膝のピクピクとは?その症状と特徴
今回は、「膝のピクピクする原因と対策:ストレスから栄養不足まで」というテーマでお話させていただきます。
膝がピクピクするのって何が原因なの?
膝がピクピクしてるけど大丈夫だと思っているあなた!!
放っておくと重要なことを見逃しているかもしれません。
どんな大変なことにつながるかをこの記事を読んで頂くと理解できますので、ぜひ最後まで読んでください!
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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膝がピクピクする原因とは?その症状と特徴
- 不随意運動
- 短時間の発作
- 筋肉の緊張感
- 疲労やストレスとの関連
- 他の症状との併発
膝がピクピクする原因は以下があります。
1.不随意運動
ピクピクする動きは自分の意志とは無関係に起こることが多く、筋肉が自発的に収縮する状態です。
2.短時間の発作
痙攣は通常、数秒から数分の間に起こり、突然始まり突然終わることが一般的です。
3.筋肉の緊張感
ピクピクする部位の筋肉に緊張感や不快感を伴うことがあります。
4.疲労やストレスとの関連
過度の運動や疲労、ストレス、脱水症状などが原因で起こることが多いです。
5.他の症状との併発
ピクピクする症状が他の症状(痛み、腫れ、しびれなど)と併発する場合もあります。
膝のピクピクの主な原因
- ストレスと過労
- 栄養不足(特にカリウム・マグネシウム・ビタミンB群)
- 神経系の異常
膝がピクピクする主な原因は3つあります。
1.ストレスと過労
膝がピクピクする原因としてストレスと過労があります。
①神経的影響
ストレスは自律神経系に影響を与え、筋肉の緊張を引き起こすことがあります。
これにより、筋肉が不随意に収縮し、ピクピクする症状が現れることがあります。
②ホルモンの影響
ストレスがかかると、コルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、
筋肉の緊張や痙攣を引き起こすことがあります。
③心理的要因
精神的な緊張や不安感が筋肉の緊張を引き起こし、
結果としてピクピクする症状が現れることがあります。
④休息不足
十分な休息が取れないと、筋肉が回復せずピクピクする症状が続くことがあります。
2.栄養不足(特にカリウム・マグネシウム・ビタミンB群)
①電解質の不均衡
筋肉の正常な収縮には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質が必要です。
これらの栄養素が不足すると、筋肉の収縮が不規則になり、ピクピクする症状が現れることがあります。
カリウムとナトリウムは、筋収縮にとても重要な栄養です。
ナトリウムやカリウムが不足することによって、筋収縮が円滑に行えなくなり膝のピクピクが起こることがあります。
②ビタミン不足
特にビタミンB群(B1、B6、B12など)は神経の健康に重要です。
これらのビタミンが不足すると、神経の伝達が正常に行われず筋肉の痙攣やピクピクが起こることがあります。
これから、ビタミンが不足したときにおこる現象を紹介します。
B1: 脚気やなどでの意識障害やけいれんが生じます。
B6:皮膚炎や手足がしびれて、針で刺されるような痛みが生じ、けいれん発作
B12:目の痙攣、重度になると全身が痙攣
③マグネシウム不足
マグネシウムには、タンパク質の合成、筋収縮、神経伝達等の役割があります。
マグネシウムが欠乏しても一般的に問題のない人もいますが、症状として食欲不振や倦怠感、嘔吐、痙攣等を発症します。
痙攣時に膝がピクピクする症状もありますので、栄養的な要素も大きく関わっていることも覚えておきましょう。
④脱水
水分不足も栄養不足の一環と考えられます。
脱水状態になると、電解質のバランスが崩れ、筋肉の痙攣や膝のピクピクが起こることがあります。
脱水症状から痙攣や足を攣る等の症状はよく聞いたことがあるかもしれません。
水分および栄養的な要素を見ていくと、症状の改善が見られるので食事の改善や水分補給を徹底してみてください。
また、症状の中でも膝のピクピク以外にも食欲不振や倦怠感、体調が優れないことがあれば前日の食事や一週間の食事を見直すことも必要です!
3.神経系の異常
神経系の異常として、自律神経の乱れが大きく関わります。
上記で説明した栄養的な要素やストレス、過労により自律神経が乱れることで
膝周りの筋肉がピクピク痙攣することがあります。
膝のピクピクの予防と対策
膝のピクピクの予防として、以下の方法があります。
1.十分な水分補給
2.軽い運動とストレッチ
1.十分な水分補給
水分補給はどれぐらいすれば良いかを説明させていただきます。
成人の目安
一般的には、1日に約2リットルの水分を摂取することが推奨されています。
運動量が多い方は約3リットル程度摂取することも必要です。
この量には、食事から摂取する水分も含まれます。
水分補給の頻度
水分摂取
喉が渇く前に、定期的に水分を摂取することが重要です。
特に、運動中や暑い日には、こまめに水分を補給することが推奨されます。
運動時
運動をする場合は、運動前、運動中、運動後に水分を補給することが重要です。
特に汗をかく場合は、失われた水分を補うためにさらに多くの水分が必要です。
体のサイン
喉が渇いたと感じたときや、尿の色が濃いときは水分補給が必要なサインです。
理想的な尿の色は透明または淡い黄色です。
これが、黄色が濃い尿だと水分不足を知らせるサインなので注意しましょう!
真ん中を境に水分不足を表しています。
特別な状況
妊娠中や授乳中の女性、病気や高温多湿の環境にいる場合は、さらに多くの水分が必要です。
2.軽い運動とストレッチ
①血流の改善
軽い運動・ストレッチを行うことで、血液の循環が促進され筋肉に必要な栄養素や酸素が供給されやすくなります。
その結果、膝のピクピクを改善することができます。
②筋肉の緊張緩和
軽い運動・ストレッチによって筋肉が温まり、緊張がほぐれることで、痙攣のリスクが減少します。
循環が良くなることで膝のピクピクを減少させることができます。
③神経の調整
筋肉の過剰な興奮を抑える助けになります。
軽い運動・ストレッチであると、副交感神経が促進されリラックス効果にもなるため、膝のピクピクを予防することができます。
日常生活でできる膝のケア方法
膝のピクピクを改善する日常生活でできる膝のケア方法として主に2つあります。
1.休息と適切な姿勢
2.自宅でできる簡単なリハビリテーション
1.休息と適切な姿勢
休息時にリラックスできない・ストレスをかけてしまうことは携帯をずっといじっていることです。
携帯のブルーライトやずっと携帯を握っていることによりリラックスができていないことが多くあります。
休息の取り方も大事ですが、運動の途中でも注意が必要です。
運動のしすぎで、膝のピクピクが出現する場合があるため、座りながら水分補給をすることを意識してみてください。
また、常に同じ姿勢を取っていることは筋肉の緊張を高めている可能性があります。
デスクワークで同じ姿勢を取っている際には、どんなにいい姿勢を取っていても膝のピクピクをするのは改善出来ません。
そのため、適宜体を動かす事や膝の曲げ伸ばし運動を行うことで膝のピクピクを改善できることがあるため実践してみてください。
2.自宅でできる簡単なリハビリテーション
休息時に必要なことは、呼吸を意識することです。
ゆっくり息を吸い、ゆっくり息を吐くことを意識してみてください。
この際に、お腹を動かすようにするとよりいいです!
特に、おすすめはお風呂の中で行うことです。
湯船につかりながら行うことで全身の筋肉が緩みながらリラックスすることにより、痙攣を改善できます。
その結果、膝のピクピクを改善することもできるので行ってみましょう。
姿勢に関しては、身体が丸まらないことが大切です。
姿勢が丸まっていると、呼吸も浅くなります。
姿勢は、できるだけ体をまっすぐにすることを意識して呼吸を意識してみましょう。
食生活も意識してみてください。
偏った食事ではなく、栄養バランスを考えた食事を意識して食べることも膝のピクピクを改善する方法の一つです。
是非、やってみてください。
医療機関を受診するタイミングは?
膝がピクピクしてから、1週間経過しても変化がないまたは頻度が増えている場合は受診目安です。
1日だけ膝のピクピクがあった場合は、飲酒等の食生活の乱れが原因の場合も考えられるため、一時的な場合も考えられます。
医療機関を受診するタイミングは、膝のピクピクの頻度が減らないもしくは増えてる時です。
まとめ
「膝のピクピクする原因と対策:ストレスから栄養不足まで」というテーマでお話をさせていただきました。
今回は、大きく膝のピクピクが起きる原因や症状、対策を説明させていただきました。
膝のピクピクする原因は、膝だけでないことが分かっていただけたでしょうか。
膝のピクピクする際には、身体の異常を知らせている可能性もあります。
栄養やストレス、姿勢等の日常生活による影響が大きく関わってきます。
まずは、膝のピクピクが気になった際には日常生活に問題があるのではないかと自分自身に確認してください。
膝のピクピクが気になる、膝のピクピクが収まらない際はまずは整形外科を受診してみてください。
どこを受診すればいいかわからない際は、当院へ受診してみてください。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
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