O脚を寝ながら治す!?O脚改善ストレッチ5選で膝がくっつく
今回は、O脚を寝ながら治すストレッチを紹介していきます。
東京神田整形外科クリニック、理学療法士の森裕弥です。
膝同士がくっつかない人はO脚の可能性があります。
O脚は姿勢に影響を与え、背中や腰に負担をかけることがあったり、足が開いてしまい洋服のシルエットが崩れてしまいます。
この記事を読むことでO脚を寝ながら治すストレッチを学ぶことができます。
O脚を改善したい方は、この記事を読んで一緒にエクササイズをしていきましょう。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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O脚チェック
O脚を寝ながら治すストレッチの前に、まずは今の足の状態をチェックしましょう。
くるぶしをつけて真っ直ぐ立ちます。(写真1)
写真1
この時に膝同士がくっつかない人は、O脚の可能性があります。(写真2)
写真2
また膝同士がくっつくのに、膝下に隙間がある人は、膝下O脚の可能性があります。(写真3)
写真3
外ももストレッチ(大腿筋膜張筋)
O脚を寝ながら治すストレッチ1つ目は外ももストレッチです。
寝た状態で片膝を立てて、反対側のかかとで膝の外側に引っ掛けます。(写真4)
そしてそのまま、立てた膝を内側に倒します。(写真5)
この状態で30秒キープしていきましょう。
写真4
写真5
お尻からももの外側にかけて伸びていればOKです。(写真6)
写真6
完全なO脚の状態で体重をかけると、外側の筋肉が張って硬くなります。
そのような方は、しっかりこのストレッチを行っていきましょう。
おへその下を軽く引っ込めると、腰痛予防にもなります。
前ももストレッチ
続いてO脚を寝ながら治すストレッチ2つ目は前ももストレッチです。
横向きに寝た状態で上側の足首を後ろで持ち、ももを後ろに引っ張って前ももを伸ばしていきましょう。(写真7)
この状態で30秒キープしてもいいですし、余力のある人はそのまま仰向けになった状態で30秒キープしていきましょう。(写真8)
写真7
写真8
さらに伸び感が欲しい人は、膝を床の方に押し付けてみてください。(写真9)
写真9
捻れ矯正ストレッチ
O脚を寝ながら治すストレッチ3つ目は捻れ矯正ストレッチです。
座った状態で片膝を立て、膝の両サイドのくぼみに両手を引っ掛けます。(写真10)
くぼみが分からない人は、ももの骨の所を持ってください。
この状態でつま先を内側・外側と、ワイパーのように10回動かしていきましょう。(写真11)
写真10
写真11
この時に膝が内側に倒れたり、外に開いたりしないように、しっかりと膝は真ん中でキープしましょう。
10回ワイパー運動ができましたら、つま先を内側に向け、そのまま膝の曲げ伸ばしをします。(写真12)
手は膝の両サイドのくぼみにしっかりと引っ掛けたままキープしましょう。
こちらも10回曲げ伸ばしをしていきます。
写真12
くぼみに指を引っ掛けるのは関節裂隙といって、関節の隙間を少し開く目的があります。
内ももトレーニング(内転筋)
O脚を寝ながら治すストレッチ4つ目は内もものトレーニングです。
横向きに寝た状態で上側の膝を立て、下側の足を持ち上げましょう。(写真13)
内ももの筋肉を使っていきます。
このまま10秒キープしてもいいですが、できる人はここで10回膝の曲げ伸ばしをしていきましょう。(写真14)
写真13
写真14
追い込みストレッチ
O脚を寝ながら治すストレッチ5つ目は追い込みストレッチです。
寝た状態で両膝を立て、つま先を内側に向けます。(写真15)
膝の間はこぶし1つ分空ける、もしくはバスタオルをはさみましょう。
膝が内側に倒れないようにキープしたまま、お尻を持ち上げていきます。(写真16)
これを10回行っていきましょう。
写真15
写真16
バスタオルを使う場合は、ぎりぎり落ちない強さではさむのがコツです。
O脚具合が強い方は、つま先を内側に向けすぎると強制力が強くなりすぎてしまいます。
O脚具合が強い人は、少し内側に入れる角度を緩めましょう。
膝の間にこぶし1つ分キープすることを忘れないようにしてください。
このストレッチは、特に膝下O脚の人におすすめです。
ストレッチ後のチェック
O脚を寝ながら治すストレッチが終わったところで、実際に膝のチェックをしていきましょう。
くるぶしをくっつけて立ちます。
写真17
さっきよりも、膝の間や脛の間が狭くなっています。
まとめ
今回はO脚を寝ながら治すストレッチを紹介していきました。
いかがだったでしょうか?
今回の体操をまずは2週間続けてみてください。
過去に紹介したO脚改善ストレッチも参考にどうぞ。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきます。
膝痛に悩んでいる方、O脚に悩んでいる方は、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
また膝専門YouTubeチャンネルもありますので、チャンネル登録をお願いいたします。
質問がある方は、YouTubeのコメント欄によろしくお願いいたします。
そして当院のLINEからも、膝に関する質問を受け付けております。
以上、理学療法士の森裕弥でした。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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