五十肩にはストレッチポールが超おすすめ!肩甲骨の動き改善編
五十肩で「肩甲骨が硬いので、そろそろ運動をしてください」って言われたんだけど実際、どんな運動がおすすめなんだろう?
家で使っていないストレッチポールならあるんだけど、これ使えないかな?
今回はそんな、「五十肩でどんな運動をしていいかわからない方」に、自宅で眠っているストレッチポールを使ったおすすめなエクササイズを3つご紹介していきます!
超簡単に肩甲骨が動かせるので、痛みが落ち着いた方はぜひ一緒に行っていきましょう!動画をご覧になりたい方はコチラから。
- 五十肩でストレッチポールを使ったおすすめ運動3選!
・1.肩甲骨ぐるぐるリリース
・2.肩甲骨羽ばたきリリース
・3.肩甲骨前へならえリリース - 五十肩にはなぜストレッチポールがおすすめなのか
- 五十肩の運動に使えるストレッチポールがない時の代用品は?
- 五十肩にはストレッチポールが超おすすめまとめ
五十肩でストレッチポールを使ったおすすめ運動3選!
早速、五十肩で肩甲骨の動きを改善する、ストレッチポール
を使ったおすすめエクササイズを紹介していきます!
1.肩甲骨ぐるぐるリリース
まずは基本姿勢です。何回も出てくるので、必ず覚えてくださいね!
ポールの上に乗ったら、肩を軽く開いて手のひらを上にします。両足の膝は立てておきましょう。
次に
基本姿勢から手首で円を描くように動かします。
肩甲骨だけを意識して動かすのは意外と難しいので、手首で円を描くことで肩甲骨も一緒にぐるぐると動かせます。気持ちよくほぐれていきますよ!
ゆっくりと20回行いましょう!
2.肩甲骨羽ばたきリリース
先ほどの基本姿勢から、
肩を60°までゆっくりと外に開きます。
次に
そこからゆっくりと肩を閉じていき、最後までしっかり脇を締めましょう!
この鳥が羽ばたくような動きを繰り返していきましょう。
肩甲骨の内側、外側がストレッチされてほぐれていく感覚がとても気持ちいいです!
これも20回行いましょう!
3.肩甲骨前へならえリリース
基本姿勢から、
「前へならえ」の姿勢を取り、指で天井を触るように腕全体をぎゅーっと突き出していきます。
次に
そこから突き出した腕を、肘を曲げないように「ストン」と腕を下ろします。
肩甲骨が緩み、肩の余計な力もスッと抜けるようになります!
これを20回行いましょう!
この3つのエクササイズを1日1度行いましょう!
正しく行うことでしっかり肩甲骨の動きを改善することができます!
五十肩にはなぜストレッチポールがおすすめなのか
五十肩にストレッチポールを使うのは難しすぎるのでは?
アスリートも使っているようなものなのに、五十肩のリハビリで使って大丈夫?
そんな、不安もあるかと思いますので、なぜおすすめするのか、その理由をお伝えします。
ストレッチポールとは本来、体のリコンディショニングと言って、日常の生活動作でかかる負担や疲労をリセットするような役割があります。
また、ストレッチポールの対象となる方は、プロアスリートから、一般まで、さらにその一般の適応の中には老若男女も含まれており、非常に適応が広いです。
ですので、五十肩のような医療リハビリ場面でも「そろそろ運動してください」と言われているのであれば安心してストレッチポールを用いることができます。
また、五十肩の治療過程で問題になる部分として、肩甲骨周りの力が入りすぎて、固まっていることが本当に多いです。
そんな時にはこのストレッチポールを用いて、簡単に肩甲骨を緩めることができますので、これはかなりメリットがあるんです!
五十肩の運動に使えるストレッチポールがない場合の代用品とは?
ここまで読んでみてストレッチポールのよさはわかったけど、家にはハーフポールしかないんだよな。
買って試すのも失敗したくないな。
そんな方にはこの使い方をおすすめします。
ハーフポールというのはこちら!
こちらをお持ちの方であれば、そのまま同様にご紹介した3つの運動をしていただいて構いません。
むしろ痛みが強い方にはこちらの方が向いています。運動のメリットもストレッチポールとほぼほぼ同様に得ることができます!
そして、今すぐ手元にない方、買ってから失敗したくない方にはこちら!
このように丸めたバスタオルを2本縦に並べて、ストレッチポールのようにセッティングしてみてください。
その上で、先ほどご紹介した、3つの肩甲骨エクササイズを行ってみてください。
実際にストレッチポールがない方にこのバスタオルで行うストレッチポールをおすすめしているのですが、「効果がありました!」と概ね好評いただいております。
しかしながら、効果の程はやはり本物のストレッチポールが1番いいと体感しておりますので、ぜひ実際のストレッチポールを使用してみることをおすすめします。
五十肩にはストレッチポールが超おすすめ!まとめ
それでは五十肩にはストレッチポールが超おすすめ!肩甲骨の動き改善編のまとめです。
・五十肩治療中に病院で「そろそろ運動してくださいと」言われたらストレッチポールを使った運動を初めてみましょう!
・特に肩甲骨周りが硬く、うまく動かせない方に簡単な3つの運動をおすすめします!
・ストレッチポールがない方は代用として、バスタオル上でも運動が行えます!
もしご質問がございましたら、YouTube上で質問も承っております!
‘あなたの肩 私に診せてください‘いしPでした!
ではまた!
執筆者:いしP
資格:理学療法士 ロコモコーディネーター、安眠インストラクター
キャリア:理学療法士14年目、累計治療者数 2万人以上
現在は、月に500人以上の五十肩患者が通う東京神田整形外科クリニックで、主任兼五十肩治療リハビリ責任者
日々の治療を行う傍ら、100本以上のYouTube、ブログを通じて、五十肩の知識を多くの患者さんに届け、五十肩で東京No1になる。をモットーに活躍中!