膝の痛みと体重の関係性は?理想のBMIを解説!
膝の痛みと体重はどんな関係があるのでしょうか?
理想の体重が気になりますよね。
今回は膝の痛みを体重の関係性についてと、理想の体重はどのくらいなのか解説していきます。
当院では膝の再生医療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療ページをご覧になってみてください。
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膝痛と体重の関係性
ここでなんで体重の話をするかといいますと、体重を減らすことによって膝痛が軽減されるからです。
実際に患者さんでもよく聞かれるのが、「体重が減ったことによって膝の痛みがなくなりました」「軽くなりました」という人だったり、「膝の水が溜まりにくくなりました」という声がたくさん聞かれましたので、皆さんに共有したいと思っています。
今回考えるのが、膝の痛みで悩んでいる方の理想の体重についてです。
自分の体格に合った理想の体重の求め方はいろいろありますが、今回はBMI=ボディマスインデックスを使用して、WHO基準である体格判定基準に落とし込んで紹介していきます。
では皆さん一緒に計算してみましょう。
BMIの求め方
それではまずBMIの求め方を紹介します。
BMIの求め方はこちらになります。
BMI=体重(kg)÷身長2(m)
例えば体重が65kg、身長が170cmと仮定するとこのように求めることができます。
BMI=65÷(1.7×1.7)
=65÷2.89
≒22.5
BMIは22.5という値になります。
身長の単位を(cm)から(m)に直すということが注意点になります。
BMIと体格判定基準
計算できましたら、こちらの体格判定基準に数値を当てはめていきます。
表1
先程のBMI=22.5の値ですが、体格判定は標準の18.5〜25.0未満のところに当てはまります。
やはり理想的な体重は標準値に当てはまるかなという値なので、なるべく皆さん標準値に近づけて頂いて、「膝を守ってあげるよ」という意識が大事だと思います。
自分がどこに当てはまるか確認してみて下さい。
ここで値が肥満・高度肥満の方は要注意なので、食事に気をつけてみたりとか、生活習慣を見直していくことが必要になってくるかなと思われます。
「お!自分は標準値だな」と思っている方も、注意が必要な場合があります。
以前の記事で、インボディという機械を使って
・体重
・筋肉量
・脂肪量
・水分量
を計算して、今の体がどのようになっているかなというのを、説明しました。
そちらでも説明したように、BMIが標準値であったとしても、体脂肪率を計算していくことによって痩せ型肥満、いわゆる低筋肉型肥満という分類に当てはまることがあります。
こちらは相対的に足の筋肉量が少ない傾向にありますので、膝関節を十分に支えることができなくて、膝関節に直接負担をかけてしまう場合があります。
これらで膝の痛み・膝に水が溜まってしまう原因に繋がってくるかなと思いますので、無理のない範囲で積極的に運動しましょう。
体重は筋肉量・脂肪量を反映していきます。
先程説明したように、歩いていて「膝が痛いなぁ」という方は、筋肉量が少なくて体脂肪率が高い状態が多いため、体重・体脂肪率を正確に計算してみると、膝が痛い原因も分かることがありますので、膝が痛い方は参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は膝痛に優しい理想の体重はどのぐらいなの?について解説しました。
今後も膝に関する記事を一生懸命配信していきますので、ブログのチェックをお願いいたします。
また、膝専門YouTubeチャンネルもありますので、是非チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
以上、理学療法士の神林でした。
当院では膝の再生医療に力を入れております。
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