膝のお皿がグラグラする時の対処法やグラグラする時の原因とは?
日常生活において膝のお皿がグラグラすることはありませんか?
お皿がグラグラする。それによって膝が抜けるのではないかという心配を抱えてる方に今回は、グラグラの対処法とグラグラの原因を考えていきましょう。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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①膝のお皿がグラグラする原因とは?
膝のお皿がグラグラする原因として考えられる原因は3つあります。
- 単純性膝関節不安定症
- 複合型膝関節不安定症
- 慢性的な膝関節不安定症
単純性膝関節不安定症
膝のお皿がグラグラする原因の1つ目は単純性膝関節不安定症です。
膝の靭帯や半月板、関節包のどれか1つに問題がある時膝のお皿がグラグラしてきます。
複合型膝関節不安定症
膝のお皿がグラグラする原因の2つ目は複合型膝関節不安定症です。
膝の靭帯や半月板、関節包が同時に問題がある時膝のお皿がグラグラしてきます。
慢性的な膝関節不安定症
膝のお皿がグラグラする原因の3つ目は慢性的な膝関節不安定症です。
②膝にある4つの靭帯
膝のお皿がグラグラする原因において膝の靭帯は見落とせません。
膝の靭帯には4つあり膝のお皿をグラグラが起こらないように支えています。
今回はこれらの靭帯を1つずつ説明していきます。
- 前十字靭帯
- 後十字靭帯
- 内側側副靱帯
- 外側側副靭帯
(図1)
前十字靭帯
膝のお皿をグラグラから抑える1つ目は前十字靭帯です。
関節内部、脛骨の前から大腿骨の後に向かって伸びる靭帯です。
役割:膝の伸びすぎを予防・膝が前にズレないように制限します。
損傷した時:前方へのグラグラが生じます。
後十字靭帯
膝のお皿をグラグラから抑える2つ目は後十字靭帯です。
関節内部、脛骨の後ろから大腿骨の前に向かって伸びる靭帯です。
役割:膝の曲がりすぎを予防・膝が後ろにズレないように制限します。
損傷した時:後方へグラグラが生じます。
内側側副靱帯
膝のお皿をグラグラから抑える3つ目は内側側副靱帯です。
関節内側の大腿骨から脛骨まで伸び、内側半月板に着く幅広で強力な靭帯です。
役割:膝の外側からくるストレスに抵抗して膝を保護します。
損傷した時:内側へグラグラが生じます。
・外側側副靭帯
膝のお皿をグラグラから抑える4つ目は外側側副靭帯です。
大腿骨外側から腓骨の頭に伸びる丸みを帯びた紐状の靭帯です。
役割:膝の外側からくるストレスに抵抗して膝を保護します。
損傷した時:外側へグラグラが生じます。
③膝のお皿のグラグラへの対処法
膝のお皿のグラグラへの対処法として今回は膝のサポーターを紹介します。
サポーターを身につけることによって膝のお皿のグラグラは軽減しやすいです。
膝のサポーターの利点を2つ紹介していきます
- 膝を安定させる
- 触圧覚を刺激する
(図2)
膝を安定させる
膝のお皿のグラグラへの対処法へのサポーターの利点1つ目は膝を安定させる事です。
サポーターをつけることによりグラグラした部分の固定性が効きます。
固定性が増すと、膝の負担が減ります。
これにより、膝のお皿のグラグラが軽減されやすくなります。
触圧覚を刺激する
膝のお皿のグラグラへの対処法へのサポーターの利点2つ目は触圧覚を刺激する事です。
触圧覚とは皮膚に何かが触れ圧力が加わるような刺激に対する感覚です。
触圧覚は痛みを感じるよりも早く脳に伝わります。
固定することにより痛みの反応を遅らせ、痛みを感じにくくします。
この事から、動きへの変則性が少なく膝のお皿のグラグラを抑制しやすくなります。
④膝のお皿のグラグラが気になる時
膝のお皿のグラグラには、3つの要因があり、特に靭帯についての説明とサポーターで膝のお皿のグラグラを軽減することを説明してきました。
しかし、膝のお皿がグラグラした際には自己判断等せずにまずは整形外科に受診を検討してみましょう。
東京神田整形外科クリニックには膝治療に特化した専門医が在籍しており、皆様一人一人の症状に合わせた治療方針をご提案させていただいております。膝サポーター等も当院にて安価で購入できますのでまずは整形外科へ受診の検討を行ってみましょう。
⑤まとめ
今回は、膝のお皿のグラグラの対処法と原因について話してきました。
膝のお皿がグラグラする原因として考えられる原因は3つあります。
- 単純性膝関節不安定症
- 複合型膝関節不安定症
- 慢性的な膝関節不安定症
膝のお皿のグラグラには上記3つの要因があり靭帯の影響が少なからず存在します。
それに伴い、サポーターでの固定による膝のお皿のグラグラを抑える説明を行いました。
しかし、膝のお皿のグラグラがある際には自己判断せずに一度整形外科に受診を検討していきましょう。
東京神田整形外科クリニックでは膝関節における認定医が在籍しており、皆様の膝の状態に親身に治療方針等決めて参りますので気になる症状等あれば当院にお越し下さい。
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