そのエクソソーム大丈夫?安心安全なエクソソームの見分け方
皆さん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック理学療法士の吉村由基です。
今回のテーマは「そのエクソソームは大丈夫?安心安全なエクソソームの見分け方」です。
変形性ひざ関節症や半月板損傷と診断された方のなかには、以下のような内容でお悩みの方はいるでしょう。
・エクソソームを受けたいが、どこ・のエクソソームが安心・安全なのか分からない
・適切な再生医療を受けたいがクリニック選びに苦戦している
今回の記事はこのような方に必見の内容となっています。
エクソソーム治療を受けるうえで、安心安全な治療を受けたいと思うのは当然でしょう。
「高品質なものを選びたい」「失敗したくない」といった思いも強いはずです。
この記事をご覧いただくことで、エクソソームについての正しい知識が分かり、クリニック選びの参考にしていただけると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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エクソソームを扱うクリニックを選ぶための4つの基準
エクソソームを適切に扱えるクリニックなのか見極めるための大事な基準は以下の4つです。
- エクソソームがしっかりと基準を満たしたものなのか
- エクソソームの原材料は何か
- 担当医の資格や経験値はどれくらいか
- アフターフォローはしっかりとされるか
以下で、それぞれ解説いたします。
1.エクソソームがしっかりと基準を満たしたものなのか
エクソソームを扱うクリニックを選ぶための4つの基準の1つ目は、「エクソソームがしっかりと基準を満たしたものなのか」です。
当院のエクソソームは、日本再生医療学会のガイダンスに従って作られています。
この基準は、一般の民間企業が作ってみようと思っても認可が降りるようなものではなく、とても厳しいものといえるでしょう。
大学の研究所といった機関で専門の知識を熟知した方が、より多くの治験データを集めたうえで開発をしてやっと認可がおりるようなものです。
エクソソームには最新のものであり、法律がまだ追いついていないといえるでしょう。
いわゆる無法地帯といった状態だからこそ、「厳しい基準を満たしたエクソソームである」ということが必ず基準として必要です。
エクソソームを検討する際は、どのような基準をクリアしたものなのか事前に確認するようにしましょう。
2.エクソソームの原材料は何か
続いて、エクソソームを扱うクリニックを選ぶための4つの基準の2つ目は、「エクソソームの原材料は何か」です。
当院では、0歳の臍帯(人間の赤ちゃんのへその緒)から採取し培養されているウォートンジェリーエクソソームを取り入れています。
一番若く優秀な時期である0歳の細胞から採取されているエクソソームといえるでしょう。
海外の美容化粧水でエクソソーム配合のものは最近よく見かけますが、裏面を見ても原材料や原産国も分からないといったものが多いです。
エクソソームは細胞外小胞の一つであり、「植物性」「食品性」「動物性」や「人間由来のもの」といった、いろいろな種類があります。
人間の体の中に入れるため、やはり「人間由来のもの」であれば、安心できるのではないでしょうか。
また、人は歳を重ねるほどSASP(老化因子)が細胞からどんどん出てくるため、何歳の細胞から採取しているかはとても重要なポイントといえます。
たとえば、70歳の細胞から採取したエクソソームを20代の方に使用した場合だと、老化を招く恐れがあるでしょう。
一方、生まれたばかりの赤ちゃんのへその緒が原材料である場合だと、SASP(老化因子)が最小限に抑えられているため、とても優秀なエクソソームであるといえます。
ぜひ、参考にしてみてください。
3.担当医の資格や経験値はどれくらいか
エクソソームを扱うクリニックを選ぶための4つの基準の3つ目は、「担当医の資格や経験値はどれくらいか」です。
エクソソーム治療は手術ではなく注射で行いますが、経験数や知識というのが必ず必要です。
そのため、当院のエクソソーム治療は、日本整形外科学会の専門医だけが担当しています。
ひざの痛みの原因は、必ずしも関節内だけとは限りません。
・靭帯が痛んでいる場合
・全身の筋力が落ちている場合
このような原因もひざの痛みにつながります。
ひざの関節包内に注射するエクソソーム治療では、どうにもならない場合があるということです。
エクソソーム治療の効果がみられるかを事前に評価できる医師が在籍しているかどうかも、クリニック選びでは大事なポイントといえるでしょう。
あなたの受けるエクソソーム治療が無駄にならないためにも、適切な評価・処置ができるドクターがいるクリニックで治療をするようにしてください。
4.アフターフォローはしっかりとされるか
エクソソームを扱うクリニックを選ぶための4つの基準の最後は、「アフターフォローはしっかりとされるか」です。
「変形性ひざ関節症」「半月板損傷」の方は、エクソソーム治療を行えば終わりというわけではありません。
特に、変形性ひざ関節症の方は、ひざの痛みにつながる原因を治していく必要があります。
以下は、ひざの痛みにつながる原因となるものです。
- 筋肉の衰え
- 日常生活の動作
- 歩き方
これらの原因が積み重なるとひざの痛みにつながる可能性があるでしょう。
リハビリはエクソソームの相乗効果につながるものです。
当院では、数多くの理学療法士が在籍しており、しっかりフォローさせていただくため、ご安心ください。
再生医療を扱っているクリニックや病院は数多くあるものの、エクソソーム注射のみ行い終了といったケースも存在します。
私たちスタッフはそんな無責任なことはいたしません。
先日、「再生医療EXPO東京」に診療部長の神林と副主任の吉村、森の3人で行かせていただきました。
理学療法士で再生医療の知識を深めるのは、珍しいことかもしれません。
しかし、再生医療後の患者さんのリハビリをする際、治療に関する知識があるかどうかで、当然リハビリの知識や技術にも差が生まれるでしょう。
治療後リハビリを受けるうえでは、より知識や技術のある理学療法士に担当してもらいたいと感じるかと思います。
今後も皆様のひざの痛みを改善するために必要な知識をアップデートしていけるよう努力していきますので、ぜひご検討ください。
まとめ
今回は、「エクソソームを扱うクリニックを選ぶための4つの基準」をご紹介しました。
- エクソソームがしっかりと基準を満たしたものなのか:日本再生医療学会のガイダンスといった厳しい基準により採用されたものか
- エクソソームの原材料は何か:ウォートンジェリーエクソソームといった0歳の臍帯から採取されたようなものか
- 担当医の資格や経験値はどれくらいか:エクソソーム治療の効果が期待できるひざの痛みか評価できるドクターなのか
- アフターフォローはしっかりとされるか:治療の相乗効果につなげるリハビリを受けられるか
エクソソーム治療を検討する際は、必ずこれら4つの基準をチェックしたうえでクリニックを選び、治療を受けるようにしてください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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