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五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!

『五十肩で痛くて夜眠れない』、『薬や湿布でも痛みが取れない』そのような悩みがありませんか?

そこで今回は、テーピングを使い夜間痛を改善させる方法を紹介します。

 

五十肩のテーピングの効果から自分でできる超簡単な貼り方の方法まで詳しくご紹介します。

 

 

目次

 

 

 

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法

 

五十肩の痛みを軽減させて、自分でできるテーピングの方法です。

超簡単基礎編応用編を紹介します。

 

超簡単基礎編

 

まず、テーピングを肩〜肘上くらいの長さ(20cm程度)を3本用意します。

五十肩テーピング基礎編は、肩の真ん中後ろ3方向から貼ります。

 

1、腕の真ん中肘上あたりに仮止めして、肩に向かって下から上方向に沿わすように貼る。(写真1)

テーピングは引っ張らないで貼ってください

              五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!

(写真1)

 

2、次に先ほどの真ん中に貼ったテーピングより前に貼ります。

  同様に二の腕の下から肩の前側に向けて貼る。(写真2)

 

このときに手のひらを前に向けて貼った方が肩が安定した位置になります。

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!

(写真2)

 

3、最後に後ろ側に貼ります。

 同様に二の腕の下から肩の後ろ側に向けて貼る。(写真3)

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!(写真3)

 

応用編

 

テーピングを肩から肘より長め(40cm程度)を1本と20cm程度2本を用意します。

 

1、40cm程度のテーピングを肘関節の前あたりから貼り、そのまま沿わすように肩の方に向かって貼る。

このとき手のひらを正面に向けましょう。(写真4)

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!

(写真4)

 

2、次に胸の前から肩に向かって貼り、肩の外側を覆うように貼ります。(写真5)

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!

(写真5)

 

3、最後に腕の横側部分の真ん中あたりから貼り、肩に向かって真っ直ぐ貼る。(写真6)

これで完成になります。

 

超簡単基礎編も応用編も自分でできるテーピング方法ですが、もちろん人に貼ってもらうのも良いです。

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法!痛みで夜眠れない人必見!

(写真6)

 

では、このテーピング方法でなぜ夜間痛を改善することができるのか次に解説します。

 

五十肩のテーピング方法で夜間痛が改善する理由とは?

 

五十肩のテーピング方法で夜間痛が改善する理由として、以下の2つに対処できるからです。

 

  1. 血流の問題
  2. 腕の重み

 

では詳しく説明していきます。

 

1.血流の問題

 

まず、五十肩の夜間痛の原因として血流の問題です。

 

人は夜、寝るときはオフスイッチが入り、体のいろいろな器官の動きがゆっくりになります。

心臓も拍動が緩やかになり血流が悪くなり体温が下がるのです。

 

筋肉も動くことでポンプのように血流がまわり、熱が生産され体温が上がります。

しかし、寝ているときは、体をそれほど動かさなくなるので、筋肉の活動が減り体温は下がっていくのです

 

体温が下がっていくと筋肉は固くなっていきます

そうすると、寝返りや腕の重みで、固くなった肩まわりの筋肉が引っ張られて痛みがでるのです

 

テーピングは、テープの伸縮性と粘着性によって、皮膚を持ち上げて隙間を作り、リンパ液や血液の流れがよくなると言われています。

 

よって、テーピングを貼るだけでも血流が良くなるので、筋肉の痛み(夜間痛)を改善できます

さらに、ちょっとしたダルさや冷え性にも効果があると言われているのです。

 

2.腕の重み

 

五十肩の夜間痛の原因として、腕の重みがあります。

肩関節は常に腕がぶら下がっている構造のため、肩まわりの筋肉に負担がかかって痛みがでます。

 

さらに、上記の血流の問題とも関わりがあり、肩関節内圧を上昇させてしまい痛みが出る場合もあるのです。

夜間痛の詳しいことはこちらをご覧ください。

五十肩の夜間痛はなぜ起きる?詳しい理由と対処法について!

 

そこで、五十肩のテーピングをすることで、腕の重みを支え肩まわりの筋肉や組織を休ませることで回復につながり痛みを改善できるということです。

 

腕の重みを軽減させて夜間痛を改善する方法として、テーピングだけではなく就寝時のポジショニングも大事になります。

 

以下の夜間痛対策をご覧ください。

 

 

五十肩のテーピングを貼るポイントと注意点

 

五十肩のテーピングを上手に貼るポイントは、テーピングを引っ張って貼りすぎないことです。

テーピング自体に十分な弾力があるので、引っ張って貼らなくても支えてくれます。

 

おすすめは、茶色の伸縮性のあるキネシオテープを使うのがおすすめです。

筋肉に対してテープを貼ることで、筋肉のサポートになり痛みの軽減や肩を動かしやすくなったりもします。

 

テーピングの注意点としては、皮膚のかぶれです。

痒みを感じたりした場合は、すぐにはがしましょう。

 

また、テーピングの効果としても1日くらいで弾力が伸びてなくなるので、数日、貼り続けないようにしましょう。

 

皮膚の状態を確認しながら貼るのが良い方法です。

 

五十肩の夜間痛改善テーピング方法のまとめ

 

五十肩の夜間痛改善テーピングの方法を超簡単基礎編と応用編を紹介しました。

自分で貼れる方法を紹介しましたが、人に貼ってもらうのも効果的です。

 

五十肩のテーピングで夜間痛を改善できる理由は以下になります。

 

血流を改善できる

腕の重みを軽減できる

 

テーピングを貼るポイントは、引っ張って貼らずに沿わせて貼ることです。

注意点は、皮膚のかぶれには注意しましょう。

 

以上、五十肩の夜間痛改善テーピング方法でした。

五十肩を一緒に撃退して行きましょう!

 

 

(プロフィール)

名前:豊岡桜子

 

資格:理学療法士

 

キャリア:理学療法士10年目

 

この10年で、整形外科疾患をメインに累計1.8万人以上治療。

その中で、肩関節疾患の術後の人から保存治療の人まで多数治療。

 

現在は、東京神田整形外科クリニックで五十肩のブログや治療で、五十肩で悩んでいる方達の助けになれるように知識と技術をお届けしています。

五十肩を一緒に撃退していきましょう!

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