膝のPRP療法を受けられた方必見!エクソソームでさらにひざ痛改善!?
神林
みなさんこんにちは、東京神田整形外科クリニック膝治療責任者、理学療法士の神林です。
田邊院長
医師医学博士整形外科専門医、東京神田整形外科クリニック院長田邊です。
神林・田邊院長
よろしくお願いします。
神林
今回のテーマは、「PRP療法を受けた方へ、痛みが完全に良くなる最新治療、エクソソーム治療」です。
・膝の痛みがなかなか良くならない
・もう少し膝の痛みを改善したい
・再生医療初めてだけども、どんな製剤を選択したらいいのか分からない
・早期に症状を治したい
このような方はこの記事を最後までご覧いただくことで最新の最強再生医療を理解することができます。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる
最新で最強の再生医療
神林
最新で最強の再生医療といわれているのは、エクソソーム治療です。
もちろんPRP療法も非常に効果がある良い治療にはなりますが、エクソソーム治療が誕生したことにより、
・最強の再生医療=エクソソーム治療
となっています。
田邊院長
PRP治療を受けられた方は、おそらくたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。
最大手のデータでは、6万例を超えており、全体としても数10万人の方が受けられたのではないでしょうか。
この記事をご覧になっている方もPRPも受けられた方もいらっしゃると思います。
スポーツ選手でも定番になりつつあり、治療としては良い治療です。
ただ万能薬とはいえず、残念ですが効果が十分ではなかった方も多くいらっしゃるのが現状です。
私もたくさんの方に何度も行っていますが、実際に効く人もいれば効かない人もいます。
PRP治療を受けて効果を得られなかった方は、
・エクソソーム治療のウォートンジェリーエクソソーム
という治療を受けていただくと良いと思います。
PRP治療の現状
田邊院長
まずエクソソーム治療の前に、PRP治療の現状についてお話したいと思います。
この記事は、20代~30代という方から、70~80代の方まで、いろいろなご年齢の方にご覧になっていただいていると思います。
PRP治療を受けられた方は、
・ご自身の血液
を使って治療したと思います。
ご自身の血液のため安全性が高いといわれているとは思いますが、ご自身の血液は最強の血液だといえると思いますか?
どういうことかというと、60代~70代の方もご覧になっているかと思います。
ご自身の血液は若い方の血液と比べるとどうでしょうか?
若い方の血液の方が良いと感じる方も多いのではと思います。
実のところ、PRP治療はご自身の血液ではなくても、フリーズドライのようにされているものであれば、他人の血液を使っても問題はありません。
そのため、若い20代の女性などの血液をフリーズドライ加工をして治療に使うというのも可能なわけです。
ただ実際のところ、
・他人の血液を自分に入れたくない
という方が多いです。
そのため、PRP治療の現状としては他人の血液を使う治療は行われていません。
これは日本だけではなく、世界中を見てもそうです。
そのため、
・古くなった血液の細胞を使って治療する
この点がPRP治療の限界点であり、難しい部分といえます。
PRP治療のなかで、どういった細胞が有効かというと、
・血小板
です。
ですが、幹細胞と比べると修復するレベルは弱いものとなります。。
私自身再生医療に携わって長いですが、PRP治療は2015年ごろから盛んになり7~8年程経っているものです。
その中で行われた多くの症例からある程度の効果や副作用のデータが得られていると思います。
そのため、ベテラン選手という表現としては良い治療かと思います。
ただ、より良い治療ということで、エクソソームというものがあるということをお話したいと思います。
エクソソームとは
田邊院長
エクソソームとは、20代の脂肪を使った幹細胞培養上清液の治療になります。
エクソソームはとても効果のある治療で、20代の脂肪は素晴らしいものになります。
ですがさらに若い「0際の細胞」だともっと良いと思いませんか?
それが、
・ウォートンジェリーエクソソーム
というわけです。
赤ちゃんの傷はすぐ治ります。
骨折など大人であれば治るのに数か月かかりますが、赤ちゃんだと数日で治るということもあるわけです。
そのことからもわかるように、つまり赤ちゃんの細胞を使えば最強の再生医療ができるということです。
その治療を可能にしたのが、
・臍帯(へその緒)
になります。
赤ちゃんから脂肪を取ることはできませんが、へその緒は捨てられてしまうものです。
幸いにも、その捨てられるへその緒の中には、先ほどお伝えした幹細胞が含まれています。
これが、臍帯(へその緒)を使ったウォートンジェリーエクソソームが最強といわれる理由です。
エクソソーム治療の良い点
田邊院長
エクソソーム治療の良い点として、複数回投与が可能であるという点があります。
再生医療というのは、1回だけでは十分ではないんです。
これを正確に言いきれる医師ではないところで再生医療を受けるのはおすすめしません。
私も1回の治療で様子を見てみたこともありますが、やはり十分ではなく、複数回をある程度クールを持ってやっていく必要があると思いました。
種類によっては複数回打てないものもあります。
その中でエクソソームは複数回打てるため、現状としては6回の投与がおすすめです。
期間としては、
・3ヶ月かけて2週間おきに6回
この頻度がおすすめで、かなり膝の状態が良くなることが期待できます。
遠方の方であれば1ヶ月おきに受けていただいたり、症状がかなり強い方であれば最初は1週間おきに行ったり、ケースバイケースでご相談いただけたら良いと思います。
再生医療は複数回投与することが重要ということを御理解いただけたらと思います。
エクソソームの副作用
田邊院長
エクソソームはこれから投与回数がどんどん増えていく段階ですが、エクソソームの副作用は現状として全く認めていません。
理論上でも副作用に関してはほぼないのではないかと考えられると思います。
というのも先ほどお伝えした脂肪幹細胞培養上清液の投与実績は凄く多く、単純に言うとそのエクソソームはそれのアップグレード版になります。
行っていることは一緒で、使う原材料が変わるというだけなので、副作用も心配なく投与することができます。
細胞間のやり取りを活性化する
田邊院長
エクソソームは細胞間のやり取りを活性化します。
エクソソーム自体が修復するというよりは、
・エクソソームが修復するものを集めて、そこで修復する働きが起こる
ということです。
幹細胞培養上清液の中にもエクソソームが含まれてはいます。
ですが、エクソソームに焦点を当てて増幅させたものがエクソソームの製材になります。
その点が違うということをご理解いただけたらと思います。
・全身投与が可能
田邊院長
エクソソームは全身投与が可能な製剤です。
ちなみに先ほどお話したPRP治療だと血液には詰まってしまうため入れることができません。
フリーズドライのものであれば入れることはできますが、行われてはいないのが実情です。
幹細胞培養上清液・幹細胞培養治療はエクソソーム同様全身投与を行うことができます。
この全身投与ができるという点は重要なポイントになるということをご理解いただけたらと思います。
体が元気である場合とそうでない場合だと、治りというのも全然違うと思います。
それは膝も同じであり、体全身から若返るという意味で全身投与は良いというわけです。
そのため、
・膝への注射
・静脈注射
両方を行うことでより効果が期待できるためおすすめしています。
また、2023年9月の現段階だと、日本で膝にエクソソームを受けられるのはおそらく当院だけだと思います。
日本で初めて膝の再生治療としてエクソソームを導入したのが当院が初めてということです。
今後は多くの先生が同様にエクソソームを行っていくと思います。
そこで注意していただきたいのがエクソソームの質です。
表1
当院で扱ってるものは、
・東大と共同開発されたMISEVという国際基準に則って作成されているもの
になります。(表1)
そういった使われているものの質も含めてよく考えていただけたらと思います。
・エクソソームの効果
神林
エクソソームが最強の治療である理由をご理解いただけたと思います。
では、効果はいかがでしょうか?
田邊院長
エクソソームの効果に関しても最強で、膝の痛みの改善は非常に良い効果が期待できます。
また、
・軟骨が再生するかどうか
この部分は気になる方も多いのではないかと思います。
例えば「変形性ひざ関節症」と診断されて治療をする際に、痛みの改善はできても軟骨は再生されないと説明を受けるかと思います。
その点PRP治療では、「再生医療」という名の通り再生することを目的として行われています。
ですが、思った様には再生はされず、痛みを抑えるだけの成分がほとんどでした。
その中でもエクソソームというのは、軟骨が再生する可能性が十分にあると言われています。
表2
こちらの論文には、
・エクソソームは軟骨が再生することを促進する
・変形性ひざ関節症の痛みを取り、なおかつ軟骨を再生する可能性がある
ということが記載されています。(表2)
他の論文でも、
・炎症(inflammation)を抑える
という効果についても報告されています。
つまり、0歳の臍帯からエクソソームを抽出し投与することにより、
・膝の軟骨が再生して痛みが取れる
このような効果を得ることができ、本当の意味で変形性ひざ関節症を治療することができるというわけです。
今日のまとめ
神林
今回は最新で最強の再生医療であるエクソソームについて詳しく解説しました。
先ほどよりお話してきましたが、PRP療法とエクソソームは大きく異なります。
・PRP療法=ご自身の血液を用いて投与していく治療
・ウォートンジェリーエクソソーム治療=臍帯から幹細胞(エクソソーム)を抽出し膝関節に投与する治療
このようにまったく違う製剤を使った治療になります。
細胞が若ければ若いほど効果をより実感することができるため、まさにエクソソームは「最強の再生医療」というわけです。
もちろんPRP療法で良くなったという方もいらっしゃいますが、一方であまり効果を得られなかったという方もいらっしゃるのが現状です。
エクソソーム治療は幹細胞培養上清液と似ている部分も多いですが、99%ぐらいの方が効果を得られています。
・PRP療法で効果実感されなかった方
・より効果を期待している方
諦めずにぜひこのエクソソーム治療をご検討いただき、院長の診察にお越しいただけると嬉しいです。
・膝の痛みを治したい方
・膝の水溜まりを治したい方
・半月板損傷・変形性ひざ関節症と診断された方
このような方はぜひ院長の再生医療のカウンセリングにお越し下さい。
予約はWeb、もしくはお電話(03-5295-2020)でご予約でききます。
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田邊院長
最後にお伝えしますが、
・「エクソソーム」
この単語はこれから本当に何度も聞くことになると思いますのでぜひ覚えておいてください。
覚えておいて、皆さんの膝の痛みにぜひお役立ていただければと思います。
それではお待ちしております。
それでは。
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