関節包のストレッチで肩関節を滑らかにして五十肩を改善!
五十肩でストレッチをしていたんだけど、段々効かなくなってきた・・・。
もしかしたらその硬さ、「関節包」かもしれません!
ということで今回のテーマは、五十肩!関節包から伸ばすストレッチ、こちらを紹介していきます。
関節包ストレッチとは
今回は関節包ストレッチということで、あまり耳馴染みのない方も多いと思います。
関節包は上腕骨と肩甲骨の間にあります。
文字通り、肩関節を包んでいるのが関節包になります。
その役割ですが、包むことで関節を安定させる役割があります。
もう一つの役割が、包んでいるこの関節の中を関節液という液体で満たしてあげることで、関節の動きを滑らかにする役割があります。
五十肩の症状の一つに、関節包の癒着とか炎症というのがとても多いです。
この関節包にたとえ炎症が無かったとしても、その周囲の筋肉が硬くなっていたりすると、一緒に関節包も固まっている、ということはよくあります。
では関節包が硬くなるとどうなるのでしょうか。
よくあるのは、後ろ側の関節包が硬くなることがよくあります。
これが硬いと、お風呂で体を洗う時とかに反対側の脇とかが洗えなくなってしまったりします。
あとは万歳した時に、下からすごく引っ張られるような抵抗感があるというのも特徴です。
もう一つは、肩を開いた時に痛みが出たり、引っかかるような痛みが出るということがあります。
このように、生活動作にも大きく関わってくるのが後ろの関節包です。
関節包ストレッチその1
では関節包ストレッチをやってみましょう。
まず壁の横に立ち、肩を90度真っ直ぐのところまで持ってきて、肘を90度に曲げます。(写真1)
この位置から反対の手を使って手首を持ち、そこから下の方にグーッと伸ばしていきます。(写真2)
ゆっくり伸ばしたら元に戻す、この繰り返しを30秒間やってみましょう。
写真1
写真2
注意点は、肩とか肘の位置がしっかりずれないようにやることです。
頑張って持って行っても、手首を下げた時に肩が肘が上がってしまうと意味がないです。
しっかりと肩と肘の位置はずれないように、伸ばしていきます。
息を堪えないというのも大事なポイントです。
ゆったり呼吸しながら行います。
関節包ストレッチその2
では関節包ストレッチその2にいってみましょう。
スタートの位置は先程と同じです。(写真1)
さっきと違うのは手の甲を外側に向け、反対の肩の方にグーッと伸ばしていきます(写真3)
そして判定の手でアシストしてあげます。(写真4)
この時も、壁を使ってあげるとやりやすいです。
この動作を30秒やってみましょう。
写真3
写真4
グーッと肩の後ろ側の伸びを感じながら伸ばしてください。
こちらも息を堪えるのは厳禁です。
まとめ
お疲れ様でした。
今回紹介したストレッチは、1日2セット行いましょう。
筋肉のストレッチは有名ですが、それだけではなく、関節包もしっかり伸ばして五十肩を治していきましょう。
引き続き五十肩について発信していきますので、記事のチェックをお願いいたします。
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実際に五十肩リハビリを行ってみたい方は、ぜひ理学療法士の石山こと石Pをご指名ください!
以上、理学療法士の石Pでした!