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五十肩の症状はどのぐらいの期間で治るの?発症〜完治までの流れ解説

五十肩になって、寝ていて目が覚める、動かすと激痛が走る等の症状が出て辛い。

いつまで、この痛みに続くの?と思っていませんか?

 

文献等で一般的に言われている五十肩の症状が落ち着くまでの期間は、半年から長い方で2年かかると言われています。

 

そんな五十肩の症状がどのぐらいの期間で落ち着いてくるかを解説していきます。

また、期間別の自宅でできる自主トレも解説します!

 

目次

 

 

五十肩の症状が続く期間は?

 

文献で言われている期間は半年から長い方で2年とかかるといわれています。

糖尿病がある方や他の疾患があると改善が遅れてしまい、最長で2年かかると言われています。

参考文献:村木 孝行 (2016)肩関節周囲炎 理学療法ガイドライン 理学療法学 第43巻1号 67〜72頁)

 

五十肩の期間は3期に分けることができます。

 

・炎症期(初期):発症~3週以内
・拘縮期(中期):4週~3ヶ月以内
・回復期(中~後期):4ヶ月以上

 

炎症期(初期):発症~3週以内

 

・安静時や夜間時に激痛がある。
・痛みで動かせない。
・炎症期では、安静にすることが1番大切で、運動は無理行わない。

 

拘縮期(中期):4週~3ヶ月以内

 

・安静時痛や夜間時痛はなくなる。
・動作の局所的に痛みがある。
・拘縮期では安静ではなく運動を強く推奨しています。

 

回復期(中~後期):4ヶ月以上

 

・痛みはほとんどなくなる。
・次第に動かしにくさもなくなる。
・回復期では、自主トレやスポーツを強く推奨しています。

 

どの期間でどんな五十肩の症状が出るのか?

 

期間別に詳しく症状の確認をしていきましょう。

 

炎症期

 

急性期では肩の中で炎症が起きているため、何を行うにも激痛が出現します。

炎症が起きた影響で、安静にしていても「ズキズキ」と痛みがあり、家事・仕事・スポーツ時や寝返りの時に腕を抱えたくなるほどの激痛が主な症状です。

 

痛みは肩だけでなく腕全体に痛みが放散し、むくみを起こす場合もあります。

「五十肩は動かさないと良くならない」と思っている方も多いと思いますが、炎症期に動かすと炎症が治らずかえって炎症を強くしてしまう可能性があるので安静にして、炎症を抑えましょう。

 

拘縮期

 

拘縮期では炎症期ほどの激痛はなく、局所的な痛みと動かしにくさが主な症状です。

 

この時期も肩に負担をかけ過ぎると炎症を再燃、悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。

痛みのない範囲での少しずつ肩を動かしていきます。

拘縮期から適切な運動を始めると拘縮期の短縮が期待出来ます。

 

回復期

 

回復期では肩の痛みはなくなり、動かしにくさが主な症状です。

 

少しずつ日常生活動作動かしにくさは解消され、スポーツ時の動かしにくさはゆっくりと回復していきます。

肩を積極的に動かして動かしにくさの改善を目指しましょう。

 

肩の運動だけでなく、体幹を動かすような全身運動も取り入れるのが重要です。

肩関節を動かすには、肩甲骨の動きが重要ですが、肩甲骨は背中に乗っているだけで、筋肉によって体幹や肋骨に繋がっています。

 

そのため、肩甲骨の動きは体幹に影響されやすく、肩の動きをよくするためには体幹の動きも重要です。

 

五十肩になった時に行うべき期間別の運動!!

 

今回は、自主トレを期間ごとに1つご紹介します。

 

・急性期:きらきら星
・拘縮期:スリパーストレッチ
・回復期:アームピットストレッチ

 

きらきら星(急性期)

 

五十肩の症状はどのぐらいの期間で治るの?発症〜完治までの流れ解説 

ベッドに寝た状態で腕を30°程度開きます。

腕を内側、外側の順で①と②を交互に動かします。(20回)

 

スリーパーストレッチ(拘縮期)

 

五十肩の症状はどのぐらいの期間で治るの?発症〜完治までの流れ解説

 

机に肘を着き、肘は90°を意識しましょう。

反対の痛みのない手で痛い手を下に下げてキープしましょう。

このストレッチでは肩の後方が伸ばされます。(1回30秒)

 

アームピットストレッチ(回復期)

 

五十肩の症状はどのぐらいの期間で治るの?発症〜完治までの流れ解説

 

動かしにくさのある手を少し前に出します。

手が動かないようにしながら、正座をするようにお尻を下げていきます。

その時に、手とお尻を遠ざけるイメージで行うと脇の下が伸びます。(1回30秒)

 

今回紹介した運動は、YouTube動画の中でも紹介されているものを抜粋してきたものです。

気になる方はブログの最後に動画のリンクを貼っておきますのでそちらも併せてどうぞ!

 

まとめ

 

今回、五十肩の症状の期間について解説しました。

 

五十肩の期間は半年から長い方で2年とかかり、3期に分けることができます。

 

・炎症期:発症~3週以内
・拘縮期:4週~3ヶ月以内
・回復期:4ヶ月以上

 

炎症がなく動かしにくさだけが残っている方は完治までもう少しのところまで来ています。

諦めずに積極的にストレッチや運動を行ってみてください。

 

現在の症状と期間を加味して、自分がどの期間に該当するか分かりましたか?

期間がわかったら期間別の自主トレを行ってみてください。

 

自主トレをもっと知りたい方は動画リンクを下に張っていきますので見てやってみてください。

 

炎症期に該当した方はこちら

 

拘縮期に該当した方はこちら

 

回復期に該当した方はこちら

 

 

 

五十肩にお困りの方にブログを通して、情報やストレッチの方法等を発信していきます。

 

“見てよかった!“と思ってもらえるように全力で取り組んでいきますのでよろしくお願いします。

 

一緒に五十肩を撃退しましょう!!

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