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【膝の痛み】頑張り筋を解け!part1

 

東京神田整形外科クリニック、理学療法士の神林です。 

 

今回は膝が痛くて困っている人は、膝周囲の筋肉が過度に緊張して痛みにつながってしまうということについて解説していきます。 

  

 

 

 

 

 

膝の痛い方へ

 

体のどこかが痛くて、その周辺がカチコチになってきたり、筋肉がぎゅーっと緊張してきたりする体験をしたことありますでしょうか。 

おそらく皆様そういう体験をされたのではないでしょうか。 

膝が痛くてそのままずっと生活をしていると、膝周囲の筋肉が過度に収縮・緊張具合というのが高くなってきますので、可動域制限につながってきたり痛みにつながってくる可能性がすごくあります。 

一例を挙げて説明いたしますと、人間の体はまっすぐ直立二足で立っています。 

 

 写真 

 

このときの重心について着目してみましょう。 

皆さんは俗に言う良い姿勢・正しい姿勢というのは頭の先・耳たぶから肩・背中・膝・足の直線のラインで結ばれることを正しい姿勢と言ってるんですね。 

ここで膝に着目をして考えてみると、重心は膝蓋骨(膝のお皿)の後ろ大腿骨との間を走行すると言われています。 

これがどんな意味があるか見ていきます。 

 

膝の重心について

 

膝蓋骨と大腿骨の間を重心が通っていまして、足全体のバランスに関与していきます。 

ここで膝が痛くて、少しかばってグーッと曲げて歩いたり、生活している人の重心はどうでしょうか。 

真っ直ぐ降ろした時に膝が曲がっていきますので、重心の位置は変わらないんですよね。 

ただ膝の位置が変わるので、重心を降ろした時に膝より後ろに重心が来るので、バランスを崩してしまいます。 

これが屈曲モーメントといって、それが増加すると膝が曲がってきてしまいます。 

人間の体は曲がるのを防止するために、そしてバランスを取るために膝を伸ばす役割で、バランスを保っています。 

 

これはどういう意味かというと、大腿四頭筋という筋肉があるのですが、そこの筋肉を使って膝をグッと伸ばしてきてあげる、というような作業があります。  

また、大腿四頭筋はお皿の下を走行していくという特徴をもっています。 

ここで膝がグッと曲がってきて「頑張って筋肉で伸ばそう」と思って、太ももの前の筋肉が過剰に働いてくることが多くなります 

そうするとお皿と大腿骨の関節の部分がすごく狭くなって、圧迫されて痛みが出てくる場合があります。 

むしろ膝が曲がっている状態だと外側の筋肉も下側の骨である脛骨につきますので、外側にグーッとねじってきてしまうような回旋のストレスがかかってきます。 

そうすると圧迫ストレスだったり、回旋ストレスのどっちの方向にも痛みが出てくる可能性がありますので、過剰の筋肉を見つけてリハビリするのはすごく大事なキーポイントになってきます。 

 

膝の痛い方は「膝の中で様々な事柄が起きているんだな」「筋肉のトラブルが起きてるんだなぁ」ということを理解できたと思います。 

どうすればよくなるのかという問題解決の視点は、次の記事で運動メインでしっかり解説していきます。 

  

まとめ

 

実際に「膝を見てほしい」だったり「相談に乗ってほしい」という方は、一度当院へお越しください。 

当院は膝の治療を積極的に行っておりまして、得意としている分野でございます。 

 

    

また当院では再生医療という治療法も導入しています。    

色んな治療をやってみたけど膝の痛みがなかなか取れない、ヒアルロン注射をやってても全然痛みが取れないんだ、もしくは手術するのが少し怖い・嫌なんだよねという方は、一度ご検討していただきたい内容になっています。    

再生医療治療のページにて、再生医療について詳しく紹介していますのでご覧になってみてください。    

    

またLINE相談も行っております。   

こちらからLINEを開いて友達追加をしていただいて、LINEで「膝の相談希望」とメッセージを添えていただければ幸いです。   

 

 

今後も膝や再生医療に関する記事や動画を配信していきます。   

    

是非、膝専門YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いいたします。    

こちらではコメントでも相談に乗っていますので、気兼ねなくコメントをよろしくお願いいたします。    

 

   

以上、理学療法士の神林でした。 

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