手術するのはちょっと待って!治療効果96%のエクソソームとは!
みなさん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック・副主任理学療法士の森祐弥です。
今回は変形性膝関節症によるお悩みをお持ちの方に、その発生メカニズムと解消するためのエクソソームを用いた再生医療治療についてご説明します。
では早速行ってみましょう。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる
変形性膝関節症とは
ご存知の方も多いと思いますが、変形性膝関節症とは
「膝関節の軟骨が磨り減り、滑膜を刺激することで痛みが発生する症状」
のことを言います。
50歳以上の女性に多く見られる症状で、いわゆるO脚による内側型の変形性膝関節症が多く認められます。
もし、
- 膝が曲げづらい
- 階段の上り下りで膝が痛む
- 歩き始めや立ち上がりで膝が痛む
- 膝に水が溜まって腫れている
このような自覚症状がある場合は、変形性膝関節症の疑いがありますので、ぜひ医療機関を受診してみてください。
そして、現在
- 変形性膝関節症に悩んでいる
- 痛みが再発してしまった
そんな方はぜひこの記事を読んで、最新治療の再生医療を知っていただいて、以前の日々を取り戻すお手伝いができればと思います。
変形性膝関節症の治療
さて、そんな変形性膝関節症の治療法ですが、重度の場合は人工関節を入れる手術をしたり、軽度の場合はヒアルロン酸注射を定期的に行うことで、進行を遅らせるというのが今までの治療の主流でした。
ですが、今回ご紹介するエクソソーム治療では損傷したり、すり減ってしまった膝軟骨を再生することができます。
その結果、痛みを根本的に取り除くことができます。
まさに再生医療の時代が到来したと言えます。
変形性膝関節症の痛みに関してですが、実は軟骨の磨り減り自体が痛みの原因ではありません。
膝関節の軟骨にはもともと神経が通っていないからです。
ではなぜ痛くなるのかというと、削れた軟骨が他の部位を傷つけてしまうからです。
具体的には膝関節を包んでいる関節包というのがあり、こちらの内側には滑膜というところがあります。
この滑膜には多くの神経が走っており、痛みを感じやすい部分になっています。
そんなところにすり減った軟骨が刺激を与えることで、痛みを感じてしまいます。
今までの治療法は飲み薬やステロイド注射を打って、この痛みを軽減する方法が取られていました。
しかし、これはあくまで一時的にすぎません。
痛みを感じない状態が続いても、軟骨はそのままですので、治療をやめれば当然、また痛みが出てきます。
これは現在よく行われているヒアルロン酸注射でも同じことが言えます。
そんな変形性膝関節症を根本的に治すには今の痛みの元となっている炎症を鎮静化する必要があります。
また、将来の痛みの原因となる軟骨の磨り減りをストップさせることが欠かせません。
そしてこの炎症かの鎮静と膝軟骨の再生を高いレベルで再現してくれるのが、ウォートンジェリーエクソソームです。
ウォートンジェリーエクソソームとは
エクソソームというのは簡単に言うと周囲の細胞を活性化させる効果がある物質です。
このエクソソームを膝関節内に投与することで、膝の内部にある傷を修復してくれる細胞を活性化してくれます。
その結果、炎症を抑制したり、膝軟骨を再生したり、そのような効果を促進してくれます。
このエクソソーム治療は先ほどご紹介したようなものとは異なり、根本的に痛みの原因を取り除いてくれるので、持続期間がとても長く、再発しにくい治療法だと言えます。
そして、エクソソームにも種類がいくつかありますが、もっとも優秀な効果があると言われているのがウォートンジェリーエクソソームです。
人間の細胞であれば、歳を取ればとるほど老化因子が出るようになっています。
逆に言えば、若い細胞であればあるほど、この老化因子が抑えられ、治療効果も高くなります。
ウォートンジェリーエクソソームは0歳児の臍帯由来のものです。
これを原料とすることで、治療効果の高いエクソソームとなります。
これまで当院でウォートンジェリーエクソソームを利用された方のデータを集めたところ、ある大きな発見がありました。
それは他の再生医療を含む、従来の治療と比べ、より多くの方に効果があるとわかりました。
また、重症の方にも効果があるということもわかりました。
変形性膝関節症の程度はレントゲンを撮り、軟骨の磨り減り具合を確認します。
その結果に基づいてK-L分類という考え方で重症度を分類します。(表1)
表1
Ⅰ〜Ⅳと数字が大きくなるにつれて重症度が高まっていきます。
このそれぞれのレベルの患者さんに対して、ウォートンジェリーエクソソームを投与した結果の推移が図1になります。
図1
左右が時系列、上に行けば行くほど症状が改善するというグラフになります。
今までPRP療法などの他の再生医療では、K-L4の方に対しては大きな効果が期待できないとされていました。
しかし、このグラフからわかるようにウォートンジェリーエクソソームに関してはK-L4の方であっても明らかに改善効果が得られていることがわかります。
変形性膝関節症を発症して、間もない方はもちろん、重度の人に対しても非常に効果のある治療法だと思います。
当院の場合だとこれまでなんと、96%の方に治療効果が認められています。
ですので、早期治療したい人から手術を回避したい人まで、誰にとっても変形性膝関節症はエクソソームで治すことをお勧めしています。
まとめ
今回は変形性膝関節症の発生メカニズムと治療法についてお話ししました。
変形性膝関節症では軟骨が磨り減り、削れた軟骨が滑膜を刺激することにより痛みが発生します。
従来の治療法はステロイド注射やヒアルロン酸注射、手術治療でした。
注射では根本解決できないため、治療に終わりが見えませんが、ウォートンジェリーエクソソームは炎症を抑制したり、膝軟骨を再生する効果があるので、根本的に治療することが可能です。
また、手術を提案されるような重症の方にもウォートンジェリーエクソソームは効果があります。
当院では変形性膝関節症の皆様のお悩みを解決するために、最新医療の導入や情報発信に力を入れています。
膝の痛みに悩んでいる皆さんの膝を一生歩ける膝にしたり、好きなことができる膝にするのは私たちの使命です。
お悩みがある方はぜひご相談ください。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。
また、当院の公式LINEをお友達登録していただくと、LINEでも膝に関するご相談をしていただけます。
当院ではひざの治療説明会を定期的に行っております。
この説明会では、ひざの病態やひざの最新治療を知ることができます。
このようなお悩みをお持ちの方は是非当院のひざ治療説明会へお越しください!
- 膝が痛い
- 正座やしゃがみこみ、階段が辛い
- 変形性膝関節症と診断された
- 半月板損傷と診断された
- 手術療法を勧められた
- ヒアルロン酸が効かない膝の痛みがある
- リハビリテーションの効果がない
- 再生医療に興味がある
ひざ関節の専門家がみなさまに最新の治療方法を解説します。
完全無料・過去回すべて満員御礼の大人気の説明会で、皆さんへの特別特典もご用意しております!
ぜひご参加ください!
詳しくはこちら
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる