療外来へ是非お越しください。

膝の痛みに悩んでいる皆さんの膝を一生歩けて好きなことができる膝にするのが使命です。

 

今後も有益な情報を発信していきます。

定期的に無料の膝治療説明会を開催していますので、是非今回もチェックして下さい。

それでは。

 

 

これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。 

 

膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。 

質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。 

 

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当院ではひざの治療説明会を定期的に行っております。

この説明会では、ひざの病態やひざの最新治療を知ることができます。

 

このようなお悩みをお持ちの方は是非当院のひざ治療説明会へお越しください!

 

  • 膝が痛い
  • 正座やしゃがみこみ、階段が辛い
  • 変形性膝関節症と診断された
  • 半月板損傷と診断された
  • 手術療法を勧められた
  • ヒアルロン酸が効かない膝の痛みがある
  • リハビリテーションの効果がない
  • 再生医療に興味がある

 

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