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半月板損傷には筋トレが効く?【理学療法士が選ぶリハビリ3選】

半月板損傷と診断されてしまったとき、身体には何をすれば良いのでしょうか?

また、何をしてはいけないのでしょうか?

 

気になる方や不安な方はきっとたくさんいらっしゃると思います。

 

半月板損傷には筋トレが効く?【理学療法士が選ぶリハビリ3選】と言うことで、半月板損傷のときにやるべきリハビリについて紹介していきます。

東京神田整形外科クリニック、理学療法士の神林です。 

 

今回は半月板損傷のリハビリ3選について解説していきます。 

以前、半月板の治療法だったり症状についてまとめた記事をアップしています。 

【もしかして手術?】半月板損傷の症状と治療法【理学療法士解説】

まだ読んでいない方は、是非ご覧になってみてください。 

 

 

 

 

 

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


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半月板損傷について

 

そもそも、半月板損傷とはどんな病気なのでしょうか?

ここで半月板損傷の復習をしてみましょう。 

 

半月板とは、膝関節の中にある組織であり、役目は3つあります。 

①負荷の分散 
②衝撃の吸収 
③膝をスムーズに動かす 

 

また半月板には血液が流れているところ、もしくは流れていないところが存在します。

半月板の損傷の部位だったりとか程度によって、本当に保存療法から手術療法まで色々治療法がある中で治療法が確立されてくるという訳でしたね。 

 

ここで最も大事なのは、半月板を損傷したことによる症状です。 

半月板を損傷すると直後から本当に強い痛みを感じます。 

また膝を伸ばした時に、膝の中が引っかかるような感覚があったり、繰り返し膝の水が溜まってくる方、もしくは膝のO脚・X脚が増強して変形を強めてしまう、ということがありましたね。 

 

ではここで、半月板を損傷してそういう症状がある、今後どうしていけばいいんだという方は、どうやってリハビリしたら半月板損傷が良くなるのかということですよね。 

半月板損傷した後のリハビリは、3つ大事なポイントがあります。 

この3つを解説していきますね。 

 

①関節可動域練習(ROM-Ex) 
②筋力増強練習(筋トレ) 
③バランス練習 

 

この3つのリハビリは本当にウェイトを占めていて、めちゃくちゃ大事なリハビリになってきます。 

むしろこのリハビリをやらないと半月板の症状が良くならなかったり、最悪の場合半月板がまた裂けてしまう恐れがあります。 

ではこの3つについて詳しく説明していきます。 

今回は保存療法について深堀りしていきたいと思います。 

 

①関節可動域練習(ROM-Ex)

 

半月板損傷した後のリハビリ1つ目は関節可動域練習(ROM-Ex)です。

こちらはですね、ただ単純に膝を曲げたり伸ばしたりする訳ではありません。 

これはどうやってやっていくかと言いますと、症状の状態・程度ももちろん加味しますが、一番大事なのは時期です。 

いつ怪我したのかを第一に考慮してリハビリをやっていきます。 

 

例えば半月板損傷をした直後は膝を結構曲げると痛いのですが、関節可動域を保つために90度ぐらいまではもっていきます。 

損傷してから1週間後はさらに90度よりも強めに120度くらいにとどめておいて、関節の保護をやっていきます。 

続いて4週経ってくるとちょっと状態が安定してくるので、そこで完全に曲げ切るようなリハビリプログラムを立案していきます。 

こちらフルレンジにもっていくという意味ですね。 

 

②筋力増強練習(筋トレ)

 

半月板損傷した後のリハビリ2つ目は筋力増強練習すなわち筋トレです。

こちらも同様に受傷直後から痛みがすごく強いので、体重をかけない運動をすごくおすすめします。 

 

どういう運動かというと、ベッドに寝た状態座った状態で体重が膝にかからないような状態、プラス先ほど述べたように90度よりも曲げないで運動するのがベストな運動になります。 

ここで「えー?運動するの?」と思った方、いらっしゃいますよね。 

 

この時期でもやっぱり運動は大事になってきます 

なぜかというと、膝を曲げたり伸ばしたりするというのは、膝の中の循環がよくなってきたり膝周りの筋力低下を防止する目的もあります。 

 

この時期にもちょっと膝を伸ばしてやってみるというのは大事なことです。 

それで1週間ぐらい経ってくるとちょっとだけ状態が安定してくるので、僕らはこういうセラバンドというバンドを使って、軽い負荷で膝を曲げたり伸ばしたりする運動、それプラス軽いスクワットなどを推奨しています。 

膝が90度よりも曲がらないぐらいのスクワットをやっていくことが多いです。 

 

4週後、1ヶ月後くらい経ってくると片足立ちだったり、片足での軽いスクワットだったり、サイドステップをやったりして元の膝の状態にもっていくという訳ですね。 

 

③バランス練習

 

半月板損傷した後のリハビリ3つ目はバランス練習です。

こちらは簡単にいうと、膝のバランス感覚を取り戻すというニュアンスですね。

 

膝を怪我をしてあまり体重をかけていないと、膝にどうやって体重をかけていいのか分からなくなったり、体重をかけた時にどうやってバランスをとったらいいのかなというのが分からなくなることが結構多いんですよね。 

 

皆さん怪我をしたことあると思います。 

膝を怪我したりとか、足を怪我したりして体重をかけてないと「ん〜何かおかしいな」というのありますよね。 

 

そういったことをなくしていくために、バランスディスクだったりバランスボード、いわゆるバランスグッズをたくさん使って体のバランスを整えていく運動を1週間後位から積極的にやっていきます。 

 

ファイナルゴールについて

 

ここまで3つ聞いて「あ〜こんな感じでリハビリ進んでいくんだな〜」と、だいたい理解してきたかと思います。 

でもですね、「え、最後どうなっちゃうの?」「最後のゴールは?」と思いますよね。 

 

大体の方はですね、スポーツ復帰されたり日常生活で支障なく生活を送るというのがファイナルゴールになってきます。 

状態によっても千差万別なので、8週間いわゆる2ヶ月ぐらいを目安にして、日常生活を送ってて支障がなくなってきたりとか、ジョギング開始できるようになってきたりとか、競技復帰できうようになってくるというのが目安になってきます。 

 

ですので、半月板損傷してしまったら8週間2ヶ月間リハビリを頑張ってもらって、スポーツ復帰してきたり、自分の趣味をやってみたりとか、生活で支障なく過ごしてみる、こういったのを目標にして一緒に頑張っていきましょう。 

 

まとめ

 

今回は半月板損傷のリハビリ3選について解説していきました。 

 

今後も膝に関する記事を一生懸命配信していきますので、ブログのチェックをお願いいたします。 

膝専門YouTubeチャンネルチャンネルもありますので、是非チャンネル登録をよろしくお願いいたします。 

こちらではコメントでも相談に乗っていますので、気兼ねなくコメントをよろしくお願いいたします。 

 

 

また当院では再生医療という治療法も導入しています。 

色んな治療をやってみたけど膝の痛みがなかなか取れない、ヒアルロン注射をやってても全然痛みが取れないんだ、もしくは手術するのが少し怖い・嫌なんだよねという方は、一度ご検討していただきたい内容になっています。 

再生医療治療のページにて、再生医療について詳しく紹介していますのでご覧になってみてください。 

 

以上、理学療法士の神林でした。 

 

 
当院の再生医療治療について

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少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


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