五十肩が悪化する原因に繋がる?今すぐやめるべき行動3選を紹介!
東京神田整形外科クリニック、理学療法士の石山こと石Pです。
五十肩と言われ、肩は痛いし動かない・・・
しかし頑張って色んな動画や本を見て、一生懸命トレーニングを積み重ねて治すんだ!
このようなことを考えているそこのあなた!
これはダメです!
ということで、今回は五十肩と言われたら今すぐやめるべき行動ワースト3について解説していきます。
こちらは五十肩の初期向けの内容になっています。
五十肩で夜の痛みがあったり、じっとしていても痛かったり、日常生活でも大きな影響があったり、万歳も概ね90度ぐらいまで上げるのが結構大変、あとは痛み出して大体3週間ぐらい、概ねこの中で1つでも当てはまるような方は対象になります。
第3位 睡眠時間が確保できていない
第3位は睡眠時間が確保できていないです。
五十肩の初期というのは、炎症による痛みです。
これには薬や注射はもちろんなのですが、しっかりと自己治癒力を発揮できることが大切です。
そのために肩への負担を極力減らすために、様々な対策や自己管理をしていただいています。
これは今の段階で一番大切ですとお伝えしています!
肩関節は重力の関係で寝ている時以外は、ほとんどずっと肩に負担がかかっていると言われています。
ですので、しっかりとした休息や回復が取れるのは睡眠なんですね。
睡眠時間を確保するということは、自己治癒力を促進させるということはもちろん、寝られないと自分の体調や仕事、生活のパフォーマンスにも大きく影響します。
結構重大な時間になります。
ですので、とても優先順位としては高いです!
それにも関わらず、それをおろそかにしてしまうのはダメです!
タオルを入れたりして寝る時の姿勢を対策していただくのですが、「タオルだけで治るわけないじゃん」とか、「こんなので負担が減ったら苦労しませんよ」とかすごく軽視されがちなんですが、初期の夜間痛や早朝の痛みに関して、この対策はかなり有効です。
ですので、絶対やりましょう!
第2位 病院に行かない
第2位は病院に行かないです。
五十肩の初期症状はとても痛みが強いです。
しかしながら、まずは自分で治してみようとか、周りの人の話を聞いていたらほっとけば治るみたいだなぁとか、そういう風に考えて病院の受診を後回しにしてしまう方がとても多いです。
これはですね、やっぱり五十肩になる人はたくさんいます。
その中でも、数日間経ったら痛みがなくなったりとか、すぐ肩が上がるようになった、そういった方も結構な数いらっしゃると言われています。
確かにそうだと思いますが、あなたがほっといたら良くなるタイプか、病院に来ないと良くならないタイプかは、判断するのは難しいです。
だったらやっぱりそういった症状が出たら、1回は病院に行きましょう。
それで通ってすぐ良くなったら、通院は終わりで良いと思います。
良くならなかったらその時は治療を継続したりとか、リハビリテーションをしたりとかという対策で良いと思います。
勝手な自己判断で病院に行かないというのが一番ヤバいです!
当然ながら軽症から治療するよりも、重症から治療する方がとっても大変です。
しかも初期症状の期間が長いほど肩は固まっていきます。
トータルの治療日数も延びて行きます。
文献によって差異がありますが、1年とも最大4年とも言われます。
誰だって痛いとか上がらないなんていうのは、早く解決したいですよね。
だったらすぐに病院に行きましょう!
その時はぜひ当院にお越しいただいて、リハビリは石Pをご指名ください!
第1位 運動をして治す
第1位は運動をして治すです。
これに尽きます。
五十肩の初期で運動をして治すというのはダメなんです!
この時期の問題点というのは炎症による痛みによって肩が動かせない、という状況になります。
炎症があるのに運動して肩を頑張って動かして治そうとか、そうしたら肩は動かしたせいでまた炎症が強くなってしまいます。
これはやっぱりすごく損をします。
頑張っているのに悪化してしまうんですよ。
見返りがないどころか逆効果です。
初期症状に当てはまっているのに運動をして治そうと思っているあなた。
すぐに無理な運動はやめてください!
炎症がある時はまず肩を安静にしましょう。
安静にして痛みが少し落ち着いてきたら、少しずつ運動を開始する、これがセオリーです。
この時期に向けた肩の管理方法や負担が少ない運動というのも、すでにたくさん紹介しています。
>>【ゼロから始める五十肩リハビリ】たった3つの運動で改善【五十肩 初期】
>>【激痛で肩ガチガチ】五十肩ゆるみの呼吸【五十肩 初期向け】
すぐにこちらを実践していただいて、早期に初期症状を改善していきましょう。
生活や趣味に早く制限なく復帰できるように頑張りましょう。
まとめ
まとめです。
第1位 運動をして治す
第2位 病院に行かない
第3位 睡眠時間が確保できていない
以上、五十肩と診断されたら今すぐやめるべき行動ワースト3でした。
引き続き五十肩について発信していきますので、記事のチェックをお願いいたします。
五十肩専門YouTubeチャンネルではすでに数多くの動画をアップしていますので、チャンネル登録や高評価などよろしくお願いいたします。
実際に五十肩リハビリを行ってみたい方は、ぜひ理学療法士の石山こと石Pをご指名ください!
以上、理学療法士の石Pでした!